1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:07:02.84ID:Wxo7bxF50
くみん「………」
森夏「………」
森夏「……は?」
くみん「?」
5:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:08:25.55ID:Wxo7bxF50
~数分前~
森夏「しっかしあの二人…完全にデキてるわよね」
くみん「?デキてるって?」
森夏「ちょっと…少し考えればわかるでしょ?それぐらい…」
凸守「何の話Deathか?」
森夏「あんたには関係ないの」
凸守「?…とりあえず、残りのお皿提げてきちゃいますネ」
くみん「あっ、ごめんねぇありがと~」
6:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:09:24.63ID:Wxo7bxF50
森夏「まぁひっつくのも時間の問題だろうとは思ってたけど…」
森夏「こんな時間に二人で抜け出して、どこ行ってんだか」
くみん「どこに行ったの?」
森夏「そんなの知らないわよ!//」
くみん「はうっ、どっ、どうして怒るの~…?」
8:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:10:31.99ID:Wxo7bxF50
森夏「まったく…」
くみん「……顔赤いよ?」
森夏「うるさい!//」
くみん「はぅぅ」
森夏「………」
くみん「………」
くみん「…あっ、そうだ!それじゃあ…」
10:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:11:48.56ID:Wxo7bxF50
~そして冒頭~
森夏「…い、いきなり何言い出すのよ」
くみん「そこはほら…ねぇ?流れ的に」
森夏「流れ的にって…そ、そんなの、あんたに関係ないでしょ」
くみん「え~?気になるよ~」
森夏「付き合ったことなんて…そんな…」
森夏「………」
くみん「?」
11:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:12:48.37ID:rAPZrie10
モリサマちゃんかわいいね12:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:12:53.37ID:Wxo7bxF50
森夏「…そ、そういうあんたはどうなのよ。いたの?彼氏」
くみん「うん、いたよー」
森夏「ほらやっぱりあんたも…って、えっ?!」
くみん「?どうかした?」
森夏「嘘…えっ?ホ、ホントに?」
くみん「うん、ホントだよ~」
森夏「………」ぼーぜん
14:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:14:22.70ID:Wxo7bxF50
森夏「……ご、ごめんなさい。ちょっと…いや、かなり意外だったから」
くみん「?そうかなぁ」
森夏「え、えぇ。てっきりそういうことには疎いもんだと…」
くみん「なんだかねぇ、知らない間にできてたんだぁ」
森夏「知らない間に?何それ」
くみん「私が居眠りしてる内に告白をおっけーしちゃってたみたいで…」
森夏「すごい状況ね、それ…」
15:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:15:07.13ID:SiepvyI70
ええいこんなときに一色は何をやってるんだ17:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:15:21.44ID:Wxo7bxF50
くみん「少しだけデートして、すぐに別れちゃったんだけどねぇ」
森夏「ふーん、そうなんだ」
森夏(…でも何にせよ、この人には恋愛経験があるんだ…)
森夏(あの二人もどうせすぐひっつくだろうし、となると、恋愛経験が無いのは…)
凸守「これで全部Death!」
くみん「凸ちゃんありがと~」
森夏(私とこいつだけか……)
23:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:22:45.40ID:Wxo7bxF50
凸守「…で?二人してこそこそと何の話Deathか?」
凸守「…はっ!もしや、画策してこの私を倒そうと…?!」シュバッ
森夏(……ま、こいつは無いわね)
森夏「あんたにはまだ早いわよ」
くみん「凸ちゃんは昔付き合ってたこととかある?」
森夏「ちょっ、ちょっと!」
28:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:27:14.53ID:Wxo7bxF50
凸守「?付き合ったこと…Deathか?」
森夏「…ふぅ。聞くだけ無駄だって」
凸守「………」
森夏「いーわよ。無理して答えようとしなくても」
凸守「……かつて、私の右腕として働いていた男なら、いました……」
29:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:27:58.37ID:Wxo7bxF50
森夏「ほらね?こいつに惚れた腫れただなんてのは…」
森夏「…って、え?」
くみん「そうなんだ~」
凸守「はい」
森夏「ちょ、え、う、嘘でしょ?」
凸守「嘘などではありまっせんこのニセモリサマっ!」
森夏「なっ…!だ、誰が…!」
30:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:28:51.24ID:Wxo7bxF50
凸守「奴も中々良いセンスを持っていましたが…残念Death」
森夏「ねっ、ねぇ!それも、いつもお得意の妄想なんでしょ?!」
凸守「?何を言っているDeathかニセサマー…」
凸守「全て、本当のこt」
森夏「嘘うそうそ!!!!そんなの絶対嘘よ!!!」がくがくがく
凸守「のわわっ…!な、ななな何をするでででDeathかぁー!」ぐわんぐわん
森夏「お願いだから嘘って言ってぇぇええ!!!!!」
33:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:29:41.67ID:Wxo7bxF50
凸守「…ふぅ、酷い目にあったDeath…」
くみん「あはは…」
森夏「うぅ…こんな、こんなのって…」
森夏「…そうだ。それで?前に付き合ってた子はどうしたのよ」
凸守「ふふん、聞きたいDeathか?」
森夏「いいからさっさと話す」
凸守「うぐっ…牛乳を出してくるとは卑怯な…いいDeath、教えてやりましょう」
くみん「わー」
35:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:30:58.52ID:Wxo7bxF50
凸守「ーーーそして、私の右腕となったその数日後、
彼が私の真の姿に気付いた途端!…突然、連絡が途絶えたのDeath…」
森夏「………」
森夏「…ま、そりゃそうなるわよね」
凸守「きっと彼は私とは敵対していた組織のうんたらかんたら」
森夏「あーはいはいそこまでね」
37:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:31:39.95ID:Wxo7bxF50
くみん「それで、モリサマちゃんは?」
森夏「へっ?」
くみん「もうみんな言ったし、後はモリサマちゃんだけだよ」
森夏「うっ、わ、私は…」
くみん「ほらほら、早く早くぅ~」
森夏(…この流れで「私だけ付き合ったことがありません~」だなんて…
そんなの、恥ずかしくて言えるわけないじゃない!)
39:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:32:58.20ID:Wxo7bxF50
くみん「………」きらきら
森夏(…うっ、でも、ここはやっぱり正直に言った方が)
森夏「……わっ、私はまだ」
一色「丹生谷に彼氏がいないわけないだろ!!」
「「??!!」」
42:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:35:25.60ID:Wxo7bxF50
森夏「いっ…一色?!」
くみん「一色くん…起きたの?」
一色「えぇさっき……ってそんなことより、
そんな質問、丹生谷にしたって自慢話になるだけっすよ!!」
くみん「モリサマちゃん恋愛経験豊富そうだもんねぇ…」
森夏(うぐっ…一色の奴、余計なことを…)
凸守「…ん?でもさっき「まだ」って言ってるのが聞こえ」
森夏「ふんっ!」ごすっ
凸守「のわうっ!」きゃいんっ
43:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:36:29.54ID:Wxo7bxF50
凸森「い、痛いDeath…」
一色「で、どうなんだ?!いたのか?!」
森夏「へ?そ、そりゃあ、もちろん…」
一色「もちろん?」
森夏「………」
森夏(…言え!言うのよ森夏!私に恋愛経験はありませんでしたと!)
45:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:38:12.43ID:Wxo7bxF50
森夏「わ、私には」
くみん「あれ?もしかしてモリサマちゃん…」
森夏「………」
森夏「…もちろんいたに決まってるでしょ」
くみん「わぁ、やっぱりそうなんだ~」
一色「ほらなー!」
森夏(やってしまった…orz)
47:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:39:38.79ID:Wxo7bxF50
一色「それじゃあさ、今までに何人ぐらいと付き合ったんだ?!」
森夏「へ?に、人数?……そ、そうね……に、20人…とか?」
一色「20?!20人なんて聞いたことねーぞ!」
くみん「モリサマちゃんすごーい!」
森夏「ま、まぁね…!当然よ」
(やばいちょっと言い過ぎたたかも…)
48:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:40:58.06ID:Wxo7bxF50
一色「それじゃあやっぱり男に物貢がせたりとかもしたのか?!」
森夏(貢がせ?!いつの時代の話よ!)
一色「なぁ、どうなんだ?」
森夏「……そ、そんなのさせてたに決まってるじゃない」(私の馬鹿ー!)
くみん「じゃあ~、今まで貰った中で一番高かったものは?」
森夏(えぇっ?!何その質問!)
50:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:42:10.47ID:Wxo7bxF50
くみん「………」きらきら
森夏(…こ、ここは無難な返答を…)
森夏「え?と……車?とか…」
一色くみん「車??!!」
51:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:42:37.90ID:gmfcECpq0
おいおい52:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:43:02.70ID:Wxo7bxF50
一色「すげー!車貢がせるとかお前何年生まれの人だよ!」
くみん「すごいねぇ~!今度乗せて~!」
森夏「えっ?あっ、まっ、待って待って!やっぱ今のナシ!消しゴム!消しゴムにしよう!」
一色「な、なんか急にショボくなったな…」
くみん「ま、まぁ学生だし…」
凸守「…この嘘つきめが」ぼそっ
森夏「………」じろっ
凸守「………」ささっシュバッ
53:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:43:53.97ID:Wxo7bxF50
六花「今帰った」
凸守「おぉマスター!よくぞ帰られた!」
勇太「みんなして盛り上がって…何の話?」
一色「おぉ勇太、聞いてくれよ、丹生谷の恋バナが凄くてよ…!」
勇太「恋バナ…?」
54:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:44:54.28ID:Wxo7bxF50
勇太「…あれ?丹生谷、付き合ったことなんか無いとか言ってなかったっけ?」
森夏「」どきっ
勇太「そもそも中学時代があんなでどうやって…俺が言えたことじゃないけど」
森夏「………」
凸守「………」にや
くみん「……?」
一色「………」
55:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:45:45.88ID:Wxo7bxF50
森夏「………」
一色「…お、おい」
森夏「………」
一色「それってどういう…」
森夏「……は」
一色「は?」
森夏「…爆ぜろ、リアル!」シュバッ
一色「?!」
凸守六花「…!」
凸守六花「弾けろ、シナプス!」シュババッ
凸守森夏六花「バニッシュメント・ディス・ワールドッッ!!!!」
おわり
57:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)01:47:08.67ID:Z3yFNDSN0
は?(威圧)63:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)02:21:24.83ID:YRiRsGnu0
これはこれでいい64:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/17(土)02:34:54.25ID:FqJaP13o0
もりさまちゃんっぽいな
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