4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 15:37:25.32 ID:o2pbAE4mO
ゼハート様どんな顔で出ていけばいいの…… 3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 15:35:54.10 ID:7MovtHXk0
フラム「ここは?」
ザナルド「なんと美しい…… 立体映像ではないのか?」
ユリン「ううん。この景色は本物」
レイル「じゃあ俺たち、エデンへ来られたのかい?」
ルゥ「それもちょっと違うかな」
ディーン「途中で退場した人はみんなここへ来るんですよ」
フラム「そういえば私たち、昨日死んだばっかりなのよね」
ユリン「ここは輪廻する魂の休息と修練の地……」
ボヤージ「まぁゆっくりしていったらいい。ここには戦争もないからな」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 15:39:46.02 ID:7MovtHXk0
ザナルド「地球種も来ているのか?」
グルーデック「死んだものに地球もヴェイガンもないということだ」
ボヤージ「宴の用意をして待っていたぞ。さぁ来なさい」
フラム「その前に、マジシャンズ8のドール・フロストは来ていませんか?」
ミンク「ウチのフロスト隊長かい」
フラム「そうです。兄をご存知なんですか?」
ミンク「ああ、あんたフラムちゃんか! 写真で見せてもらったことあるよ」
レッシー「待っててん。呼んでくるから」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 15:44:56.05 ID:7MovtHXk0
フロスト「フラムか……! おお、ずいぶん大きくなって」
フラム「……お兄ちゃん……」
フロスト「お前までこっちへ来ていたとはな」
フラム「あれから私、士官になってゼハート様のところへ行ったんだよ」
フラム「お兄ちゃんが最期にゼハート様をかばったって聞いたから、どんな人かと思って」
フロスト「ゼハート様なら我らヴェイガンを正しく導いてくださるさ」
フラム「うん… そうだとわかってよかったよ……」
デシル「水をさすようですまない。あんたゼハートを知ってるのかい?」
フラム「はい。あなたは?」
デシル「ゼハートの兄なんだ。といっても、このフロストよりちょっと前に死んでたけどな」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 15:46:49.66 ID:moC6u66H0
ゼハート出て行きにくい空気すぎてニヤニヤしてしまう 16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 15:50:32.00 ID:eMkOAM460
魔中年すっかり丸くなっちゃって… 17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 15:50:51.43 ID:7MovtHXk0
メデル「わたしにも聞かせてくれないか。ゼハート様がコールドスリープへ入られた時」
メデル「わたしは行き違いで死んだのだ…」
フラム「ゼハート様はイゼルカント様の後継者に選ばれましたよ」
デシル「何だそりゃ? 大出世じゃねぇか!」
ザナルド「わたしはそれを僻んでいたのかもしれん……」
フロスト「さすがゼハート様。やはりあの時死なせてはいけない方だったか」
デシル「コッチへ来たら、盛大にお祝いしてやんないとな!」
フラム「来ないといいですけどね」
メデル「殊勝なことを言うようになったな、デシルも…」
デシル「やめてくださいって! 昔の話はさぁ」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 15:57:50.55 ID:7MovtHXk0
ギーラ・ゾイ「変わったのはデシルだけではないぞ」
グルーデック「ここにいる誰もが、生前はあの戦争に翻弄されてきた」
ボヤージ「地球人同士の争いなど、バカげたことに夢中だった者もいる」
ギーラ「ファーデーンでのことか… あの頃、我々ヴェイガンは強かった」
ギーラ「だがそれはEXA-DBを解析しただけにすぎなかった」
ギーラ「かつて地球の文明を滅ぼしかけた黒歴史を再び蒸し返してしまったのだ」
アラベル「やめようよ、父さん。生きてる人たちは、これからもっと良くなるんだから」
ディーノ「そうですよ。もうじき戦争も終わります」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 16:05:22.84 ID:7MovtHXk0
ギーラ「プロジェクト・エデンはここで完成したのだな…」
デシル「そういえば、イゼルカント様の後継者がゼハートになったって言ってたな」
フラム「はい。軍の指揮だけでなく、計画も任されたとか」
デシル「そのイゼルカント様はまだ来ていないな」
ザナルド「マーズ・レイは深刻だが、まだ持ちこたえているようだ」
ルゥ「私に薬をわかてくださったの。大丈夫だったのかしら」
フラム「後のことはゼハート様に任せて、ゆっくり休んでいるはずよ」
ディーノ「当分来ないといいな」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 16:11:55.22 ID:7MovtHXk0
ダダダダダ
シモンズ「フラムさん! フラム・ナラが来ているというのは本当ですかっ!」
フラム「あ… ルナベースの基地司令」
フラム(この人私が殺したんだっけ)
フラム(どうしよう、気まずいなぁ……)
シモンズ「すみませんが、もう一度お願いできませんか」
フラム「…?」
シモンズ「『お前のような汚らわしい男が』のくだりですよ!
あの時、コクピットの映像を見てましてね」
シモンズ「汚らわしい話ですが… その… あの目が忘れられなくなりまして」ズリズリズリ
フラム「ひっ!」
シモンズ「お願いですぅ~! せめてもう一度!」
フラム「お兄ちゃん! この人おかしい!」
フロスト「ハハハッ フラムも罪な子だなぁ」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 16:14:28.00 ID:7MovtHXk0
ゴキッ
ジラード「やめなって、いい年してみっともない」
フラム「ジラード!」
ジラード「よぉ、久しぶり。あんたも死んだの?」
フラム「うん… そうみたい」
ジラード「誰にやられたの? やっぱあのガンダム?」
フラム「ううん、そこの… えっと」
キノコ「オブライト・ローレインだ。ジェノアスOカスタムに乗っていた」
ジラード「ジェノアスで!?」
レイル「僕もこの人にやられたんですよ」
ジラード「あんたバケモノだな……」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 16:16:08.80 ID:cuHopWZf0
あのビームソードくるくる回すのはかっこよかったな 48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 16:23:31.26 ID:UjUDaoq40
オブライトさん格好良かったよ 46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 16:18:24.84 ID:7MovtHXk0
ウルフ「そういうあんたも、Gエグザスの系譜の機体で頑張ったようじゃねぇか。嬉しいぜ」
キノコ「ウルフ隊長!」
ウルフ「よぅオブライト! その年まで無事だったか」
キノコ「ええ、アセムの子と一緒に戦いましたよ」
ウルフ「そうかい。いろいろつもる話もあるだろうが、まずはレミちゃんに会ってやりなよ」
ウルフ「ずっとお前を待っていたんだ」
キノコ「だいぶ年が離れましたけどね。彼女はどこにいるんですか?」
ウルフ「こっちだ。案内しよう」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 16:28:49.13 ID:7MovtHXk0
ゴドム「アスノ家から誰も来ていないということは、ガンダムは三機とも無事か」
フラム「……」
ザナルド「……そ、そうだな」
ゴドム「せめて一機くらいはと思ったのだがな」
アビス「グルドリンのおかげで、連邦もけっこう損害を被ったんだぜ」
ゴドム「まったく、それを倒したお前が、こうも簡単にこっちへ来るとはな」
アビス「仕方ないさ。俺も心残りがないではないけどな」
シャナルア「これでアビス隊は全滅、ディーヴァで生き残ったのはキオと元総司令だけね」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 16:37:41.19 ID:7MovtHXk0
ユリン「それが、あの…… フリットなんだけどね」
アビス「総司令に何かあったのかい?」
・
・
・
ウルフ「レミちゃんとオブライトを会わせたんで、俺が代わりに掃除をすることになってしまった」
ウルフ「最高が似合う、最高の俺が最高のモップ掛けをしてやるぜ!」
ウルフ「……しかし一人じゃキツいなぁ。ちょっと手伝わせるか」
コンコン
ウルフ「お~いフリット! 出てきて手伝えよ~!」
フリット「……」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 16:39:11.35 ID:NdX3MZ2G0
え? 63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 16:43:15.04 ID:7MovtHXk0
アビス「総司令が来ている……?」
ユリン「はい」
ゴドム「では誰かがガンダムを?」
ザナルド「まさか、そんな報告は受けていないぞ」
ユリン「知らないのも無理はありません」
ボヤージ「フリット・アスノ…… あの頃の姿で来たと思えば、部屋に閉じこもってしまってな」
フラム「あの人が? だってとっくに引退しててもいい年なのに、出撃してくる人ですよ」
デシル「だよな。一体外でどうしたんだ?」
ユリン「デシルが何かしたんじゃないの?」
デシル「いや、俺じゃないよ!」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 16:47:51.91 ID:7MovtHXk0
ウルフ「仕方ない。新入りの誰かに手伝ってもらおうっと」
ウルフ「そうだ、女の子がいたっけな。いやまだ子供だったか…… まぁいいや」
・
・
・
ウルフ「お~い! 誰か来てくれ」
ユリン「ウルフさん、どうかしました?」
ウルフ「フリットが掃除を手伝ってくれねぇんだ。代わりに誰か頼む」
フラム「あの… 私、フリット・アスノの所へ行ってみてもいいですか?」
ウルフ「ああ。だけど会ってくれるかな」
フラム「ヴェイガンにはゼハート様がいるように、地球側のリーダーなんでしょう?」
フラム「ちゃんとしててもらわないと、戦争が終わってから困ります」
デシル「そうだな。俺も行くぜ!」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 16:53:30.83 ID:7MovtHXk0
コンコン
フラム「フリット・アスノ総司令。お話が」
ボヤージ「ああちょっと待ってくれ、お嬢ちゃん」
ボヤージ「フリットはワシといた頃の… 子供の頃のまま来たんだ」
デシル「外ではずいぶん偉くなったようだけどな」
フラム「フリットくん? ちょっとお話してもいいかな?」
デシル(切り替えはえぇ……)
フリット「新しく来た人ですね? UEですか?」
フラム「UEってなに?」
デシル「その昔、地球ではヴェイガンのことをそう呼んでたんだ」
フラム「そうよ」
フリット「あなたも、僕に殺されてきたの?」
フラム「いや、違うけど…… 開けていいかな」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 16:56:07.13 ID:CnN6N/EQO
総司令じゃないフリットか…
死んだのは優しい心か 70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 16:59:25.26 ID:7MovtHXk0
ギイィ……
デシル「辛気臭い部屋だな。さすが死人だぜ」
ボヤージ「ワシらも人のことは言えんだろう」
フラム「この子がフリット・アスノ……」
フリット「初めまして。未来の僕のことを知っているんですね?」
フラム「うん。モビルスーツで戦ったこともあるわ」
フラム「あなたはまだ死んでいないはず。どうしてここにいるの?」
フリット「ぼくは救世主になりたかったんです……」
フリット「UEから地球を守る救世主に」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 17:10:03.58 ID:7MovtHXk0
デシル「この子な、初期のコロニー襲撃で母親を亡くしているんだ」
ボヤージ「それ以来戦い続けてきた子だ……」
フリット「でもキオは、僕のことを救世主なんかじゃないって」
フラム「確かに、キオ・アスノのやり方とは正反対だからね……」
デシル「でもシャナルアはキオのことを、爺ちゃんの教育を受けた子だって」
フラム「あの子はその後変わったみたい」
フラム「でも私がいた時代のフリット・アスノは、噂だけど酷い話ばかり聞いているわ」
ボヤージ「いい子でありすぎたのだよな……」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 17:10:57.26 ID:cuHopWZf0
ということは海賊になる前の白アセムもこの空間に! 76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 17:15:04.02 ID:PzksqX0Y0
白アセムは自分の意思で海賊になっただろ!いい加減にしろ! 78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 17:19:07.81 ID:7MovtHXk0
フラム「フリットくん、あなたはまだ死んでいないのよ」
フリット「同じようなものだよ…
みんなを守る救世主なんて、あの時代では求められていないんだから」
デシル「そう言うなって。あいつらだって、いつまでも戦争やってる訳わけじゃねぇのよ」
デシル「俺みたいなのはともかく、ちゃんとしたリーダーがいないとな」
フラム「デシル様の言う通りよ。戦争は終わってからも大変なんだから」
フラム「地球人たちをまとめられる人がいないと、またもめ事が起こってしまうわ」
デシル「ヴェイガンにはゼハートがいるから安心だけどな」
フリット「じゃあ、まだ僕は… いいのかな……」
フラム「いいのよ。お願い、あの時代のフリット・アスノを止めてあげて」
フリット「まだ、やれることがあるんだ……」
フラム「あるよ! あなたにしかできないことが」
フリット「そうだ……」
フリット「うん、僕行ってくるよ!」
フラム「今度こそなるのよ。本物の救世主に!」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 17:21:06.40 ID:NdX3MZ2G0
これゼハート出てきたらどうなるんだ… 81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 17:21:26.56 ID:hgGNsXKT0
ゼハート「皆が心配だから来た」 88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 17:32:10.43 ID:7MovtHXk0
ユリン「フリット! 出てきてくれたのね」
フリット「心配かけてごめん。また行かなくちゃ」
ウルフ「最終回に間に合って良かったな!」
ジラード「フリットがむこうに戻るんだって?」
アビス「戦後のことを考えれば、しっかりリーダーをやれる人は必要だからな」
ダズ「お願いします…
ゼハート様とともに、ヴェイガンが地球人と共存できるようお導きください!」
フリット「キオみたいに全員助ける、とはいかない」
フリット「撃つべきものは撃つしかないと、ぼくは知っているから」
ジラード(……案外わかってるじゃないの)
フリット「だけど、守るべきものは守ってみせます!」
ウルフ「その意気だ。もうこっちへ来るなよ! それとアセムによろしくな」
ユリン「じゃあ私はフリットをむこうに送ってきますね」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 17:41:17.76 ID:7MovtHXk0
フラム「……あの子、ちゃんとフリット・アスノを止められるかな」
フロスト「期待しようではないか」
デシル「何だかんだで頭のきれるヤツだからな。あいつとゼハートがいれば何とかなるさ」
フラム(そうだ… 私もユリンと一緒に行けばよかった)
ジラード「そしたらゼハート様を一目見られたのに…」
フラム「か、勝手なこと言わないでよ!///」
ジラード「へぇ、その様子じゃまだゼハートとは何もしてないんだ?」
フラム「何もって何よ! ゼハート様はただの上官なんだからね!」プンプン
ジラード(どうしよう、かわいいぞ……)
デシル「え、何の話? ゼハートにまさかそんな」オロオロ
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 17:42:59.11 ID:7MovtHXk0
フラム「何でもありません! 気にしないでください」
デシル「そ、そうだな… うん。ゼハートもこれから忙しくなるだろうし」
ジラード「何しろヴェイガン全体のまとめ役だもんなぁ」
ザッ
ゼハート「それがだな…」
フラム「ゼハート様!?」
デシル「いたのかよ!」
ザナルド(……俺たち、何のために死んだんだろうな……)
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 17:46:22.01 ID:7MovtHXk0
フラム「ゼハート様! 今までどこにいたんですか!?」
ゼハート「いや、最初からいたんだが… 出ていきずらくてな……」
ジラード「あんた死んでたの?」
ゼハート「うん、ああ…… 実は」
フラム「でもいつの間に? 私やザナルド様がやられた時点で、もう残り時間少なかったのに」
ザナルド「ま、まさかお前… その間に……?」
ゼハート「そ…… そう… なんだ……」
フラム「なんと……」
デシル「まぁ、相手がガンダム三機じゃなぁ。正直言って無理だろ」
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 17:53:43.71 ID:7MovtHXk0
ゼハート「え、ええ… あれは手強くて…」
フラム「……ゼハート様、本当に?」
ゼハート「な、何を言うんだ!」
フラム「やけに歯切れが悪かったなぁ~ って」
ゼハート「そそsそんなことはないぞ!」
ゼハート(シドも破壊したし、もうヴェイガンにガンダムに敵うXラウンダーは残っていまい)
ゼハート(つまりアスノ家の三人、特にアセムがここへ来る可能性は無いに等しい!)
ゼハート(このまま乗りこすんだ、ゼハート・ガレットよ!)
フラム「う~ん、いつもはもっと」
デシル「そんなに疑うなら見てみようぜ」
ゼハート「えっ」
デシル「レギルスって、EXA-DBのデータを使って作ったワンオフ機だろ?」
デシル「データとるために、コックピットにレコーダーとかついてたんじゃないの?」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 17:55:31.54 ID:KSxlk8R/0
いかん
遺言の「嫁作ってラブラブ子作りセ○クスしてみたかった」発言が晒されてしまう 110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 17:59:54.38 ID:7MovtHXk0
・
・
・
ジラード(アイツか……)
フラム(……)ヒクヒク
デシル(……え、笑っていいの? いいの?)プルプル
ゼハート「これは……」
ジラード(やめとけって! ヘタに言い訳すると……)
デシル「だよな… あの、あれだ、頭に来ててうっかり、みたいなさ」
ゼハート「兄さん…」
ギーラ「レギルスにこめられた黒歴史の記憶が、闘争本能を呼び戻してしまったのか…」
デシル「よくあるよくある! 俺もイライラしてるとよく変なミスするしさ!」
フラム「そう… ですよね……」
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 18:05:21.78 ID:7MovtHXk0
デシル「それにあのアセム・アスノは強かったしな! Xラウンダー能力とか通用しないの」
ジラード「ああ、だからか」
デシル「でもおかしくてよぉ、スーパーパイロットだー! とか言ってんのな」
フラム「……それにやられたんですね」ボソッ
ジラード「」ブフッ
ゼハート「……」
デシル「オイ笑うなよ!」
フラム「そうだよ、ジラード。デシル様だってさっきまでちゃんと堪えてたんだから」
ジラード「う、うん……」
デシル(なにこの子こわい)
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 18:09:44.28 ID:7MovtHXk0
フラム「でも仕方ないですよね。戦争なんだから、あの黒いガンダムにやられたって」
ゼハート「……」
フラム「でもその後はなんですか!?」
ジラード「やめて!」
デシル「もういいだろ…… なぁ……」
フラム「愛する人となんですって? えぇ!?」
ゼハート「こ、子を……」ポソポソ
フラム「へぇ……」
フラム「ゼハート様って、童貞だったんですか?」
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 18:13:17.11 ID:8eCcGCCn0
ゼハートさmm;; 124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 18:15:13.95 ID:7MovtHXk0
ゼハート「わ、わたしが……?」
フラム「だってそうじゃないですか!」
デシル&ジラード「」シーッ!!
フラム「海賊にやられた上に、最後の最後でそんなこと考えてたなんて!」
デシル&ジラード(あ~あ……)
フラム「童貞のくせに、『将兵の名を覚えて~~』とかやってたんですね?」
デシル「オイそれは関係ないだろ!」
フラム「じゃあ関係ある話しましょうか?」
フラム「『やっと俺に追いついた』って」
フラム「アセム・アスノは子供いますよね?」
ゼハート「」
フラム「しかも相手は誰でしたっけ? 三人仲良く写ってましたけど?」
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 18:21:02.96 ID:7MovtHXk0
ゼハート「ハイスクールの頃… 満たされていた時期のことだ……」
フラム「どうして走馬灯のように出てくるシーンがそんななんですか!」
フラム「どうせあの頃ならやれたのにな~ とか考えてたんでしょ!」
ゼハート「……すまない……」
フラム「もう! そんなゼハート様は、わた… 私が……」モジモジ
ジラード(え、コレ何展開?)
フラム「私が面倒みてあげるんだから!///」
デシル「!?」
ゼハート「……」
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 18:22:21.61 ID:x9YXm4gr0
ゼハートはホモだから駄目だ 141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 18:25:23.19 ID:7MovtHXk0
フラム「それで今度こうなった時は、ちゃんと私のことも思い出すように…」
フラム「聞いてるんですかゼハート様!」
デシル「あ、ゴメン。意識ないみたいよ。聞こえてなかったんじゃない?」
フラム「……へ?」
ジラード「あんたがあんまりいじめすぎるから…」
シモンズ「さすがです、フラムさんっ!!」
フロスト(やっぱり助けるんじゃなかった……)
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 18:30:16.14 ID:7MovtHXk0
ユリン「ただいま~」
ウルフ「おうおかえり。ちょっと来てみな」
ユリン「どうしたんですか?」
レミ「なんだか面白そうなことになってるよ~」
キノコ「ヴェイガンも事情は変わらないということだな……」
ユリン「?」
——医務室——
フラム「童貞のゼハート様、リンゴむけましたよ~」
ゼハート「あ、ああ… ありがとう」
フラム「私が食べさせてあげましょうね~」
ゼハート「いや、そのくらいは…」
フラム「いいの! こういうことは『信頼できる部下』に任せなさい!」
おわり
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 18:37:19.39 ID:7MovtHXk0
キオが「爺ちゃんは救世主じゃない」って言った後、
窓に少年時代のフリットが写るシーンが印象深かった
今回はこういう書き方しちゃったけど、フリットって心の中はある意味少年時代と変わってないんだよな。 190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 19:15:53.26 ID:ZXjAL2WO0
まあなんだかんだでそれなりに楽しめる作品にはなったのかな?
修正してほしいところ多いけど 201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 19:50:59.99 ID:CFSsjeBM0
乙!なんだかんだで最終回楽しみだな 165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/17(月) 18:51:17.90 ID:+LqQxsDG0
日野「やぁ」
一同「!?」