※前作 白式「一夏のばかっ! もう知らない!」1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 02:33:46.11 ID:0YUN0ban0
白式「とか、遊んだりしたい!」
一夏「悪いがもうすぐテストなんだ」
箒「確かに、今回ばかりは白式には我慢してもらうしかないな」
一夏「たぶんセシリアあたりなら、頭もよさそうだし、テスト勉強していないんじゃないか?」
箒「それでもテスト期間に白式の世話を頼むのはあまりよくないと思うぞ」
一夏「と言うわけだ。テストが終わるまで我慢してくれ」
白式「ぶー……」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 02:40:53.57 ID:0YUN0ban0
一夏「あー。やっとテスト終わった……」
白式「いちかー、遊んでー!」
一夏「あ、あぁ、悪いがシャルたちと遊んできてくれないか?」
白式「なんで?」
一夏「いや、千冬ね……織斑先生に呼ばれてるんだ」
白式「おねーちゃんに?」
一夏「と言うわけで、行かなかったら後が怖いからな」
白式「じゃあ、終わったら遊んでね!」
一夏「あぁ、約束するよ」
白式「やったー!」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 03:04:06.99 ID:0YUN0ban0
白式「シャルー、ラウラー、遊んでー!」
しーん
白式「あれ……いない……」
白式「一夏が帰ってくるまで暇だし……どうしよう?」
?「おやおや、そこにいるのはいっくんの白式ちゃん!」
白式「あ、博士! こんにちわ!」
束「うんうん、久しぶりだね! 元気にしてたかなー?」
白式「うん、元気だよ!」
束「ところで白式ちゃん。いっくんどこにいるか知らない?」
白式「一夏なら千冬おねーちゃんのところにいるよ」
束「なるほど、ちーちゃんのところか……さすがに今は……! そうだ!」
白式「?」
束「ねぇ、白式ちゃん、ちょっと協力してくれないかな?」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 03:08:41.10 ID:0YUN0ban0
千冬「というわけだ。もう帰っていいぞ」
一夏「はい、織斑先生」
千冬「……」
一夏「? どうかしたんですか?」
千冬「いや、ちょっといやな予感がしてな……。少し監視カメラの様子でも見てくるとするか」
一夏(監視カメラって……どんないやな予感だよ……?)
白式「いちかー、お話終わったー?」
一夏「あぁ、シャルたちと遊んでもらってたんじゃないのか?」
白式「部屋にいったけどいなかったよ。それよりも、おなかすいちゃった」
一夏「じゃあ、ちょうどいい時間だし食堂にでも行くか」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 03:14:35.77 ID:0YUN0ban0
一夏「じゃあ、いつもどおり席を取っておいてくれ」
白式「今日はハンバーグがいい!」
一夏「はいはい」
白式「……えっと、後はこっそりこの薬を一夏の料理に入れるんだよね……」
一夏「待たせたな。ほら、ハンバーグ定食だ」
白式「サラダいらなーい」
一夏「文句言うな。ほら食べさせてやるから」
白式「むー……あーん……」ぱくん
周りの皆さん(う、うらやましい!)
白式(よし、さりげなくお味噌汁の中に入れたよ!)
一夏「よし、ちゃんと食べたな。後は自分でも食べられるだろ?」
白式「うん、平気だよ!」
一夏「じゃあ俺も食うか」
白式「……」どきどき
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 03:18:56.10 ID:0YUN0ban0
一夏「お、今日は豆腐とわかめの味噌汁か」
白式「……」どきどきどき
千冬「まて、織斑! それを飲むな!」
一夏「っ!?」ごくん!
千冬「っ! 飲むなと言っただろう!」
一夏「ち、千冬姉が急に大声出したから飲んじゃったんだろ!」
千冬「ここでは織斑先生と呼べ!」ごつんっ
一夏「い、いてぇ!」
千冬「白式! お前、まさかと思うが、あの馬鹿に協力したんじゃないだろうな!?」
白式「うっ……だ、だって、博士の命令だったんだもん……」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 03:24:07.79 ID:0YUN0ban0
千冬「もういい。それより織斑。身体に異常は?」
一夏「いや、なんともないが……」
千冬「そうか、よかった。失敗作だったんだな」ほっ
白式「……ごめんなさい……」
千冬「お前ももう謝らんでいい。
それより、次からあの馬鹿が学園に侵入したら即私のところに言いに来てくれ」
白式「うん、わかった!」
一夏「……それじゃあ、白式。
悪いんだが今日は少し早めに寝ることにするよ。箒に風呂に入れてもらって来い」
白式「うん、でも急にどうしたの?」
一夏「いや、なんか、急に眠く……」
千冬「……一夏。やはり念のためだ。一度医務室に行ってこい。変な薬だったらまずいからな」
一夏「わかった……」ふらふら
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 03:27:40.48 ID:0YUN0ban0
一夏「……早く医務室に行かないと……あれ、医務室って、どっちだっけ……」
一夏「……それ以前に、あれ、俺は……」
箒「さて、一夏の部屋まで送ってやるか」
白式「えー、牛乳はー?」
箒「昨日、買ったじゃないか」
白式「だって……っ!」
箒「どうした?」
白式「……一夏? ……一夏!」だっ
箒「白式!? ま、まて、一夏がどうしたんだ!?」だっ
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 03:31:11.23 ID:0YUN0ban0
?「……」
白式「!」
箒「誰だ、この子供は……? 何でこんなところで倒れて……」
白式「い、一夏?」
箒「な、何?」
白式「この子、一夏だよ……?」
箒「い、言われてみれば確かに似てる気もするが、こんな5歳くらいの子供が一夏なわけ……」
一夏?「う、うーん……」
白式「! 一夏、大丈夫!?」
一夏?「お姉ちゃんたち、誰……? 千冬おねーちゃん……どこぉ……?」うるっ
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 03:34:40.67 ID:0YUN0ban0
一夏?「うえええええん!!!」
白式「い、一夏? な、泣かないでよ!」
箒「お、織斑先生を呼んだ方がいいのか!? そ、それより、何でこんな状態に!?」
千冬「……すまないな、私から説明しよう……」
箒「いたんですか!?」
千冬「わたしも少々混乱気味なんだが、束が作った薬のせいらしい」
箒「……また姉さんか……」
白式「い、いないないばー!」
一夏「……ふえ……」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 03:38:59.24 ID:CuN4VTGV0
見た目は子供頭脳も子供 22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 03:54:32.98 ID:0YUN0ban0
白式「箒ー……私より小さい子、初めてだよぉ……」
箒「わ、私に言われても……」
千冬「仕方がない。薬は少ししかと摂取していなかったことを考えても明日には元に戻るだろう」
千冬「それまでの間、2人で世話を頼むぞ」
箒「私たちで、ですか?」
千冬「あぁ、束はまだ逃走中だからな。捕まえて殴らんと気がすまん」
箒「本当にすいませんでした……」
千冬「姉は関係ないのだろう? さて、私は行くとする。頼んだぞ」
箒「……はい。ありがとうございます」
千冬(あ、あの、ショタ一夏は反則だ……
くそ、やはり一度抱きしめてから来るべきだったか……)鼻血
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 03:59:10.74 ID:0YUN0ban0
箒「世話をするとは言った物の……」
一夏「ぐすっ」
白式「いい子いい子」なでなで
箒(何か起こりそうで怖いな……)
箒(とはいえ、小さい一夏か。これはこれで……って、私は何を考えて!)
箒「ほら、2人とも子供は早く寝たほうがいいぞ。と言うわけで寝るぞ」
白式「はーい。じゃあ、一夏、一緒に寝よ!」
一夏「うん……」
箒「白式、聞いていいか?」
白式「なに?」
箒「今日は一夏が子供だから一緒に寝るんだよな?」
白式「うん、いつもは違うベッドだよ」
箒「そうか。よかったよかった」
白式(何がよかったんだろう?)
一夏「……」うとうと
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 04:04:31.94 ID:0YUN0ban0
一夏「すぅ……すぅ……」
白式「すやすや……」
箒「こうしてみていると、本物の姉弟みたいだな」
箒「さて、わたしも適当に寝るとするか」
箒「……その前に、写真だけ取っておこう……」ぱしゃっ
箒「……この写真は永久保存だな」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 04:07:20.02 ID:0YUN0ban0
一夏「白式おねえちゃん……」ゆさゆさ
白式「……ん、なぁに、こんな夜中に……」
一夏「おしっこぉ……」
白式「……おしっこ?」あくび
一夏「廊下怖い……」
白式「一夏は子供だなぁ……」目をごしごし
一夏「はやくぅ、もれちゃう……」
白式「わかったってば……」ねむねむ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 04:12:56.20 ID:0YUN0ban0
白式(……た、確かに、夜の廊下はちょっと怖いかも……)
一夏「……」ぎゅー
白式「そ、そんなにくっつかれると歩きづらいよ……」
一夏「だってぇ……」
白式「……うっ」
白式(か、かわいい……)
白式「お姉ちゃんがついてるから大丈夫だよ!」
一夏「うん……」
白式(とか言ってみたけど、なんだか私まで怖くなってきた……)
男子トイレ前
一夏「じゃあ、いってくるから、ここにいてね……」
白式「うん、大丈夫だよ」
白式(なんだか疲れたよ……)
白式(この調子だと明日の夜まで元に戻りそうにないかも……
何か事件に巻き込まれなければいいんだけどなぁ……)
ショタ一夏と白式が巻き込まれる事件が発生!
その内容とは?
>>30 30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 04:17:22.11 ID:yyIFaTOAO
部屋に戻ってから白式も尿意を催すが怖くて一人ではトイレに行けない
最後まで言い出せず、ついにおもらししてしまう 31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 04:24:31.46 ID:0YUN0ban0
箒の部屋
白式「……ど、どうしよう……私までトイレに行きたくなっちゃったよ……」
白式「で、でも……」
一夏「くぅ……くぅ……」熟睡
箒「すぅ……すぅ……」
白式(二人ともぐっすり寝てるし……いつもだったら一夏についてきてもらうのに……)
白式(せめて、さっき、一夏についていかなかったら、
怖くて行けないなんてことはなかったんだろうなぁ……ど、どうしよう……)
白式(も、もうちょっと我慢……)
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 04:30:22.40 ID:0YUN0ban0
白式「……うぅ……」もじもじ
白式「あ、朝まで我慢できない……」
白式「うぅ、こうなったら……箒……」ゆさゆさ
箒「んん、何だ、こんな夜中に……」むくり
白式「そ、その、えっと……」
箒「用がないなら寝るぞ……」
白式「と、トイレ……」
箒「行けばいいだろう……」
白式「さ、さっき、一夏が怖いからって、ついていったときに……なんていうか……」
箒「気持ちが感染でもしたのか……わからなくはないが……」
白式「は、早く、行かないともれちゃうよ……」
箒「わかったわかった……」あくび
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 04:36:43.64 ID:0YUN0ban0
箒「さて、さっさと行くぞ」
白式「う、うん……」
箒「まったく。一夏と一緒に行ってくればよかったんじゃないのか?」
白式「あの時はまだ行きたくなかったから……」
箒「ともかく、姉面が出来るようになるにはまだまだかかりそうだな」
白式「うぅ……」
箒「ほら、ついたぞ」
白式「う、うん……」
白式(当たり前だけど、男子トイレより広くて怖い……)
箒「ほら、早く行って来い」ねむい
白式「う、うん……」
白式(ど、ドアの開け閉めの音の時点で怖い……)
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 04:39:12.87 ID:L61Fppva0
お漏らしは!? 35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 04:40:56.51 ID:0YUN0ban0
白式「……箒は外だし……」
白式「は、早く、済ませちゃおう……」
かさかさ
白式「っ!」びくぅっ、だっ!
白式「ほ、箒ぃ!」だきっ!
箒「なっ、ど、どうした!?」
白式「な、何か、かさかさって!!!」
箒(ご、ゴキブリか?)
白式「こ、怖いよぉ……」上目遣い
箒「うっ……」
箒(一夏の気持ちがわかったかもしれない……)
箒「っ!」
白式「ほ、箒? どうしたの……? ……!」
千冬「お前たち、今何時だと思って騒いでいる?」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 04:46:48.75 ID:0YUN0ban0
千冬「まったく、ここは寮なんだ。お前たち以外にも何人もの人間が暮らしている」
千冬「しかも全員が学生だ。
こんな夜中に騒がれて得をする者なんていないのはわかっているだろう!」
箒「はい、すいませんでした……」正座中
白式「うぅ……」正座中
千冬「大体お前たちは……」
白式「う、うぅ……」もじもじ
千冬「……であるからして……」
白式「あう……」もじもじもじもじ
千冬「……白式、どうした?」
白式「お、しっこぉ……///」
千冬「トイレに行ったんじゃなかったのか?」
白式「だ、だって、まだ、する前だったからぁ……」
千冬「仕方がない、先に行って来い」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 04:50:32.97 ID:0YUN0ban0
白式「つ、ついてきてよ……」
千冬「しかたがない。篠ノ之、お前はもう寝ていろ」
箒「はい、わかりました……」
箒(やっと寝れる……)
千冬「ほら、いくぞ」
白式「う、うん……」
廊下
白式「っ……はう……」もじもじ
千冬「どうしてそんなになるまで黙っていた?」
白式「だ、だって、お姉ちゃん、怒ってたから……」
千冬「さすがにトイレくらいは行かせてやる」
白式「で、でもぉ……」
千冬「まったく……」
白式「……はうっ!」びくっ
千冬「っ、ま、まさか、待て!」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 04:55:13.46 ID:0YUN0ban0
白式「ま、まて、ない……」ぷるぷる
千冬「くっ、仕方がない」だっこ
白式「ふあっ、あう……」
千冬「間に合えっ!」
白式「……あ……///」
千冬「っ!」
ぽた……しゃあー……
白式「……あ、あぁ……」半泣
千冬「……」
白式「う、うぅ……うわああああん!!!」
千冬「静かにしろと言っただろう!」ごつん!
白式「あうっ!」
千冬「掃除をしておくから、お前はさっさと着替えて寝ろ」
白式「ひっぐ……うん……///」
千冬「……まったく……」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 05:00:37.48 ID:0YUN0ban0
白式(昨日は散々だった……)ぐすっ
白式「……! この感じ……一夏、元に戻ったのかな?」
白式「行ってみよう!」
一夏の部屋
白式「一夏ー!」
一夏「お、白式、ちょうどいいところに」
白式(元に戻ってる! 半分残念だけど、よかったぁ)
一夏「ちょっと聞きたいんだが、この服は何だ?」
白いワンピースとパンツ
白式「……!///」
白式(せ、洗濯機に入れるの、忘れてた……!///)
一夏「まさかと思うが、お前、おもらし……」
白式「し、してないもん!!!///」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 05:02:18.70 ID:0YUN0ban0
一夏「それじゃあ明日は休みだし、久々に一緒にどこか出かけるか?」
白式「やったー!」
一夏「じゃあどこで何をするか?」
白式「うーん」
行く場所(簡単なところでお願いします)
>>42
発生するイベント
>>44 42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 05:04:09.09 ID:Yhfna1bC0
ジャスコ 44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 05:14:09.44 ID:L61Fppva0
ペットショップから虎が脱走 46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 05:18:38.01 ID:0YUN0ban0
ジャスコ
白式「いちかー、ゲームコーナー行きたい!」
一夏「その前に、お前のパジャマを買うように箒に言われてるんだ。そっちが先だ」
白式「うー……」
一夏「夏だから涼しいタイプのがいいよな……」
白式「あ、これがいい!」
一夏「高っ!?」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 05:22:01.08 ID:0YUN0ban0
ゲームコーナー
一夏「……はぁ、すでに財布の中身の4分の1が……」
一夏(十分遊べるだけ持ってきたつもりだったんだがな)
白式「見て見て! ネコさん!」
一夏「これがほしいのか?」
白式「うん!」
一夏「よし、じゃあやってみるか?」
白式「やるやる!」
一夏(ちなみにその人形をとるのに白式が4000円、俺が3000円消費したのであった)
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 05:25:38.64 ID:0YUN0ban0
白式「おなかすいたね……」
一夏「よし、それじゃあ何か食べに行くか」
ピンポンパンポン~
『本日もイオン○○店におこしいただきありがとうござます。お客さまに緊急連絡を……』
白式「ん?」
一夏「どうした?」
白式「あの大きい人形、動いたような……」
一夏「あの虎が? そんなわけ……」
虎「ガルル……」
一夏「」
白式「ほ、ほん、もの……?」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 05:29:20.02 ID:0YUN0ban0
一夏「こっちに近づいてきてやがる! このままじゃまずいぞ!」
一夏「来い、白式!」
白式「うん!」
じゃきん!
一夏「よし! うまく気絶させて……」ピー
一夏「え……」
シールドエネルギー残量30
白式『ご、ごめんなさい、おなかが、すいて、力が……』
一夏「ええええ!?」
虎「がるる!」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 05:32:39.23 ID:0YUN0ban0
一夏「くそ、こうなったら、この残量でやるしか!」
虎「がる!」
一夏「くらえっ!」
虎「がる!」びくっ!
一夏「あ、逃げた……」
白式『意外と臆病なのかな?』
一夏「ともかく、助かったな……」
白式『う、うん……』ピー
一夏「っ」
白式「あう……」ばたり
一夏「白式!?」
白式「おなか、ぺこぺこ……」ぐぅ~
一夏「……なんだ、それだけか……」ほっ
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 05:39:18.54 ID:0YUN0ban0
白式「うぅ……」ぐったり
一夏「完全にエネルギー切れか……。すぐに何か食事を取らせてやりたいところだが……
なんでどこにも人がいないんだ……?」
白式「さっき、放送で、虎が逃げたって……あの虎がそうなんだよ……
だから、戦ってた、私たち以外、みんな非難をしたんだと思う……」
一夏「そうか……ともかく、俺たちも非難しなくちゃな」
白式「い、ちか……わたし、も、う……」
一夏「っ、白式!? 何か、食べられそうなものは……!
ジュースですまないが、我慢してくれ……」自販機
白式「うん……」ごくごく……
一夏(これ以上白式を展開させるのは危ないな……そうなるとやっぱり非難を優先したほうが……)
白式「……っ、いちか……」ゆびさし
一夏「なっ、ま、まさか……」
虎「がるる……」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 05:41:34.35 ID:0YUN0ban0
白式「うぅ……」ぐったり
一夏(くそ、この状況じゃ、逃げられるかどうかも……)
虎「がるっ!」
一夏「っ!」防御姿勢
虎「……」
一夏「あ、あれ?」
虎「ガルル♪」すりすり
一夏「……は?」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 05:45:38.23 ID:0YUN0ban0
箒「それで、どうなったんだ?」
一夏「結局その虎はすごくおとなしい性格だったらしくてな、
すぐ係員の人と合流できて元の檻に閉じ込められたってわけだ」
一夏「客を非難させたのも念のためってことだったらしい」
箒「しかし災難だったな。白式もこわかっただろう?」
白式「うん。でも、その後ミスタードーナッツの食べ放題券もらえたからいいの!」
一夏「お前、店にあったドーナッツ全部食べたからな……」
白式「だって、エネルギーが足りなかったんだもん」
箒「災難だったんだな。店が」
一夏「あぁ、店員が涙目だったな」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 05:49:12.51 ID:0YUN0ban0
箒「そろそろ話は終わりだ。模擬戦を始めるぞ」
一夏「あぁ、じゃあ行くか」
白式「うん、今日のエネルギーは全快だよ!」
一夏「よし、それじゃあ」
一夏「行くぞ白式!」
白式「うん、行くよ一夏!」
おわり
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 06:07:36.18 ID:L61Fppva0
まだ続くかと思ってたが
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