1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/13(木) 00:21:17.78 ID:v9eWUHruO
セシリア「なんの逆なんですの?」
鈴「それはほら、あれよ。普通にアタックしてもあいつなーんも気づかないでしょ?」
鈴「だからね、わざと距離をとって一夏が近づいて来たら、彼氏が出来たって言ってやるわけ」
セシリア「それで?」
鈴「嫉妬させるの!いい?」
鈴「今まで近くにいた可愛い幼なじみが他の男に取られた・・・
あれ?なんで取られたなんて・・・はっ!きづかなかったけど俺は鈴のことを!」
鈴「ってね!」ドヤッ
セシリア「ふーん頑張って下さいな」
鈴「なによそのリアクションは」
セシリア「とても成功するとは思えませんわー」
鈴「はんっ!じゃああんたは見てるといいわ!あとで吠え面かいても知らないから!」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/13(木) 00:24:54.43 ID:v9eWUHruO
数日後
一夏「おーいシャル飯食いにいこうぜ」
シャル「う、うん!」
一夏「今日の定食はなにかなー。そろそろ秋刀魚なんていーな」
シャル「なんでそろそろなの?」
一夏「秋刀魚は秋が一番美味いんだよ。脂がのってさ」
シャル「へー。秋刀魚あるといいね」
鈴「・・・・・・」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/13(木) 00:30:52.78 ID:v9eWUHruO
さらに数日後
ラウラ「あ、明日は街に行くぞ!」
一夏「街に?いいけどなにするんだ?」
ラウラ「買い物だ!ふ、ふふ服を選んでもらう!」
一夏「女の子の服とかよくわかんないけど俺でいいのか?シャルのほうが」
ラウラ「お前がいいんだ!シャルロットには秘密だぞ!いいな!」
一夏「わ、わかったわかった」
セシリア「お買い物なら是非わたくしもご一緒させて頂きたいですわ」
ラウラ「なっ・・・どこから現れた!」
セシリア「それだけ大きな声で話していれば空にいたって聞こえますわー。構いませんか一夏さん?」
一夏「もちろん」
ラウラ「ぐぬぬぬぬぬぬ」
鈴「・・・・・・」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/13(木) 00:35:00.67 ID:v9eWUHruO
セシリア「一夏さーん」
一夏「なんだー」
シャル「いちかっ」
一夏「んー」
のほほん「おーいおりむー」
一夏「なにのほほんさーん」
ラウラ「一夏!」
一夏「どーしたラウラ」
鈴「・・・・・・」イライライライラ
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/13(木) 00:38:13.51 ID:QCWUvlkfO
ここまで箒なし 15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/13(木) 00:40:15.03 ID:v9eWUHruO
数週間後
鈴「あの馬鹿はなんであたしのところに来ないわけ!!??」
鈴「もう何週間も喋ってないのに!!」
セシリア「どうしてでしょうね」
鈴「あったまきた!!こうなったらこっちから言ってやる!!」
セシリア「なにをですの?」
鈴「彼氏出来たって!!あいつだって気にはなってるはずだもんあたしのこと。
ただ恥ずかしくて言い出せないんだわ!へたれだから!!」
セシリア「一夏さんはへたれなんですの?」
鈴「んなわけないじゃないぶっ殺すわよ!!」
セシリア「ご自分でおっしゃったんじゃありませんか」
鈴「とにかく!一夏の部屋行ってくるから!!」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/13(木) 00:46:43.79 ID:v9eWUHruO
バーン!
鈴「いぃちかぁーーー!!!」
一夏「うわっ!?な、なんだよ鈴どうした」
鈴「なんであたしが最近あんたのとこ行かなかったかわかる!?」
一夏「最近?そうだっけ?」
鈴「かぺっ!・・・」ガクガク
一夏「かぺ?」
鈴「だ、大丈夫・・・これくらいで同様するあたしじゃない・・・
素数を数えるのよ・・・2、3、5、7・・・」ブツブツ
一夏「り、鈴?」
鈴「よし・・・一夏!あたしが最近あんたと喋らなかったのはね!」
一夏「お、おぅ」
鈴「か・・・か、かかか彼氏が出来たからなのっ!!」
一夏「おーおめでとう。どんな人だ?」
鈴「・・・・・・くはっ」ガクガクガクガク
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/13(木) 00:51:49.95 ID:v9eWUHruO
一夏「俺も知ってる奴か?ま、まさか弾じゃないだろうな。いやでも結構お似合いかな?」
鈴「・・・・・・」
一夏「弾はいい奴だからな。弾なら・・・鈴?」
鈴「・・・ぐすっ・・・」
一夏「えっ」
鈴「・・・うああああああああああああああん!!」ポロポロ
一夏「ちょっ、どうしたんだ鈴!?」
鈴「うあああああああいぢがのばかああああああああ!!」ボロボロ
一夏「俺かっ!?ごめん!すまん泣かないでくれ!」
鈴「ああああああああああああ!!」ボロボロ
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/13(木) 00:56:22.71 ID:NryV0GE+0
ホント中国はメンドクサイなぁ 21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/13(木) 00:58:36.10 ID:JJD9wATz0
でも、ちょっと可愛い 23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/13(木) 00:59:30.71 ID:v9eWUHruO
ガチャッ
セシリア「いちかさ・・・」
鈴「うああああああああああああああああ」ボロボロ
一夏「セシリアっ!?た、助けてくれ!いきなり泣き出して」
セシリア「・・・なんとなくわかりましたわ。一夏さんは出ていって下さい」
一夏「で、でも」
セシリア「お早く!!」
一夏「はいっ!?」
バタン
セシリア「よしよし」ナデナデ
鈴「セシリああああああああああ!」ギュッ
セシリア「予想はつきますけれど、失敗だったんですの?」
鈴「ぐすっ・・・あ、あたしが彼氏、できたってっ、言ったら、ひぐっ」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/13(木) 01:04:21.81 ID:v9eWUHruO
鈴「お、おめでとうっ・・・て・・・うぇぇぇ」
セシリア「まあまあ・・・」ナデナデ
セシリア「・・・というわけなんです」
シャル「・・・ひどい!最低だよ一夏!」
ラウラ「なんて奴だ!」
鈴「ぐすっ・・・」
シャル「みんな一夏に冷たくして反省させよう!」
セシリア「賛成ですわ!」
数日後
一夏「おーいシャル」
シャル「・・・」ツーン
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/13(木) 01:06:34.11 ID:NryV0GE+0
なんということでしょう・・・ 28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/13(木) 01:08:46.07 ID:LjDFObQc0
箒… 29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/13(木) 01:10:14.30 ID:v9eWUHruO
一夏「セシリアー」
セシリア「・・・」プイッ
一夏「ラウラ、今度」
ラウラ「・・・」ペッ
一夏「なんだよみんな・・・俺がなにしたっていうんだ・・・ぐすっ」
箒「ん?どうした一夏暗い顔をして」
一夏「・・・箒っ!」ガバッ
箒「お、おい!」
一夏「ほうきっ!ほうきぃぃぃ」スリスリ
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/13(木) 01:11:05.73 ID:v9eWUHruO
一夏「というわけで彼女が出来ました」
箒「す、すまないみんな」
シャル「・・・なっ・・・」
セシリア「・・・・・・」
ラウラ「・・・・・・」
鈴「・・・・・・死ねええええええええええええええええええええ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/13(木) 01:11:34.29 ID:v9eWUHruO
終わり
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/13(木) 01:11:41.76 ID:U0V/pilbO
嫌な記憶がよみがえる寸前だった 36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/13(木) 01:14:57.99 ID:DdiZGb/d0
箒エンド…?
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