3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 00:43:13.95 ID:mXd8Qe2Z0
―――――廊下にて
セシリア「うう……」グスン
シャル「(あれはセシリア……どうしたんだろう、泣いてるのかな?)」
テクテク
シャル「セシリアっ!」ポンッ
セシリア「シャルロット…さん?」クルッ
シャル「うわっ、目真っ赤だよ!どうしてそんなになるまで泣いてたのさ!?」
セシリア「ふぇぇぇん……」ポロポロ
シャル「よしよし、辛かったんだね…僕で良ければ相談に乗るけど?」ナデナデ
セシリア「グスン…じ、実は……///」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 00:44:27.48 ID:mXd8Qe2Z0
―――――
シャル「なるほど……つまりセシリアはいくら練習しても料理が上達しないことに嘆いていたわけだね」
セシリア「お恥ずかしいことですが……///」
シャル「ふふっ、そんなことなら初めから僕に相談してくれても良かったのに」ニコッ
セシリア「そ、そんなこととはなんですの!?わたくしにとっては、とても重要なことですのよ…?」
シャル「ごめんごめん!でも、いつまでも泣いてても仕方ないよ?
うん、よし、そうと決まったら早速行こう!」
セシリア「行くって、どこにですの??」
シャル「いいからいいから!着いてきて!」ギュッ
セシリア「きゃっ!(い、いきなり手を握られてしまいましたわ…///)」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 00:48:01.39 ID:mXd8Qe2Z0
―――――家庭科室のようなところ―――――
シャル「それじゃあ早速レッスンを始めようか!」エプロンマキマキ
セシリア「そういうことでしたのね……」エプロンマキマキ
シャル「どんなことを練習するにもセオリーがあるんだから、
最初から自分一人でやろうとしても成功しないのは当然だよ」
シャル「まずは誰かに教えてもらわないと…
ということで、今日は僕がセシリアに料理の基礎をとことん教えて上げる!」
セシリア「そんな…シャルロットさんのお時間を割いてしまいますよ…?」
シャル「いいのいいの!僕が思うに、セシリアはもっと人に頼ってもいいと思うな」
シャル「ということで、まずは僕に頼ることから始めてみよう!」
セシリア「シャルロットさん……あ、ありがとうございます!」ナミダメ
シャル「(ふふっ、前に一夏が僕に言ってくれたセリフ、借りちゃった///)」
セシリア「(お母様…わたくし良きご友人を得て、今モーレツに幸せですわ///)」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 00:48:15.62 ID:f1VR2fDC0
はy…ふぅ… 20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:03:22.94 ID:xjMd3e9Y0
俺はこれを望んでいた 11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 00:49:29.27 ID:mXd8Qe2Z0
―――――
シャル「セシリア、まずはいつもやってるように包丁をもって、
何かを切る感じでトントンってやってみて」
セシリア「こ、こうですの……?」オドオド
シャル「(うん、まずはここから矯正が必要そうだね……)」
セシリア「こ、このくらいいつもやってるから出来ますわ!」
シャル「はぁー……セシリア、
それじゃあすぐ指切っちゃうよ?ちゃんとした持ち方と押さえ方があるんだから」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 00:50:34.81 ID:mXd8Qe2Z0
シャル「もっとしっかり握って…人差し指はここ、左手は猫の手、こう!」ギュッ
セシリア「こ、こうですのね……!///」フンスッ
シャル「そうそう、それでいいよ!」
セシリア「(後ろから抱きつかれる形になってしまいましたわ…
それにシャルロットさんの手と私の手が重なって…きゃー///)」
シャル「(?様子が変だけど、セシリア大丈夫かな?)」
セシリア「(な、なんですの、この気持ちは…?)」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 00:54:13.92 ID:mXd8Qe2Z0
―――――調理編―――――
シャル「ふぅ…基本的なことはこれで大丈夫そうだね、
さて、セシリアは今日は何を作りたいのかな?」
セシリア「オムライス!オムライスが作りたいんですわ!」
シャル「ふふっ、その様子だと、初めから決めてきたみたいだね」
シャル「じゃあ早速つくってみようか!」
セシリア「はいっ!」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 00:55:58.82 ID:mXd8Qe2Z0
シャル「どんな料理も、とりあえずレシピ通りに作れば大きく失敗はしないから、まずは基本に忠実に」
セシリア「でも料理にはオリジナリティ〈独自性〉がないとダメなのではないんですの?」
シャル「どんなスポーツでも、基本の型を覚えないことには何も発展しないでしょ?
オリジナリティを出すのはその後だよ、段階を踏んでいかないとね!」
セシリア「そうなんですのね……わたくし何か根本的な勘違いをしていたようですわ……」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 00:57:52.75 ID:mXd8Qe2Z0
シャル「これから僕が教えてあげるから心配ないって!大丈夫、そんなに難しいものじゃないよ?」
セシリア「あ、ありがとうございます……///」
セシリア「(シャルロットさん、なんでこんなに優しいんですの?
そういえば、わたくし人からこんなに優しく何かを教わったことってないですわね…)」
セシリア「(なんか、安心しますわ……それに、意地っ張りで高飛車な私に
『頼っていい』と手を差し伸べてくれた、その優しさはまるで一夏さんのよう…///)」
セシリア「(って、何を考えていますのわたくし!べ、べつにシャルロットさんのことを
好きになったとかそういう訳ではないんですのよ?///)」
シャル「(なんか挙動不審だけど、大丈夫かなセシリア?)」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:00:22.86 ID:mXd8Qe2Z0
――――――
―――――
――――
―――
セシリア「ふぅ……出来ましたわ!」
シャル「やったね!味見してみなよセシリア!」
セシリア「はいっ!……あむっ」モグモグ
シャル「どう?」ドキドキ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:03:31.47 ID:mXd8Qe2Z0
セシリア「自分で言うのもアレですが……とても美味しく出来てますわ!」
セシリア「こうして失敗せずに出来たのも、シャルロットさんのお陰でしてよ?」フフッ
シャル「そんなことないよ、セシリアが頑張ったからだと僕は思うな……ちょっと待ってて!」タッタッ
セシリア「どこに行くんですの?」
シャル「出来上がった料理、一夏に食べさせてあげるつもりだったんでしょ?
呼んで来てあげようと思って」ニヤニヤ
セシリア「ちょ、シャルロットさん!ま、待って下さい!」オロオロ
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:05:06.64 ID:mXd8Qe2Z0
セシリア「別にそういうつもりではなかったんですの、
だから一夏さんは呼んでいただかなくて結構ですのよ!」プンスカ
シャル「そうなの?」
セシリア「はい、その代わり……」
セシリア「シャルロットさん、あなたに出来上がったオムライスを食べてほしいんですの……」
シャル「僕に?うん、いいよ!でも僕だけが頂くのもなんだし、二人で食べよっか!」
セシリア「……はいっ!」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:06:53.93 ID:mXd8Qe2Z0
セシリア「あっ!ちょっと待ってて下さいね」ゴソゴソ
シャル「うん(ケチャップを取り出して…卵の上に何か書くのかな?)」
セシリア「……」カキカキ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:08:55.62 ID:mXd8Qe2Z0
セシリア「出来ましたわ!はい、シャルロットさんから召し上がれ!」
シャル「わぁ……!」
THANK YOU! (はぁと)
セシリア「ふふっ、シャルロットさん?わたくしあなたにとっても感謝してますの」
セシリア「料理が上達せず泣いていた私にあなたは手を差し伸べてくれて、わたくし
人から優しくされた経験があまりないものですから、とても感激致しましたの」
セシリア「あなたのようなご友人を持てて、わたくしとても幸せですわ」ニコッ
シャル「セシリア……」ジーン
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:10:17.26 ID:mXd8Qe2Z0
セシリア「ふふっ、つまらないお話を聞かせてしまってごめんなさいね、
さあ、冷めないうちに召し上がって」
シャル「あっ、うん!」パクッ
シャル「わぁ!セシリア、これすごくおいしいよ!」
セシリア「ふふっ、お褒めに預かり光栄ですわ」ペコリッ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:11:08.53 ID:mXd8Qe2Z0
シャル「セシリアも食べなよ!はいっ、あーん」
セシリア「へっ?あ、あーん……///」パクッ
セシリア「ほっへもおいひいれすわ///」ハフハフ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:12:15.85 ID:mXd8Qe2Z0
シャル「あははっ、頬張ってるセシリアも可愛い!」
セシリア「ちょっ!じょ、冗談はやめてください///」
シャル「冗談じゃないよ?だってホントのことだもーん」フフッ
セシリア「もうっ、シャルロットさんの意地悪」ムスー
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:16:07.48 ID:mXd8Qe2Z0
セシリア「……シャルロットさん」
シャル「ん?どうしたの?」モグモグ
セシリア「動かないでくださいまし」ずいっ
シャル「へっ?」
セシリア「…………」ジー
シャル「(うそっ、じっと見つめて顔近づけて…どうするつもりなの?///)」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:18:44.37 ID:mXd8Qe2Z0
セシリア「…………」ジー
シャル「(も、もう目と鼻の先だよぉ……ええい、こうなりゃヤケだっ!///)」オメメギュッ
ぺろっ
セシリア「ふふっ、シャルロットさん、頬にケチャップがついてましてよ?」ペロッ
シャル「へっ?あれっ?」ヘナヘナ
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:23:17.56 ID:mXd8Qe2Z0
セシリア「あら?どうなさいましたの?狐につままれたような顔をして」フフッ
シャル「そ、それはっ!だって、セシリアが……その……///」
セシリア「わたくしがどうかしましたの?」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:24:43.15 ID:mXd8Qe2Z0
シャル「その、き、き、キs……///」
セシリア「~♪」
シャル「もうっ!セシリアなんて知らない!これ全部僕が食べちゃうんだからね!///」モグモグムシャムシャ
セシリア「(効果テキメンですわね!恥じらうシャルロットさん、なんて可愛らしんでしょう!)」
セシリア「(いつまでも押されてばかりのわたくしじゃありませんのよ!)」グッ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:26:47.26 ID:mXd8Qe2Z0
――――――
―――――
――――
―――
セシリア「ごちそうさまでした、美味しくできて良かったですわね、シャルロットさん」ニコニコ
シャル「……ごちそうさま」ムスー
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:28:22.83 ID:mXd8Qe2Z0
セシリア「(まだ気にしてるみたい……ちょっとやりすぎてしまいましたわ)」
セシリア「コホン、シャルロットさん、
わたくしがとても貴方に感謝してるというお話はしましたわね?」
セシリア「それに、わたくし今日シャルロットさんの良さにたくさん気づきましたの。
違った面の発見といってもいいかもしれませんわね」
セシリア「だから、その、うれしくて浮かれていたと言うか……ごめんなさいですわ……」シュン
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:29:41.04 ID:mXd8Qe2Z0
シャル「……セシリア?」
セシリア「なんですn……!?」ムグッ
ちゅっ
シャル「ん……ぷはっ!」トローン
シャル「えへへ……乙女の純情を弄んだ罰だよ///」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:31:06.74 ID:wxaZiXLL0
パンツ展開 47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:31:49.64 ID:mXd8Qe2Z0
セシリア「シャルロットさん……///」
シャル「今日ね、僕は人のために何かしてあげられることがあることの喜びを知ったんだ」
シャル「今まで僕は自分のことで手一杯で、人に助けてもらってばかりだったけど、
セシリアが僕を受け入れてくれたお陰で、僕はこの喜びを知ることができたんだ」
シャル「だからセシリア、今日はありがとう!」ニコッ
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:34:31.19 ID:mXd8Qe2Z0
セシリア「……」ウルッ
シャル「そしてね……気づいたら何故かセシリア、君のことを好きになってたんだ……///」
シャル「ほんの一時の気の迷いかもしれないけど、少なくとも僕は君ともっと仲良くなりたい、
もっと君のことを知りたいと思った」
シャル「だめ……かな?///」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:37:58.47 ID:mXd8Qe2Z0
セシリア「!!!!!!」ズキューン
セシリア「シャルロットさん!」ギューッ
シャル「わわっ!///」
セシリア「ダメなはずがありませんわ!」
セシリア「これから二人で、もっといろんな喜びを探して行きましょう!!!」
シャル「セシリア……///うんっ!そうだよねっ!ありがとう!」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:42:05.74 ID:mXd8Qe2Z0
セシリア「これからももっともっと、仲良くして下さいまし///」スリスリ
シャル「う、うん!もちろんだよ…///」
シャル「僕の」セシリア「わたくしの」
セシリア・シャル「最高のお友達(ですわっ!)」
仲良し百合END
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:45:36.40 ID:wxaZiXLL0
よかったぞ
他のENDもあるのか? 59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:46:20.60 ID:mXd8Qe2Z0
>>52から セシリア「ふふふ……では手始めに」ワキワキ
シャル「へっ?」
セシリア「シャルロットさん、あなたをめくるめく快楽の世界へとお連れいたしますわ!」ガバッ
シャル「あぁん!」ビクンビクン
セシリア野獣END
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:49:33.34 ID:w4W+3yw50
英仏同盟 65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/11(水) 01:51:55.05 ID:tHUP+SjQ0
乙リア
ISの百合SSって貴重なんだろうか _____________________________________________________________
セシリア「シャルロットさん……///」シャル「セシリア……///」1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/08(日) 02:25:53.32 ID:lqBdLoys0
見つめ合う二人
シャル「せ、セシリアの髪ってふわっとしてて綺麗だよね……///」
セシリア「そ、そういうシャルロットさんも、素敵な髪をしてらっしゃいますわ……///」
シャル「あ、ありがとう……///」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/08(日) 02:33:21.79 ID:lqBdLoys0
クンクン
シャル「セシリア……良いにおい」ボー
セシリア「ひゃぁあ!く、くすぐったいですわ!///」
シャル「ふふっ…ごめんごめん」
セシリア「もう……不意打ちはやめてくださいまし///」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/08(日) 02:45:54.57 ID:lqBdLoys0
シャル「セシリア……僕の話、聞いてくれる…?」
セシリア「なんですの?」
シャル「僕ね、セシリアのこと、好きなのかもしれないなー……なんて///」
シャル「だって、セシリアに見惚れちゃう時だってあるし、
セシリアの匂いを嗅ぐと……ボーっとしちゃうんだ……」
セシリア「!っ……///」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/08(日) 02:49:51.63 ID:lqBdLoys0
シャル「あ、あはは!やっぱり可笑しいよねこんなの、うん!今の話は、忘れて……?」
セシリア「おっ……可笑しくなんかありませんわ!!」
シャル「!?えっ……?」
セシリア「あっ、ごめんなさい、急に大声を出してしまって……わたくしとしたことが///」
シャル「ううん……大丈夫だよ///」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/08(日) 02:55:20.98 ID:lqBdLoys0
シャル「……///」ウツムキ
セシリア「……///」ウツムキ
シャル「ねっ、ねぇ……さっきの、可笑しくないっていうの、どういうことか教えてくれる……?」ウワメヅカイ
セシリア「(ドキッ!)……そ、それは///」
セシリア「わ、わたくしもシャルロットさんと同じような気持ちを、
シャルロットさんに対して抱いている……ということですわ///」
シャル「っ!///」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/08(日) 03:03:09.27 ID:lqBdLoys0
シャル「それ本当!?」
セシリア「ふふっ……嘘などつくはずがありませんわ」
シャル「///」カァーッ
セシリア「でも同時に……」
シャル「?」
セシリア「一夏さんに対する想いを諦めきれないのも事実ですの」
セシリア「それはシャルロットさんも同じではなくって?」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/08(日) 03:09:59.09 ID:lqBdLoys0
シャル「うん……そうかも」
シャル「そうだよ、確かに僕はまだ一夏のことを異性として好きだし、その点ではセシリア……
君のことはライバルだとおもってる」
シャル「でもセシリアのことを一人の女の子として好きだっていうこの気持ちも、またほんとう……」
セシリア「シャルロットさん……」
シャル「セシリアは、僕のこの想いを受けとってくれる?///」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/08(日) 03:13:52.42 ID:lqBdLoys0
セシリア「シャルロットさん……」ギュッ
シャル「わわっ///」
セシリア「自分の気持ちに正直になるのは、とても大切なことですわ」
セシリア「貴女のほんとうの気持ち、すべて受け取ってみせますわ」ニコッ
シャル「セシリア……ありが…と…」グスッ
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/08(日) 03:20:23.35 ID:lqBdLoys0
シャル「ほんとうはね…グスッ怖かったんだ……」ポロポロ
セシリア「……」
シャル「一夏のことを好きでいながら……グスッ
セシリアへの想いが隠しきれないものになっていくのが」グスン
シャル「自分のこと……とっても欲張りで、醜い子なのかなっ、て」ポロポロ
セシリア「っ……」ギュッ
シャル「でもね、今日セシリアも同じ気持ちだって知って、僕すごく安心したんだ」エヘヘ
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/08(日) 03:25:11.92 ID:lqBdLoys0
シャル「えへへ……安心したら涙が止まらなくなっちゃったよ」グスン
セシリア「シャルロットさん」
シャル「なに?」
ちゅっ
シャル「へっ……?」
セシリア「な、涙が止まるおまじない、ですわ///」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/08(日) 03:31:18.43 ID:lqBdLoys0
シャル「だ、だめだよセシリア、僕初めてだったのに……///」
セシリア「そ、それはわたくしも同じですわっ!///」
シャル「い、いいの?だってそれじゃあ一夏ともまだだったんでしょ?」
セシリア「全然問題ありませんわ」
セシリア「だって一夏さんのことも、シャルロットさんのことも……」
セシリア「同じくらい大好きですもの!」ニコッ
シャルロット「セシリア……うん、僕も大好き!///」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/08(日) 03:39:36.32 ID:lqBdLoys0
ーーーーーーー
鈴「一夏ー!お昼ご飯食べに行くわよー!」
一夏「ん、いいけど今日も屋上で食べたるのか?」
鈴「そっ、今日もお弁当作ってきたんだから!(一夏のためにね…)」
セシリア「鈴さん!抜け駆けはなしですわ!」
セシリア「一夏さん!わたくしのサンドイッチも召し上がってくださいまし!」
一夏「う、うーん……セシリア、味見はしたか?」
セシリア「はいっ!シャルロットさんに教えていただきましたし、味には自信がありましてよ!」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/08(日) 03:45:16.72 ID:lqBdLoys0
一夏「へー、シャルに教えてもらったのか、なら安心だな」
セシリア「安心って、それは……」ズーン
シャル「ねぇ一夏、僕のお弁当も食べてくれる?」
一夏「おっ、いいぜ!シャルの料理は美味いからなぁー」
シャル「えへへ///」
セシリア「シャルロットさん……」ゴゴゴゴ
シャル「ん?どうしたのセシリア?」クルッ
セシリア「……ふふっ」ニコッ
シャル「えへへ」ニコッ
シャル・セシリア「~♪」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/08(日) 03:47:49.86 ID:lqBdLoys0
僕たち二人
普段は同じ男の子を好きなごく普通の女の子
でもたまにくらい……
セシリア「シャルロットさん……///」
シャル「セシリア……///」
ちゅっ
別の恋を楽しんでも、いいよね?
END
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/08(日) 03:52:52.46 ID:Rk0wHmJ00
よかった
次も期待してる
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どんだけビッチなんだよ