※Google画像検索『一夏 一番 嫁』1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 02:10:54.89 ID:P7oqurVw0
一夏「これで、誰が俺の嫁に相応しいのか分かるぞ!」
一夏「ん……ん…?」
一夏「これは…!!」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 03:00:29.96 ID:D0RXh2aE0
一夏「…ラウラか…ラウラなのかぁ」
ラウラ「どうした?何を悩んでいるのだ?」
一夏「あぁ、ちょうどいい所に。なぁ、ラウラ」
ラウラ「なんだ?嫁」
一夏「はっ…そうか、そういうことか…あの検索だと、ラウラが最初に来る確率が高いのは明らか」
ラウラ「??」
一夏「嫁という言葉はダメだ。妻?それとも、彼女……これだっ!」
ラウラ「一夏?」
一夏「ありがとう。ラウラ。お前のお陰で謎がとけたよ」
ラウラ「そ、そうか」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 03:03:05.38 ID:D0RXh2aE0
※Google画像検索『一夏 一番 彼女』一夏「シャルきたー!!!……え?シャル?」
シャル「あ、一夏。何してるの?」
一夏「あぁ、シャルか。ん~」
シャル「なに?じっと見て」
一夏「浮気されそうだしなぁ」
シャル「え?え?え?」
一夏「あ~、でも、そう決まったわけじゃないし」
シャル「あの~。一夏?」
一夏「…よし、シャル。君に決めた!」
シャル「意味がよくわからないよ」
一夏「だから、俺の彼女をシャルに決めたってことだよ」
シャル「……え?えぇぇぇぇぇぇ!?」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 03:06:09.83 ID:D0RXh2aE0
一夏「さて、まずは彼氏としてシャルに何か…どうした?固まって」
シャル「え?あ、あの、えっと。その、それは、え?」
一夏「完全にパニックになってるな」
シャル「ボクが一夏の彼女で、一夏はボクの嫁?」
一夏「それはラウラだろ。ほら、深呼吸して」
シャル「う、うん。すーはーすーはー」
一夏「落ち着いたか」
シャル「すーはー…うん。えっと、あのね、一夏とボクが付き合うってことでいいんだよね」
一夏「まぁ、そうなるな」
シャル「ボクが一夏の彼女で、一夏はボクの彼氏なんだよね」
一夏「あぁ」
シャル「じゃあじゃあ、一夏はボクが好きなんだ!」
一夏「いや、それは違う」
シャル「え?」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 03:09:22.48 ID:D0RXh2aE0
一夏「いいか、俺は彼女に相応しい女の子をグーグル先生に聞いてみた」
シャル「グーグル?」
一夏「そしたら、シャルだったから、付き合おうってことだ」
シャル「え?えっと、ごめんね。ボク、ちょっと頭がおかしくなったのかもしれない」
一夏「いいぞ。いくらでも待つさ。なんたって、俺はシャルの彼氏だからな」
シャル「だよね!えっと、だから、一夏はボクのことが好き」
一夏「ではないな。あぁ、嫌いでもないから安心しろ。どちらかと言えば好き寄りだ」
シャル「うん?……ね、ねぇ、それ、もし検索結果でセシリアとか出たらどうするの?」
一夏「セシリアを彼女にするだけだろ」
シャル「うん。おかしいのは一夏の方だね」
一夏「なにっ!?」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 03:12:01.70 ID:D0RXh2aE0
シャル「普通、そういうのを決めるのにネットの検索エンジンは使わないよ」
一夏「そうなのか?」
シャル「うん。普通は好きな人と付き合いたいってものじゃないの?」
一夏「好きな人か」
シャル「一夏は好きな人居ないの?」
一夏「千冬姉」
シャル「うん。一夏の思考はどこかおかしいねぇ」
一夏「なんだと!?」
シャル「織斑先生は血の繋がったお姉さんでしょ?」
一夏「あぁ」
シャル「まぁ、好きなのはわかるけど、それは家族愛。付き合いたい相手とはちょっと違うかなぁ」
一夏「むしろ、突き合いたい、あぁ、漢字で書くと」
シャル「うん。いいよ。なんとなくわかったから」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 03:14:37.02 ID:D0RXh2aE0
シャル「う~ん…わかった、一夏はシスコンで頭が弱い子だ」
一夏「シャル、さすがにそこまで言われると傷つくぞ」
シャル「だって、それ以外に相応しい表現がないし」
一夏「あ、そうか。彼女だと、少しノリが軽かったんだ」
シャル「そこに戻るの!?」
一夏「今度は。一夏 一番 パートナーで検索してみよう。
パートナーならなんとなく一生モノって感じだし」
シャル「あ~、好きにしてよ…ボクはもう行くね」
一夏「あぁ、ありがとう」
シャル「はぁ…一夏のバカ」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 03:18:42.83 ID:D0RXh2aE0
※Google画像検索『一夏 一番 パートナー』 一夏「こ、これは……シャルとラウラと箒……う~ん」
箒「一夏」
一夏「あぁ、箒」
箒「デュノアに聞いたぞ。お前、また変なことしているそうだな」
一夏「変なこと?」
箒「だから、その、か、彼女を……いんたーねっとで探すというか」
一夏「あぁ、それで、どうやら、シャルとラウラと箒がそうみたいなんだ」
箒「なに!?わ、私も入ってるのか」
一夏「うん。これは由々しき事態だ」
箒「三人居ることがか?」
一夏「あぁ……俺の息子は1本しかないからな、3人同時は」
箒「…は?」
一夏「やはり、パートナーなら、セックスもあるだろう」
箒「…貴様は…くっ」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 03:21:36.07 ID:D0RXh2aE0
一夏「どうした?箒…うつむいて」
箒「貴様ぁ!!その性根叩きなおしてくれるわ!!!」
一夏「ま、待て、竹刀を振り回すな!」
箒「逃げるなぁぁぁ。一夏ぁぁぁぁぁ!!!」
一夏「ちょ、っ、ぁ、お、ほっと」
箒「くそっ、ちょこまかと」
一夏「それ、マジで危ないから」
箒「ならば、先ほどの、言葉を、撤回、しろ!!」
一夏「えっと、俺、何を、言った、うわっっと、撤回って」
箒「わからぬなら、体に教え込むまでだ!」
一夏「くそっ、に、逃げ切ってやるっ」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 03:24:13.02 ID:D0RXh2aE0
一夏「はぁ……はぁ……なんとか逃げ切ったか」
セシリア「あら、一夏さん。どうなさいましたの?」
一夏「セシリアか……嫁でも彼女でもパートナーでも出てこなかったな」
セシリア「はぁ?」
一夏「つまり、世間一般的にセシリアは無い」
セシリア「ちょっ!?どうして、世間的に否定されないといけないのですの!!」
一夏「だってさぁ、検索で引っかからなかったし」
セシリア「検索?」
一夏「だから。無い。あと、鈴も無いな。うんうん」
セシリア「…意味がわかりませんわ」
一夏「そういうことだから、またな」
セシリア「はぁ?」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 03:30:08.17 ID:D0RXh2aE0
一夏「一夏 一番 妻で検索してみるか……柏崎 星奈?
……可愛いけど、2次元だしなぁ。さすがに2次元嫁はちょっと」
一夏「じゃあ、一夏 一番 奥さんなら……また同じか……いや、その後に…これは!セシリア」
セシリア「あら、一夏さん。また会いましたわね」
一夏「セシリア」
セシリア「どうかしまして?」
一夏「料理は上手くなったか?」
セシリア「料理ですの?私、料理の腕前は天下一品」
一夏「ジョークはそこまでだ」
セシリア「いえ、その」
一夏「この前の夏休みに、鍋を爆破させたのは記憶に新しいが」
セシリア「あ、あれは。ISのビームに耐えられない鍋が」
一夏「悪いわけあるかぁぁぁぁ」
セシリア「ひっ」
一夏「やっぱり飯マズはダメだな」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 03:33:29.09 ID:D0RXh2aE0
一夏「……しかし、ここまで鈴は一切なしか。
ある意味メインヒロインの一人のはずなのに。すごいな」
セシリア「あの、一夏さん?」
一夏「ん?セシリア。まだ居たのか」
セシリア「いえ、その」
一夏「飯マズはなぁ」
セシリア「…一夏さん…そんなに私のご飯はおいしくありませんか?」
一夏「美味しいとか美味しくない以前の問題だけど」
セシリア「なら、なら、一夏さんが、その、お、教えてくれませんか?」
一夏「ん?あぁ、なるほど…その手があるか」
セシリア「では」
一夏「けど、単純に飯なら、鈴も箒も上手いしな。教えるまでもなく」
セシリア「くっ」
一夏「まぁ、検索で引っかかったし、候補には入れておくよ」
セシリア「こ、候補・・・」ズーン
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 03:37:16.73 ID:D0RXh2aE0
一夏「さて、あとは何で検索するかな」
鈴「そこは発想を変えて、一夏に相応しい中国代表の子とかは?」
一夏「おぉ、なるほど。それもいいな…相応しいだと、変なレスラーか…あ、ふさわしいなら鈴だな」
鈴「でしょでしょ」
一夏「なるほど。これで、鈴も揃ったか」
鈴「一夏」
一夏「ん?」
鈴「杏仁豆腐作って来たけど食べる?」
一夏「お、いただくよ。ん、んめぇ。さすが鈴だな」
鈴「でしょでしょ。自信作なんだ」
一夏「へぇ。鈴か」
鈴「ん?」
一夏「家事全般OK、一緒にいて楽しい、ちょっと暴力的なのが問題だが」
鈴「どうしたの?」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 03:39:33.74 ID:D0RXh2aE0
一夏「鈴」
鈴「な、なに?」
一夏「……けど、2組だしなぁ」
鈴「ちょっとー!?今はクラス関係ないじゃない」
一夏「いや、2組はちょっと」
鈴「あったまきた。学園長に直談判してクラス替えしてやる」
一夏「あ、あぁ。頑張れよ。1組になったら続きを話そう」
鈴「待ってなさいよ!!すぐに変えてやるんだから」
一夏「さて…ラウラ、シャル、箒、セシリア、鈴…誰も違った…グーグル先生もあてにならないな」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 03:43:01.81 ID:D0RXh2aE0
千冬「一夏。すまないが、今日マッサージを頼みたいのだが」
一夏「あぁ、いいよ。夜に行く」
千冬「頼む。それにしても、何をしているんだ?」
一夏「あぁ、ネットで俺にぴったりの女性を探そうと思ったんだけど」
千冬「何をバカなことを。そういうのは、自分の心に従えばいい」
一夏「心…そっか」
千冬「さて、では後で」
一夏「千冬姉。俺の子供を生んでくれ」
千冬「断る」
一夏「断られた!」
千冬「当たり前だ。私は姉だぞ」
一夏「……そうだよね」
千冬「…まぁ、だが。一夏に相応しい相手が出来るまで…私でよければ付き合ってやろう」
一夏「突き合ってくれるの!?」
千冬「…バカが。マッサージしてくれるなら…お前を受け入れてやる」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 03:46:13.64 ID:D0RXh2aE0
一夏「ま、待って。千冬姉。今すぐマッサージしてあげるから」
シャル「くっ…やっぱり、一番の敵は織斑先生なんだ」
ラウラ「教官。私は教官を倒さなければならないのですね」
箒「姉弟でなどと…っ、ありえん!」
セシリア「まったくですわ。それに、織斑先生だって、そんなに料理は上手くないはずです」
鈴「1組の担任の座…私が貰い受けるわ!」
千冬「ふん。お前はいくつになっても甘えん坊だな」
一夏「ん~、千冬姉」
千冬「さ、今日は一緒に寝るぞ」
一夏「あぁ!」
完
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 03:48:31.14 ID:2ZPZqL+JO
乙
「一夏 嫁」でググったら千冬姉がくる不思議! ※Google画像検索『一夏 嫁』
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