素敵すぎるTOP絵をなななんとまたまたいただきました!2枚をランダム表示です!かわ唯!セシリアまどメガほむやすニャ!あっかりーん

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ロレンス「ホロ・・・ホロ・・・」シコシコ ホロ「・・・・」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 21:16:38.86 ID:cuGFuVWM0

パッカパッカ
ホロ「ときに主さまよ」

ロレンス「どうした?昼食にはまだ早いぞ」

ホロ「たわけ!わっちが常に食い物の事ばかり考えておるとでも言うのかや!?」

ロレンス「なんだ違うのか?」

ホロ「・・・昨日はひとりでお楽しみだったようじゃの?」

ロレンス「な!お、おまえ、起きて・・・」

ホロ「妄想の中のわっちは可愛いかったかや?」

ロレンス「う・・・それは、その」

ホロ「恋人を呼ぶように切ない声をあげて」

ロレンス「・・・な、なにがお望みかな?」

ホロ「くふ、主は物わかりがよいの。そうさな、晩の食事は豪勢にいきたいの」

ロレンス「ハァ・・・、牛でも豚でも好きなだけ食え」

ホロ「ついでにIDの数だけ腹筋してくりゃれ?」

ロレンス「わかったよ。クソ、今日はなんて日だ・・・」



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15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 21:22:41.31 ID:GeBHmyifO

……(怒)


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 21:23:25.77 ID:P+adR15P0

絶対に許さないからなぁーーーーーーーーーー!!!!!!


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 21:43:22.94 ID:hRjcLpWN0

ホロ「しかし…主もやはり男じゃの、ん?」

ロレンス「……」

ホロ「夜夜、わっちのすぐ隣で、わっちの乱れるさまを妄想して1人で手淫とは…いい趣味じゃ」

ロレンス「あーもう!! さっきから何なんだホロ!! 
      言っておくがな、俺だって商人である前に男なんだ!…その、悶々とすることだってあるさ」

ホロ「ふむ、ならば何故、おぬしはわっちにそれを言わぬのじゃ?」

ロレンス「は、はぁ!? な、なんでホロにそんなことをわざわざ…」

ホロ「んっふ…わっちで抜いておるのじゃろう?
   だったら、何も近くにいるわっちを使えばもっと都合がよいのではないかの?」

ロレンス「ば、バカな…俺の我儘でお前にそんなことできるわけないじゃないか!」

ホロ「…主、つくづくそんな性格じゃ…女に宛てがないのも頷けるの…」はぁー


44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 21:52:47.05 ID:hRjcLpWN0

ロレンス(全く…確かに、同じ部屋であんなことしたのは悪かったさ…
      しかし寝る前にあんなホロの姿を見せられたら…)

ロレンス(…寝返りを打って、寝巻がはだけるホロ…そこから垣間見える…)

ぶんぶん!

ロレンス(あほか俺は!? そうやって暇さえあればこんな妄想を…
     くそっ…今まではこんなことなかったのに…)

ホロ「…」じーーー

ロレンス「…なんだ」

ホロ「ぬし、またよからぬことは考えておるじゃろう?」

ロレンス「な、何も考えていないさ」

ホロ「…わっちの耳のことを忘れるほど、何かに夢中と見えるのうエロレンス」

ロレンス「そんな呼び方は止めてくれ!」


54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 22:01:41.78 ID:hRjcLpWN0

とある町

ロレンス「やっと着いたな…でも、ここはあまり儲かってなさそうだ」

ホロ「確かにの。何となくさびれた雰囲気が空気にまじっておるのう」

ロレンス「こういう町には長居しないほうがいい。一日だけとまって、すぐに出よう」

ホロ「ぬしの勘は悪い時に当たるからの。わっちも言うとおりにするでありんす」

ロレンス「それで…今日は何が食べたいんだ?」

ホロ「覚えておったのか? 全く律儀な男じゃの」

ロレンス「い、一応はな。
      この街じゃあまり期待できないだろうけど…何でも好きなものを言ってくれ」

ホロ「くふっ、おぬしの財布の中が空にならぬといいがの」

ロレンス「そこは少し遠慮してくれても…はぁ、分かった、どうぞお好きなように」


60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 22:07:02.08 ID:hRjcLpWN0

ホロ「おかわりじゃ旦那殿!」

店主「あいよ。しっかし嬢ちゃん、めんこいのによく飲むなぁ…」

ホロ「くふふ、これでも手加減しておりんす。連れ合いの財布の中身が心もとなくての」

ロレンス「…やっぱり酒か…」

ホロ「ここの葡萄酒はまた格別じゃの! 何か秘密でもありそうじゃ」

店主「ははは。目ざとい嬢ちゃんだな!
    その葡萄酒は、ここらの肥沃な土と、雨を吸って大きくなったんだ。
    地元で作られた酒はうまい! 秘密っていえば、それくらいかな」

ロレンス「なるほど…」

ホロ「そんなこと言われては、あるだけ飲むしかあるまいのうロレンス?」

ロレンス「やれやれ…葡萄酒2つ、新しくお願いできますか?」

店主「おうよ! いやいや、最近金の巡りが悪くてねぇ…あんたら夫婦は福の神かもな!!」


62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 22:11:41.79 ID:hRjcLpWN0

ホロ「…くふっ、夫婦だなんてのうロレ」

ロレンス「いえ、僕はこいつとは別に…ただの連れですから」

ホロ「そうそう…え?」

ロレンス「だって、余計な勘違いされたくないだろ?」ひそひそ

ホロ「そ、それはそうじゃが……」

店主「なんだ、ただの連れだったのかい。勝手にきめつけちまって悪かったな。
    あんまりお似合いなんでつい勘違いしちまった」

ロレンス「はははっ」

ホロ「……」ちびちび

店主「これは俺のおごりだ! まぁ、俺の予想もそこまで鈍ってないと思うけどな~
    そんな別嬪さん連れて、何もないなんて…兄さんもしかして…?」

ロレンス「ま、まさか! 私は異性愛者ですよ」

ホロ「……ふん」ちびちび


66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 22:19:33.53 ID:hRjcLpWN0

夜も更け、さんざん飲み食いした後

ロレンス「おいホロ! ホロ!…ったく…いつもはこんなに酔わないんですが…」

ホロ「ん~~?…わっちは酔ってなどありんせん! だんなどのぉ…おかわりじゃぁ…」けたけた

ロレンス「うわ、酒臭いぞ…全く」

ホロ「わっちゃあ…わっちゃあ賢浪…男になんぞ…のう、聞いておるか? ロレ…」

ロレンス「ったく…ほら、もう店じまいしたんだぞ?
      これから宿に行かないといけないんだ…しっかりしてく…あぁもう!」

店主「はははは! 随分飲んでたからなぁ嬢ちゃんは。さすがにそうなるのも無理はねぇ」

ロレンス「すいません、もう店じまいなのに…」

店主「まぁいいさ。久しぶりの上客だったからな。それとよ兄ちゃん」

ロレンス「?」

店主「上客様にはやっぱ言っておいたほうがいいと思ってよ…この町のことなんだが。 
    悪いことは言わねぇ、あまり長いしないほうがいいぜ。
    もちろん、この町は素敵さ、俺が生まれた町だからな…でも」

ロレンス「……」

店主「みんながみんな、そういうやつばかりとは限らねぇ。そこを分かっておいてほしいんだ」

ロレンス「確かに、街中で奇妙な商人を見かけました。扱っているものは、大きな街では違法のもの」


70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 22:24:04.98 ID:hRjcLpWN0

店主「そこまで知ってんならいらねぇ心配だったか。まったくよ…景気が悪いからって、
    そういうもんにまで手を出して何がしたいんだかねぇ…俺にはようわからんよ」

ロレンス「そうですね…私にも理解しかねます」

店主「ま、そういう訳だ。忠告はしたぜ? そこの嬢ちゃん、10人男がいたら10人振り返る美人だ。
    …あいつらが薬の売買だけしてるとは限らねぇ。くれぐれも用心してくれや」

ロレンス「ご忠告、痛み入ります。
      では、本当においしいぶどう酒と料理を、ありがとうございました」

店主「はは、礼を言うのはこっちだぜ兄ちゃん。久しぶりに楽しい夜だった、ありがとよ」


72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 22:25:47.46 ID:2B7sZcPE0

NTRだけはやめろ
やめてくれ



77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 22:29:30.37 ID:hRjcLpWN0

ホロ「……ろれんす…」

ロレンス「どうした? 気持ち悪いのか…?」

ホロ「……zz」

ロレンス「…寝言か…。それより、どうしてまたこんなに飲んだんだろうこいつは…」

ホロ「…」くーくー

ロレンス「……」ごくっ

ロレンス「だ、ダメだ、俺はまた何を考えて…!? とにかく、今日は宿を別々にとった。
      そもそも今まで同じ部屋に男女が一緒というのがおかしかったんだ!」

ロレンス(俺はどうかしてる…ホロとは単に目指す場所が同じだけ。それはあいつだってそうだ…
      それを邪な気持ちで…なんて下劣な男なんだ俺は!)

ロレンス(心のどこかで、あいつの素肌を見れることを期待していたんじゃないのか俺は?
     だから今まで…金田なんだと言い訳をして同じ部屋を借りて…)

ロレンス(きっと、ホロも迷惑していたんだろう…いや、そうに違いない…
     だから今日もあんなに飲んで忘れようとしていたんだ…)


85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 22:36:39.87 ID:hRjcLpWN0

繁華街から少し離れた宿


ロレンス「ホロ! 起きてくれホロ!」

ホロ「ん…ふぁ…な、なんじゃぁ? ロレンス」

ロレンス「今日のお前の部屋はここだ。
      悪くない部屋だし、朝ごはんもついてるから、心配はいらない」

ホロ「な、何を言っておるんじゃぬし…」

ロレンス「俺は隣の部屋に泊まるから、何かあったらノックしてくれ」

ホロ「ど、どうしてじゃ? ぬし…どうしていつものように同じ部屋じゃ…」

ロレンス「ゴメン。いままでお前には迷惑をかけてしまった。
     これからはちゃんと二部屋とるから、変な気遣いもしなくて済むぞ」

ホロ「そ、そんなことありんせん…! ぬ、ぬし…わっちを…わっちを一人にするのか…?」

ロレンス「お前は酔っているだけだよ。
      きっと…いや、この方が俺にとってもお前にとってもいいんだ。
      もう遅いし、寒くなってきたから。体を冷やさないように気を付けてな」

ホロ「いやじゃ…な、なんでそうなるんじゃ? わっちは一言も…ぬし!」

ロレンス「ゴメン。おやすみホロ」

ホロ「ロレンス!!」


87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 22:42:23.16 ID:hRjcLpWN0

ロレンス(これでいい…これでいいんだ。
      ホロは今は酔っていて混乱しているだろうけど、朝になればこの方がいいと気づくさ)

ロレンス(俺がいつ、ホロに手出ししてしまうかわからない…もう、そうしない自信もない…
      そうなったらおれはなんて詫びればいいんだ? そうなるくらいなら…)

ロレンス「……」

ロレンス「……これで、いいんだ…」



ホロ「ど、どうしてじゃ…? わっち、何かロレンスを怒らせるようなことをしてしまったかや?」

ホロ「…も、もしかして、昼のことをとやかく言い過ぎたせい…?」

ホロ「そんな、わっちはロレンスを叱責するためにあんなことを言ったんじゃありんせん!
    それは…ロレンス、ぬしも分かっておるじゃろう?」

ホロ「いやじゃ…一人でこんな部屋…これじゃ、あのころを同じ…一人ぼっちのあの頃と…」

ホロ「……」

ホロ「…そうじゃ、わっちは何を迷っておるのか。ロレンスに一言詫びればよい。
    昼のことなど気にしていないと、そういえばロレンスも一緒に眠ってくれるじゃろう……」


89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 22:46:20.06 ID:hRjcLpWN0

ホロ「隣の部屋じゃったの…」とてとて

こんこん

ロレンス「…!」

ホロ「のうロレンス…開けてくりゃれ…? わっちもそっちで眠りたいんじゃ」

ロレンス(ま、また俺の決心を…でも駄目だ。今日だけは、今日だけはダメなんだ…)

ホロ「開けてくりゃれロレンス? いるのじゃろ? まだ起きているのじゃろ!?」

ロレンス「……」

ホロ「……ロレンス!!」

『おい! 真夜中に大声あげてるんじゃねぇ!!』

『眠れねぇだろが!!』

ホロ「ひぅ!!」びくっ

ロレンス(……すまない、ホロ…諦めてくれ…)

ホロ「…なんで…?…ロレンス…」

ホロ「……」とぼとぼ


94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 22:50:46.38 ID:hRjcLpWN0



ロレンス「……俺も酔ってたらしいな…こんな時間まで起きられないなんて…」
     ふぅ…朝飯も、もうさすがに諦めるしかないか…」

ロレンス「ん…あぁーー…」

ロレンス「ホロ…起きているか…?」

ロレンス「…」

ロレンス「そ、そうだった。部屋を、分けたんだったっけな…」

ロレンス「さすがのあいつも、俺より寝坊するわけないだろ…
      一応、挨拶だけでもしておかないとな」


こんこん

ロレンス「ホロ、俺だ。空けてくれないか?」

ロレンス「……?」

ロレンス「ホロ? まだ眠っているのか?…おい、ホロ!」

がちゃっ

ロレンス「…っ!?…鍵が、かかってない…?」


97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 22:51:50.55 ID:DZWcKBT00

……ゴクリ


98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 22:53:44.58 ID:hRjcLpWN0

ロレンス「ホロ!!」

ロレンス「……いない…!?…そ、それに、この部屋の散らかりようは……」


『そこの嬢ちゃん、10人男がいたら10人振り返る美人だ。
  …あいつらが薬の売買だけしてるとは限らねぇ。くれぐれも用心してくれや』

『おい! 真夜中に大声あげてるんじゃねぇ!!』


ロレンス「…まさか…?」

ロレンス「嘘だろう? だって…そんな…馬鹿な!!」

ロレンス「ホロ…!!!」


102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 22:58:38.19 ID:hRjcLpWN0

ロレンス「なんて俺は間抜けなんだ!? 昨日、酒屋の店主に言われたばかりじゃないか!?」

ロレンス「それなのに…俺は自分のことばかり考えて…どうしようもない大馬鹿野郎だ!!」

ロレンス(ホロが悪霊憑きなのは耳を見られたらすぐにばれてしまう…
      麻薬を売るような奴らにそれが知れたら? それとも、もうすでにホロは…)


『のうロレンス…開けてくりゃれ…? わっちもそっちで眠りたいんじゃ』

『開けてくりゃれロレンス? いるのじゃろ? まだ起きているのじゃろ!?』

『……ロレンス!!』


ロレンス「あんな…あんな会話が最後だなんて…納得できるか!!
      必ずホロを取り戻す…いくらかかっても、何があっても必ず…!!」


104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 23:05:28.35 ID:hRjcLpWN0

店主「ったく、嬢ちゃんも相当の好きものだねぇ…こんな田舎の葡萄酒大瓶何本も買っちまってよ。
    俺は儲かるから良いんだけどよ」

ホロ「くふっ、それだけここの葡萄酒の虜になったということじゃ」

店主「にしても、朝から嬢ちゃん一人で使いにだすたぁ、兄ちゃんもちょいと不用心すぎるぜ」

ホロ「問題ありんせん。わっちはそこらの雄にはやられたりしんせん」

店主「がはは、確かになぁ! あの酒の強さじゃ、男のほうが先にまいっちまうって!」

ホロ「…ロレンス、これで機嫌を直してくれるじゃろうか?」

店主「…どうしたんだい?」

ホロ「え…?」

店主「いやよ、今の嬢ちゃんの顔。俺のカミさんが何か辛いことがあった時と似てたからよ。
    なんかあの兄ちゃんとの間であったのかい?」

ホロ「…べ、べつに、人に言うことのもんじゃありんせん…」

店主「人生の、特に長年一人の女と暮らしてきた俺だったら、もしかしたらもありうるぜ?
    自慢じゃないが、俺も若いころはねぇ…」


106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 23:07:44.20 ID:6RkM0acvi

ほろおおおおおおおよかった


110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 23:08:26.60 ID:hRjcLpWN0

ホロ「…その、べつに笑ったりしないじゃろうな旦那殿?」

店主「あぁ、男女の問題ってのは傍から見りゃあ笑い話見ないなことばかりだ。
    そういった話には慣れてるよ、話してみな」

ホロ「…そこまでいうてくれるのなら…離さぬわけにはいかなくなったの…」くふっ

店主「今日初めて笑ったな。嬢ちゃんみたいな美人は笑顔が一番だ。
   それで、そんな美人の笑顔を奪った馬鹿な男は誰なのかな?」

ホロ「くふふっ、さぁ、だれでありんすか…」


112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 23:15:32.70 ID:hRjcLpWN0

『あ? 兄ちゃんよ、ここどこだかわかってんの?
  ここのどこが探偵事務所に見えるんだよこら!』

『あら、朝からそんなにどうしたのん?…もしかして、坊や…そんなにここが気になる…?』

『廓言葉を使う女だぁ? 知らねェよそんな女…で、その子あんたのなんなの? ねぇ、美人かい?』

『おい兄さん、ちょいと寄ってってくれよ。いい子そろってるよ~?
 それに、兄さんみたいに懐があったかい男の人には、特別な子も用意してるんだけどなぁ』

『ヤクに興味ないのにここくるわけ? 何兄ちゃん? 冷やかし?
 あ? 人探しだぁ…!? ったく時々こういうネジが外れたアホがくるんだよな…』

ロレンス「本当に来なかったか? 栗色の髪で、廓言葉を話す…!」

『あー、うるせぇコイツ。知らねェっつってんだろ!? おい、お客様はお帰りだ。
 丁重にお送りしてやんな』

ロレンス「待て!! まだ話は終わって…!」

『あんま世の中舐めんなよ…兄ちゃん!!』


ドゴッ! バキッ! ドスッ!


115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 23:17:55.86 ID:j0HQ7zFDO

本当にロレンスは空回りが得意だの


118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 23:19:40.47 ID:hRjcLpWN0

『これからはうろつく場所と啖呵切る相手を選ぶんだな!!』

『結構持ってんじゃねぇか。これで女でも買おうってのか?
  へへっ、ま、これは勉強料だ。もらっとくぜ』

ロレンス「…が…は…ホロ…」

ロレンス「…げほっ…げほげほ…ホロ…ごほっ…」ぼろっ

ロレンス「くく…ははは…俺は、何をやってるんだ…?
      こうなるとわかっていながら、身一つであんな場所に…」

ロレンス「これで商人だってんだから笑い話だ…くくくっ…」

ロレンス「……ホロ……」

ロレンス「…ホロ…俺は、俺はこれからどうすればいい…?
      お前を失って…俺のせいで…俺の…」


126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 23:24:44.95 ID:hRjcLpWN0

ホロ「…ロレンス、遅いのう…ここは速く出ると言っておったのに…」

ホロ「わっちの言ったこと、そんなに傷ついたのかの…」



『あっはっは!! 嬢ちゃん! そりゃあ男には言っちゃいけねぇよ!!』

『む、し、しかしの…あやつ、
  わっちの名を呼んであんなことを…わっちがすぐ隣にいるのにじゃぞ?』

『くくく…はは…はぁー…まぁ、あの兄ちゃん、見るからにそういうところに疎そうだったからな。
  そんで、誰よりも貞操についてこだわるタイプだぜ』

『笑わんといっておったのに…わっちゃあ』

『おお悪い悪い。そうだったな。でもしかし…
  手淫見られたくらいでそこまでとは、兄ちゃんチェリーなのかもな』

『チェリー…?』

『兄ちゃんに聞いてみろ。違うって言ったら、そうって意味だからよ』

『…ようわからんが、そうしておく』


132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 23:29:59.73 ID:hRjcLpWN0

『で、アドバイスだがな、年配の』

『な、なんじゃ…?』どきどき

『脱げ。そんで、耳元でこういえばいい』


「愛している」


『ってな。見たところ、どっちも相思相愛みたいだが、
  言葉で言わないと伝わらないこともあるんだぜ?
  そこらへん、商売一筋の男にはわからないもんだ、俺も…それで苦労したぜ』

『そ、そんな言葉だけでいいのかや?』

『俺の予想じゃな。あの兄ちゃんがホモなら別だが』

『そ、そんなことありんせん…それに、そうだったらわっちは困る…』

『あはは、冗談だよ。そらっ、代金は負けとくよ、俺からの選別だ。
 そろそろ寝坊助の兄ちゃんも起きるだろ。さっさと帰るんだな』

『いいのかや? この数だと、結構な値段に…』

『気にするな。でも、この町にもまともな奴が残ってるって吹聴しておいてくれ。
  あと、くれぐれも帰り道には気をつけろよ。性交…おっと、成功を祈ってるぜ』

『旦那殿…感謝、感謝でありんす…』


137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 23:33:08.08 ID:hRjcLpWN0

ホロ「遅い…何かあったんじゃろうか…」

ホロ「…!」ぴくっ

ホロ(ロレンスの足音じゃ…随分に重い足取りじゃが…)

ホロ(部屋に戻ったみたいじゃの…)


ロレンス「……ホロ…」

ロレンス「……」


こんこん


ロレンス「……」


こんこん


ロレンス「……誰です?」

『あの…ロレンス…? わっちじゃが…入ってもよいかや…?』


138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 23:36:02.09 ID:hRjcLpWN0

ロレンス「!?」

ホロ「!?」

ロレンス「ホ…ホロ…!?」

ホロ「ロ、ロレンス…どっ、どうしたのじゃその顔の傷は…―――!?」

だきっ!

ロレンス「ホロ…!! ホロ…!! よかった…どうしようかと…本当にどうしようかと…!!」

ホロ「ろ、ろれんす!? ど、どうかしたかや? その…」

ロレンス「………よかった…本当に…本当に…」

ホロ「…ロレンス…」

ロレンス「……」

ホロ「……」なでなで


139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 23:37:42.22 ID:dnsKIXoD0

ようやく本編だ


142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 23:39:35.13 ID:hRjcLpWN0

ホロ「…で、わっちがそやつらに捕まったと勝手に勘違いした挙句。
    見るからに危険な商店にその身一つで飛び込んだ、と。そういう訳かや?」

ロレンス「…あ、あぁ…面目ない…」

ホロ「ふむ…褒められたことではないの。財布がなければ殺されていたのかもしれんのに…
    それに、冷静なおぬしがそこまで…」

ロレンス「そ、それは…」

ホロ「…なんじゃ?」

ロレンス「お前だからさ…きっと、お前だから…」

ホロ「……こ、こほん」

ロレンス「それにしても…心配かけて悪かった…この通りだ」

ホロ「そんな真似はせんでもよろしい。わっちも声もかけずに
    酒屋に行ったのはまずかった。実につまらん行き違いをしたようじゃな…お互いに」


145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/16(月) 23:43:14.87 ID:hRjcLpWN0

ロレンス「……」

ホロ「……」そわそわ

ロレンス「…あ、あの、ホロ…?」

ホロ「な、なんじゃ?」ぱたぱた

ロレンス「その、その葡萄酒の大瓶。どうしたんだ?」

ホロ「は、えっ?…こ、これかや? これはその…ぬしの機嫌を直そうと…わっちが貯めた小遣いで…」

ロレンス「俺の、機嫌…?」

ホロ「何か、気にくわぬことがあったのであろう?
    だからわっちと違う部屋に泊まったのであろう?」しゅん

ロレンス「ち、違うホロ! そんなんじゃないんだ、それは…俺が…」

ホロ「手淫のことかや…? くふふ、そんなことわっちは気にしたりせん。
    これでもぬしよりだいぶ長生きしておる身じゃ、雄のこともよーく知っておる」

ロレンス「でも…俺のそういう行動が嫌であんなに飲んだんじゃ…?」


148 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/01/16(月) 23:46:08.54 ID:hRjcLpWN0

ホロ「はぁ――…そうではない。わっちがあそこまで飲んだのは…」

ロレンス「な、なんなんだ? どんな理由で…」

ホロ「その…あの…えと…ぬしが…わっちをただの連れだと…言うから…」かぁぁ

ロレンス「…は?」

ホロ「もう! この際どうでもいいでありんす!!
    それよりも! おぬしはわっちに言うべきことがあるはずじゃが?」

ロレンス「…あぁ。もちろんだ。分かってる」

ホロ「ほう…命よりも大事なわっちにじゃぞ? 本当に分かっておろうの?」ぱたぱた

ロレンス「もちろんだ」

ホロ「……」ぱたぱたぱたぱた

ロレンス「…ホロ…」


150 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/01/16(月) 23:50:03.76 ID:hRjcLpWN0

ロレンス「すまなかった!」

ホロ「……は?」

ロレンス「俺…お前が大切なのはわかっているんだ…誰よりも…
      で、でも、なんというか…時々、お前をそういう目で見てしまうというか…
      いや、これはお前が可愛いとかそういうんじゃなくて…
      ただ単に俺が若いから…いやいや、言い訳しても仕方ないな…とにかくごめん!!」

ホロ「……」

ロレンス「許してくれるか…ホロ?」

ホロ「……くふふっ…旦那様の言うとおり、とんでもないぼんくらじゃのぬし」

ロレンス「言葉もないよ…猛省してる…」

ホロ「やれやれ…ロレンス。少し目を閉じておれ」

ロレンス「……?…わ、わかった」

ホロ「わっちがいいというまで、そのままでおるのじゃぞ?」


153 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/01/16(月) 23:53:36.79 ID:hRjcLpWN0

ホロ「よいぞ」

ロレンス「なんなんだよホ…ロ…!?」

ホロ「…どうかしたかや? 妄想のわっちより、格別に魅力的じゃろ?」

ロレンス「な、なな、なんてことしてるんだホロ…!?」

ホロ「…のうロレンス。ぬしが無鉄砲に飛び出して、傷だらけで帰ってきたとき。
    それでもわっちは…嬉しかったのじゃ」

ロレンス「……」

ホロ「わっちと、おぬしが同じ気持ちなのだと。その時強く確信できたからの…
    こんな気持ちになったのは…いつ以来のことか…」

ロレンス「…ホロ」

ホロ「ロレンス…わっちはぬしを…」

ロレンス「待ってくれ。その先は…俺に言わせてくれ…」

ホロ「!」ぱたぱた


『愛している』


156 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/01/16(月) 23:56:25.40 ID:j0HQ7zFDO

※原作もこの位いちゃつきます


157 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/01/16(月) 23:57:19.38 ID:hRjcLpWN0

ロレンス「結局…二泊してしまったな…」

ホロ「くふっ…猛獣とは、正に主のことじゃの…」

ロレンス「本当の猛獣にそういわれても…いや、たしかに否定はできない…」

ホロ「…それで、ロレンスよ」

ロレンス「…なんだ?」

ホロ「よもやぬし、今夜もおかしなことを言い出すことはあるまいの?」

ロレンス「あぁ、分かってるよ。心配しないでくれ」

ホロ「そうか? 本当に分かっておるかや?」

ロレンス「もちろんだとも…」


ロレンス「これからも、借りる部屋はひとつで、だろ?」





終わり


159 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/01/16(月) 23:57:55.35 ID:3PLI6t6c0

二泊
おい
二泊


詳細



192 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/01/17(火) 00:38:44.59 ID:XQnmpEDei

わっちペロペロ


196 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/01/17(火) 00:59:49.69 ID:DrljGYAAO


楽しかったから腹筋してくる




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二次創作でホロの再現って滅茶苦茶難しいと思う

とりあえず可愛かったから乙!!
[ 2012/04/11 15:05 ] [ 編集 ]
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