1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 14:47:53.30 ID:ExDvNyVq0
フリット「これが、コミケ…」
ウルフ「気をつけろフリット、奴らの身体に触れたら何が付くかわかったもんじゃねぇ」
フリット「はい、ウルフさん(大丈夫…僕とガンダムならやれる…)」
グルーデック『ゲートが開くぞ!総員突撃!大手サークルから潰せ!』
ウルフ「了解!行くぞフリット!」
フリット「はい!」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 14:48:58.29 ID:ExDvNyVq0
ウルフ「フリット、動きが遅い奴は任せろ!お前は速い奴を頼む!」
フリット「分かりました!いくぞ…」
キモヲタ「走るブー!僕が一番のりだブー!」ダダダダダッダ
シュンッ
キモヲタ「!」バキッ
シュンシュンッ
キモヲタ「があぁっ!ごふっ!」ドゴッボコッッ
ドカーン
フリット「どうだ!これがスパローのスピードだ!」
フリット「まだまだああぁ!」
キモヲタ「うわぁ!」ドゴッ
キモヲタ「ひいぃ」バキ
キモヲタ「ぐああぁっ」ドゴッ
ドドドカーン
フリット「次!」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 14:49:36.89 ID:ExDvNyVq0
ウルフ「すげえ…フリットのやつ、一人であんなにもの数のUEを…」
ウルフ「俺も負けていられないな!」ズバズバッ
キモヲタ「ぐわあああああぁ!」ドカーン
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 14:50:05.69 ID:R4aM5b2o0
お前らUEなのか 8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 14:50:24.09 ID:ExDvNyVq0
グルーデック「戦況は?」
ミレース「こちらが優勢です。確実に向こうの数を減らしています。ただ…」
グルーデック「ただ?」
ミレース「超大手サークル『UE』は無数の肉の壁により近づくことすらできていないようです」
グルーデック「そうか…少し早いが仕方ない、
フォトンブラスターキャノン用意!バルガス、大丈夫だろうな?」
バルガス『おお、なんとか間に合わせたわい!ただし、エネルギーチャージに時間がかかるぞぉ』
グルーデック「よし、総員に告ぐ、
本艦はこれよりフォトンブラスターキャノンの準備に取り掛かる!
発射までに時間がかかるため時間稼ぎを頼む!」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 14:52:12.09 ID:ExDvNyVq0
ウルフ「…だそうだ。フリット、一旦船のほうに戻るぞ!」
フリット「はい!…」
オニイチャン…
フリット「この声…まさか!?ウルフさん、先に行ってて下さい」
ウルフ「あ?ああまあ分かった絶対後で来いよ!」
フリット「はい!……」
オニイチャンアソボウヨ…
フリット「デシル!」
デシル「遊ぼうよお兄ちゃんっっ!」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 14:54:26.87 ID:ExDvNyVq0
ガキィン
フリット「その声、やっぱりデシルだな!?」
デシル「そうだよぉお兄ちゃん?また会えたね?」
フリット「どうして君みたいな子供がここにいるんだ!?」
デシル「え?だって楽しいじゃん!
多くの人間の妄想が覗けるこのイベント!お兄ちゃんは楽しくないの!?」
フリット「楽しいわけあるか!だって二次元なんだぞ!?相手は人間じゃないんだ!」
デシル「ふーん、じゃあこれをみてもそんなことが言えるの?」
フリット「なっ、こ、これは!?」
デシル「僕が描いた18禁同人誌…」
デシル「『ユリンの雌穴にリンリンしたい本』だよぉ!」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 14:55:42.72 ID:B7+ndJEF0
わろた 19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 15:00:32.66 ID:okO18lLs0
七歳がエロ同人を描くなんて悲しい時代だ 18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 14:57:24.12 ID:ExDvNyVq0
フリット「なんだよこれ…うまいし…エロい…」ペラッ
デシル「どお?お兄ちゃん?」
フリット「これを…まだ子供の君が描いたのかい?」ペラ
デシル「そうだよぉ?お兄ちゃん!
Xラウンダーの力はX指定のものに共鳴して能力が上がるんだよぉ!?」
フリット「そうか………くもユリンを…」
デシル「?」
フリット「よくも僕のユリンを汚してくれたなああああ!」ピキーン
デシル「え!?」
フリット「うおおお!」シュバッ
デシル「ぐああっ!くっそぉ!」ズバッ
フリット「ぐおおっ!ま、まだだ!うおおおおおお!」シュンシュン
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 15:00:45.78 ID:ExDvNyVq0
デシル「ははは!楽しいねえお兄ちゃん!ボクの同人誌で興奮して力が上がったの?」
フリット「うるさい!よくもユリンを!
ユリンはこんなところでオナネタにされていい娘じゃないんだ!!」シュンシュンシュン
デシル「え?な、なんだよこれぇ!?う、うわあああ!」
ズバズバババババズバババズババ!!
フリット「これで終わりだ!」
ズバッ
デシル「そ、そんな…僕が負けるなんて………う、うわああああああああああああああああ!」
ドカーーーン!
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 15:03:06.62 ID:ExDvNyVq0
ミレース「フォトンブラスターキャノン、エネルギーチャージ完了」
グルーデック「よし、フォトンブラスターキャノン発射ぁ!」
ビュオオオーーーーーーーーーーーーーン!!
ドガガガガガガガガ!!
UE親玉「何!?まずいぞこのままでは…」
子供「父さま、まさか!?」
UE親玉「私も出る!」
UE親玉「この機体なら私の年老いた脳からでもXラウンダーの力は出せるはず…」
UE親玉「いくぞ!」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 15:05:54.19 ID:ExDvNyVq0
フリット「はあ…はあ…」シコシコシコビュッビュッ
フリット「ふう…」フキフキ
ウルフ「おう、フリット帰ってきたか…ってボロボロじゃねえか!?」
フリット「……」
ウルフ「?」
フリット「バルガス、タイタスに換装してくれ…」
バルガス「お、おお分かった…大丈夫かフリット?」
フリット「……」
バルガス「おーいフリットぉ!返事をせんか―!」
フリット「……はぁ」
エミリー「フリット…」
フリット「フリット・アスノ、ガンダムでます…」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 15:09:59.88 ID:ExDvNyVq0
グルーデック「よし、フリット!
豚どもの死体をどかしてくれ!そこからやつらのスペースへ侵入する!」
フリット「はぃ…」
フリット「タイタスフルパワー…」
フリット「どーん…」
フリット「おりゃー」
グルーデック「よし、このまま突撃だ!」
フリット「はぁ…(もっとユリンの同人誌が見たい…)」
ピキーン
フリット「この感じ…Xラウンダーの持ち主…!?」
フリット「バルガス、換装だ!早く!」
ガチャーン
フリット「換装完了、僕もこのままスペースに侵入する!」
ウルフ「え?ちょ、ちょっと待てよフリット!」
フリット「ウルフさんは外のキモヲタを頼みます!」
ウルフ「お、おう…(急に元気になったなあいつ…)」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 15:11:28.62 ID:ExDvNyVq0
フリット「どこだ?どこにいる…?」
ガチョーンガチョーン
フリット「こいつは!?」
親玉「みつけたぞガンダム!お前がデシルを倒したのか!?」
フリット「そうだ!そういうお前はUEのボスか?」
親玉「ああそうだが?」
フリット「デシルが描いた同人誌…よかったです」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 15:12:04.07 ID:ExDvNyVq0
親玉「貴様、あれを読んだのか?」
フリット「ほかにユリン本はないのですか?」
親玉「はっはっは!そんなものあるわけないだろ!
ユリンなどといういかにもキモヲタ受けのいいキャラなんぞ描きよって!」
フリット「なんだと!?」
親玉「あいつはまだ子供だ。純粋だったからな。あれじゃあ駄目だ」
フリット「貴様…よくも…」
親玉「あ?」
フリット「よくもユリンをバカにしてくれたなああああああ!」ピキーン
親玉「(な、なんだこれは?
これはまさかSEX(スーパーエクストラ)ラウンダーの力…っ!!!)」
フリット「はあああっ!」ズバーン
親玉「くそ、脱出だ!」
ドカアアアン!
フリット「待て!」プシュー
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 15:12:04.10 ID:pubr112V0
おいwwwwwwwww 27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 15:16:09.93 ID:ExDvNyVq0
グルーデック「ここがメインルームか」
ウィーン
親玉「くそっ」
ウィーン
フリット「まて!」
グルーデック「フリット!」
親玉「これはこれは…一般人の皆さん」
グルーデック「全員作業をやめろ!さもなくば撃つぞ!」
親玉「無駄だ」
グルーデック「なに?」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 15:16:47.54 ID:ExDvNyVq0
親玉「全員アニメに集中している。周りの音など聞こえていない」
グルーデック「くそ、キモヲタどもがっ!」
グルーデック「答えろ、貴様らは一体なんなんだ」
親玉「しょうがない…」カポッ←ヘルメットを外す音
ミレース「うそ、普通に人間…?」
親玉「なんだ?まさか君たちは我々を
エイリアンのような醜い顔をしているとでもおもっていたのか?」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 15:21:13.08 ID:ExDvNyVq0
親玉「君たちがUEと呼んでいるものの正式サークル名は「ヴェイガン」」
親玉「「天使の落日」の日に路頭を迷うようになったキモヲタ集団だ」
グルーデック「「天使の落日」…全国的に展開していたメイド喫茶「えんじぇる」が閉店した日か」
親玉「そうだ、我々はメイド喫茶「えんじぇる」の常連だった」
親玉「路頭に迷い、キモヲタということで迫害を受けた…
しかし、同人誌を描くことで金を稼ぎ、やっと普通の暮らしを手に入れた」
グルーデック「だがそのせいで俺の家族は死んだ!」
フリット「僕の家族もだ!」
親玉「え?」
グルーデック「死んでもらう」
親玉「(なんでだよ!)」
パンッ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 15:21:31.73 ID:ExDvNyVq0
ウィーン
子供「父さま!…あっ!」
グルーデック「貴様…こいつの息子か?」
子供「よ、よくも父さまを!」
グルーデック「俺の名前はグルーデック・エイノア」
グルーデック「おまえの父親を殺した男だ。俺を憎み、同人誌を描き続けろ」
グルーデック「お前の父のようにな…」
子供「あ、あ…」
グルーデック「脱出するぞ!まもなくこのサークルスペースは爆発する!」
フリット「(ユリンをバカにしたお前らは絶対に許さない!
見ていてくれユリン!僕は必ず救世主になって見せる!)」
ドカーン
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 15:22:53.74 ID:E4BqyqSoO
カスすぎてワロタ 32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 15:22:57.59 ID:ExDvNyVq0
エミリー「…あ!フリット」
フリット「ユリン!ユリン!ああああイクよ!」シコシコシコシコビュビュルビュル!!
エミリー「……」
フリット「あ、エミリー…」
エミリー「フリット!」
フリット「こっちみんな雌豚…」スタスタスタ
エミリー「う、うう…」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 15:24:56.95 ID:ExDvNyVq0
フリット「あ、グルーデックさん…」
グルーデック「どうしたフリット?」
フリット「すみません、僕、同人誌って良いものだなぁと思ってしまって…」
グルーデック「フリット」
フリット「は、はい!」
グルーデック「前にも言っただろ。俺とお前は同じだと」サッ
フリット「その同人誌…」
グルーデック「私の家族の近親相姦3Pものだ」
グルーデック「やつらの親玉が出していたものだ」
フリット「近親相姦3Pもの…」
回想
親玉『はっはっは!そんなものあるわけないだろ!
ユリンなどといういかにもキモヲタ受けのいいキャラなんぞ描きよって!』
フリット『なんだと!?』
親玉『あいつはまだ子供だ。純粋だったからな。あれじゃあ駄目だ』
回想終わり
フリット「そういうことだったのか…」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 15:27:30.44 ID:ExDvNyVq0
グルーデック「フリット、今度からはお前がみんなを引っ張っていけ。
Xラウンダーの力は平和のために使うんだ」
フリット「はい!」
あれほど二次元を嫌っていた僕がこうなるなんて誰が分かったろう
ただ、これだけは伝えたい
君にはこの春休みに1歩リードして欲しい
そしてワンランク上のキモヲタになってほしい
見えない運命の分かれ道は今
君の目の前にあるんだ
ガンダムAGE、毎週日曜夕方放送中!
完
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 15:28:40.96 ID:ExDvNyVq0
長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、
これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、
何を考え、どのような感情に浸れたのか、それは人それぞれだと思います。
少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!ではこれにて。
皆さんお疲れ様でした!
ガンダムあげ
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 15:28:58.79 ID:R4aM5b2o0
進研ゼミみたいな締め方してんじゃねえよwwwwww 38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 15:30:17.36 ID:okO18lLs0
アセムはどうなってしまうんだ
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