7/7は箒ちゃんの誕生日でした
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/
07/08(日) 12:00:44.20 ID:cWUQXmkS0
7/7 19時過ぎ
一夏「そうだよ七夕は箒の誕生日だった・・・思い出した」
一夏「なんか箒が妙にソワソワしてると思ったらそういうことだったのか・・・」
一夏「・・・・・・」
一夏「・・・なんにも用意してねぇ・・・」
一夏「どうしたものか・・・・・・この時間じゃ外出なんて出来ないし・・・」
一夏「うーむ・・・去年はなにあげたんだっけ・・・?」
一夏「そうだ、去年も忘れてて部屋にあったクッキーの包み紙を縛ってたリボンあげたんだ」
一夏「意外と喜んでたよな・・・よし、仕方ない。今年も部屋にあるものをそれっぽくわたそう」ゴソゴソ
一夏「プレゼントとして渡せそうなのはこんなもんか・・・」
・先々週のジャンプ
・シャルにもらったクッキー
・ラウラと作った短冊のあまり
・一昨日買ったシャーペンの芯
・ダイの大冒険11巻
・押すだけベープ
一夏「これの中で選ぶとしたらどれか・・・>>5だな!」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 12:06:22.88 ID:opKszShu0
どれも酷い 58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 14:00:45.92 ID:opKszShu0
ハヽ/::::ヽ.ヘ===ァ
.:+ {::{/≧===≦V:/
.: >:´:::::::::::::::::::::::::`ヽ、
.:+.: γ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ : :.+
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. | ll !:::::::::l::::::/|ハ::::::::∧::::i:::::::::i ワク
、ヾ|:::::::::|:::/`ト-:::::/ _,X:j:::/:::l ワク
ヾ:::::::::|V≧z !V z≦/::::/
ワク .∧::::ド゙゙゙゙゙゙゙ _ _,゙゙゙゙゙゙゙ノ:::/
ワク ./::::/\ト _ |_/ ィ::/::|
/::::/ ./__ __\i
.∨─(____⌒)(⌒__. )─ 5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 12:06:33.92 ID:R5Z5+kyg0
ベープ 8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 12:11:11.83 ID:cWUQXmkS0
一夏「蚊が出てくる時期だもんな!これに決めた!」
一夏「一回シュッとするだけで半日は蚊から守ってくれる優れモノ」
一夏「箒もこれなら納得だろ」
prrrrr
『もっ、もしもし!』
一夏「おー箒か。俺だけど」
『う、うむ。なにか用か?』
一夏「ちょっと俺の部屋来てくれる?忙しかったr」
『すぐにいく!!』
ガチャッ!
箒「は、入るぞ」
一夏「おー早いな。ごめんわざわざ呼び出したりして」
箒「か、構わん。全然暇だったからな」
一夏「そうか」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 12:16:07.80 ID:cWUQXmkS0
一夏「それで、なんで来てもらったかなんだけども」
箒「・・・」ドキドキ
一夏「今日七夕だろ?箒はなにか願い事したか?」
箒「あ、あぁ」
一夏「なにお願いしたんだ?
箒「秘密だっ」
一夏「そうか。まぁそれとは関係ないんだけど」
箒「・・・」ドキドキ
一夏「誕生日おめでとう。これつまらないものだけど」つベープ
箒「・・・・・・えっ?」
一夏「もらってくれると嬉しいな」つベープ
箒「な、なにこれ・・・」
一夏「ベープ」
箒「ベープ?」
一夏「押すだけベープ」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 12:19:52.61 ID:cWUQXmkS0
箒「押すだけ・・・」
一夏「一回押すだけで蚊が来なくなるんだぜ!ちょっと使ってあるけどまだまだ残ってるから」
箒「・・・・・・ありがとう」
一夏「いいってことよ、幼馴染だろ?」
箒「・・・・・・じゃあ、オヤスミ・・・・・・」トボトボ
バタン
一夏「ふぅ、なんとかこれで乗り切れたな!」
箒「・・・・・・」プシュッ
箒「・・・・・・」
鷹月さん「あら、なんですかそれ」
箒「一回押すだけで蚊が来なくなるんだそうだ」
鷹月さん「便利ですね」
箒「・・・・・・」
終わり
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 12:20:28.98 ID:7AePeVP8O
これはひどい 17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 12:29:07.51 ID:LcT+JMGT0
ヒドすぎww 18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 12:33:46.57 ID:cWUQXmkS0
お前らがまともな安価取らないから・・・ 19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 12:35:07.97 ID:dw1iB925O
>>18
どの安価選べってんだよwww 26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 12:51:38.08 ID:nIPv1cpo0
7/7 19時30分頃
一夏「そうだよ七夕は箒の誕生日だった・・・思い出した」
一夏「なんか箒が妙にソワソワしてると思ったらそういうことだったのか・・・」
一夏「・・・・・・」
一夏「・・・なんにも用意してねぇ・・・」
一夏「どうしたものか・・・・・・この時間じゃ外出なんて出来ないし・・・」
一夏「うーむ・・・去年はなにあげたんだっけ・・・?」
一夏「そうだ、去年も忘れてて部屋にあったクッキーの包み紙を縛ってたリボンあげたんだ」
一夏「意外と喜んでたよな・・・よし、仕方ない。
今年も部屋にあるものをそれっぽくわたそう」ゴソゴソ
一夏「プレゼントとして渡せそうなのはこんなもんか・・・」
・郵便局でもらった貯金箱
・リプトンのキーホルダー
・ドラッグストアの割引券
・非常食のカンパン
・さざえの貝殻
・手乗り門松
一夏「これの中で選ぶとしたらどれか・・・
>>30だな!」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 12:55:40.92 ID:kQKZqVHh0
キーホルダー 39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 12:59:57.70 ID:LcT+JMGT0
このプレゼントには好意どころか悪意しか感じられないが... 36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 12:58:18.94 ID:jSFWj7krO
幸せにする気ないだろ 40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 13:01:00.73 ID:nIPv1cpo0
一夏「集めようと思ったけど面倒になったところだしちょうどいいな!これに決めた!」
一夏「鍵につけられるし種類も豊富!」
一夏「箒もこれなら納得だろ」
prrrrr
『もっ、もしもし!』
一夏「おー箒か。俺だけど」
『う、うむ。なにか用か?』
一夏「ちょっと俺の部屋来てくれる?忙しかったr」
『すぐにいく!!』
ガチャッ!
箒「は、入るぞ」
一夏「おー早いな。ごめんわざわざ呼び出したりして」
箒「か、構わん。全然暇だったからな」
一夏「そうか」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 13:03:31.54 ID:nIPv1cpo0
一夏「それで、なんで来てもらったかなんだけども」
箒「・・・」ドキドキ
一夏「今日七夕だろ?箒はなにか願い事したか?」
箒「あ、あぁ」
一夏「なにお願いしたんだ?
箒「秘密だっ」
一夏「そうか。まぁそれとは関係ないんだけど」
箒「・・・」ドキドキ
一夏「誕生日おめでとう。これつまらないものだけど」つキーホルダー
箒「・・・・・・ああ」
一夏「もらってくれると嬉しいな」つキーホルダー
箒「キーホルダーか・・・?」
一夏「キーホルダーだよ」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 13:23:13.97 ID:C+5Tu2Sn0
/\___/ヽ
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| 、_(o)_,: _(o)_, :::| うわぁ……
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 ̄フ i' l r' ,..二''ァ ,ノ
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|l トー-. !. ; |. | ,. -、,...、| :l
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|l { 彡|. ゝ ;:i' `''''ー‐-' }
. n. n. n l 彡 ::. \ ヽ、__ ノ
|! |! |! l彡| ::. `ー-`ニ''ブ
o o o l :. | 48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 13:23:40.38 ID:nIPv1cpo0
箒「これ全部か?私のために・・・」
一夏「ちょっと前にリプトンのオマケで集めてたんだけど、結局使わなくて」
箒「・・・・・・ありがとう」
一夏「いいってことよ、幼馴染だろ?」
箒「ところで、これ全部違うキーホルダーか?同じのはないのか?」
一夏「なるべくだぶらないように集めたからな、
でもそのピンクのと茶色いのはお気に入りだから俺も使ってる」
箒「ほ、本当か!!?」
一夏「ほらこれ、ちょっと汚くなりはじめてるけど」
箒「ありがとう!大切にする!」
バタン
一夏「ふぅ、なんとかこれで乗り切れたな!」
箒「リプトンのオマケか・・・・」
箒「まっ、いっか♪」ルンルン
おしまい
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 13:39:41.31 ID:OLt+7QLs0
リプトンのオマケで満足するちりとりちゃん可愛い 52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 13:31:00.45 ID:opKszShu0
ハヽ/::::ヽ.ヘ===ァ
{::{/≧===≦V:/
>:´:::::::::::::::::::::::::`ヽ、
γ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
_//::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ ::
. | ll ! :::::::l::::::/|ハ::::::::∧::::i :::::::i +:
、ヾ|:::::::::|:::/`ト-:::::/ _,X:j:::/:::l ::+ 満足・・・
ヾ:::::::::|V≧z !V z≦/::::/ :+:
∧::::ト “ '───' “ ノ:::/! ::
/:::::\ト ,_ ィ::/::|
/ \ ※以下未完54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 13:51:21.60 ID:wcgwJPRm0
ラウラ「そうなのか」
一夏「ああ、プレゼント何にしようか」
ラウラ「箒のほしいものをあげればいいだろう」
一夏「それがわかりゃ苦労しないんだけどな。最近、箒が欲しがってるものに心当たりとかあるか」
ラウラ「ふむ……わからん」
一夏「だよな。箒ってあんまり顔に出さないしな」
ラウラ「しかし嫁よ。こういう時は心がこもっていればんなんでもいいと聞くぞ」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 13:54:17.37 ID:wcgwJPRm0
一夏「心って言われてもなあ。
例えばどういうものだと心がこもってるんだよ。手編みのセーターとかか」
ラウラ「悩んで決めたものならいいということだろう。その悩んでくれた過程が
相手を思いやっている気持ちにつながっている……と聞いた」
一夏「なるほど……」
ラウラ「うむ」
一夏「ラウラなら何をプレゼントされたら喜ぶ?」
ラウラ「私か? 私なら決まっているぞ」
一夏「なんだ」
ラウラ「嫁、お前自身だ」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 13:58:59.80 ID:wcgwJPRm0
一夏「いやいやいや……何言ってるんだ」
ラウラ「だが、日本では体にリボンを結んで自分をあげるというのが
一番相手に喜ばれるものだと言っていたぞ」
一夏「なんだその、ごく一部の偏った意見は」
ラウラ「違うのか?」
一夏「違うっていうか……もし仮に俺が体にリボンを巻きつけてそんなこと言ったら、
箒は竹刀で薙ぎ払ってくるだけだと思うが」
ラウラ「なぜだ?」
一夏「なぜって……大体想像つくだろ」
ラウラ「そうか? 試にやってみたらどうだ。私なら嬉しいぞ」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 14:04:20.20 ID:wcgwJPRm0
一夏「そりゃそんな奇特なことを言ってくれるのはラウラだけだろうからな」
ラウラ「ならば、実験だ。まずセシリアに言ってみればいい。サンプルが取れる」
一夏「ええ!? なんでだよ!?」
ラウラ「セシリア達の反応を見て、一夏自身がプレゼントだというのは
だめなのかいいのかを判断すればいいだろう」
一夏「俺自身がプレゼントっていうのは決まりなのかよ!?」
ラウラ「それも含めて実験だ」
一夏「いや、それは」
ラウラ「お、丁度いい。セシリアがいるぞ」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 14:09:14.41 ID:wcgwJPRm0
セシリア「あら、色男さん。こんなところで何を?」
一夏「セシリア……いや、ちょっとな。って誰が色男だよ」
セシリア「ふふ、二人の美女に挟まれて違うと言えまして?」
一夏「囲まれただけで色男なら、誰でもそうなっちまうぞ」
セシリア「でもわたくしは一夏さんに話しかけていますわよ」
一夏「そりゃあそうだが」
ラウラ「一夏」
クイクイ
一夏「あ、ああ……って本当にやるのか」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 14:10:32.19 ID:wcgwJPRm0
ラウラ「もちろんだ。大事な検証になる」
一夏「なんか勘違いされそうで嫌なんだが」
ラウラ「嫁。早く」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 14:15:06.35 ID:wcgwJPRm0
一夏「後で弁解に協力してくれよ」
ラウラ「わかった」
セシリア「なんですの? 二人でこそこそと話してあんまりいい気はしませんわね」
一夏「ああ、悪い。ちょっと相談してたんだ」
セシリア「相談? 何をです」
一夏「プレゼントについて、ちょっと」
セシリア「プレゼント……も、もしかしてわたくしに?」
一夏「ああ……。セシリア、でもいらなかったらきちんと言ってくれよ」
セシリア「そんないらないだなんて……わたくしこう見えても淑女でしてよ。
そんな安易にいらないなどといいませんわ」
一夏「本当か? 本当に後悔しないか?」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 14:23:15.72 ID:wcgwJPRm0
セシリア「後悔……? そんなことするはず……。待ってくださいまし。
ははーん。わかりましたわ。だから相談していたんですのね」
一夏「そうなんだよ。きっとセシリアは拒否するだろうと思って」
セシリア「なるほど……何かいわくつきのものだったりよくないものだったりするのですわね。
はたまたびっくりさせるものだったり……試しにあげてみようというわけですわね。
それでなんでそのようなものを」
一夏「いや、箒の誕生日なんだよ今日。だからこれでプレゼントいいのかって相談しててさ。
それでセシリアに聞いてみようってことなったんだ」
セシリア「まあ、篠ノ野のさんの!? それは知りませんでしたわ! ……でも、わかりませんわね。
誕生日7ならなおのこと、面白おかしいものなんかあげるべきじゃないのですわ」
一夏「やっぱりそうだよな」
セシリア「そうですわ。そのちょっと……言いづらいですけれどがっかりしましたわね。
一夏さんはこういう悪ふざけには分別があると思っていましたから」
一夏「いやふざけているわけじゃなかったんだが……そうか。やっぱりやめたほうがいいか」
セシリア「きちんと喜ぶものを挙げるべきですわ。……ちなみに何をあげるおつもりだったので?」
一夏「興味あるのか」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 14:25:28.47 ID:wcgwJPRm0
セシリア「念のため聞いておこうと。聞くだけならそのものを見なくてもよさそうですし」
一夏「見なくてもも何も、もう見てるんだけどな」
セシリア「もう見てる?」
一夏「ああ、目の前にあるだろ?」
セシリア「え?」
一夏「だから、俺自身をプレゼントしようと思ったんだ」
セシリア「……」
一夏「……」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 14:27:11.41 ID:MWv6lAVx0
俺「……」 71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 14:28:25.02 ID:wcgwJPRm0
セシリア「……すみません。耳がおかしくなってしまいましたわ。もう一度」
一夏「だから、俺自身をプレゼントに」
セシリア「きゃーーーー!」
一夏「うわ!」
セシリア「なんですのなんですなんですのそれわぁ! そんな、なんて、なんて……!」
一夏「ど、どうしたんだ。あまりにも非常識でびっくりしたか」
セシリア「非常識というか、え? ちょっと待ってください。それを、篠ノ野さんいあげるつもりで?」
一夏「あ、ああ」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 14:34:23.19 ID:wcgwJPRm0
セシリア「……」
一夏「……」
セシリア「…………………………」
一夏「…………セシリア?」
セシリア「やめた方がいいと思いますわ」
一夏「え?」
セシリア「いきなり一夏さんをあげるなどと言われても驚いてしまうだけだと思います。仮に一夏さん、
あなたに友人の女の人がいきなり一生面倒を見てくれ、などと言われたらどうします」
一夏「それは困るな。ってセシリア顔が近いんだけど」
セシリア「でしょう! しかも誕生日に。そんなものは嫌がらせでしかありませんわ」
一夏「なるほど」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 14:38:58.71 ID:wcgwJPRm0
セシリア「ですから、そういうことはずうぇったいにやめるべきですわ」
一夏「わかった。他のものを考えてみるよ。ありがとうセシリア。じゃあ、またな」
セシリア「お待ちになって!」
ガシッ
一夏「ん?」
セシリア「お待ちになってください、一夏さん」
一夏「あ、ああ……って、セシリア近い近い」
セシリア「篠ノ野さんは嫌がるに、決まっていますが……何事も例外というものは存在します」
一夏「例外?」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 14:44:26.28 ID:wcgwJPRm0
セシリア「わたくしなら……嫌ではありませんわね」
一夏「なにが?」
セシリア「なにがって、一夏さんです。さっきまで言っていたでしょう!
何をおっしゃってますの!! ふざけないで! くれるんでしょう!?」
一夏「な、何をそんなに興奮して」
セシリア「いいから! くれるのですわよね!!」
一夏「え、いや、そういうことをしてみようかっていう」
セシリア「ほら見なさいな! ……で、わたくしならもらってあげますわよ、という話です」
一夏「あ、ああ。その笑顔はちょっと、怖いけどな」
セシリア「何かおっしゃって?」
一夏「いえ別に」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 14:47:03.71 ID:6wVnfYF+0
俺もセシリアに迫られたい 82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 14:50:23.10 ID:wcgwJPRm0
セシリア「それにですわ一夏さん。わたくしなら多少のお金もあります。
一夏さん一人の面倒を見るぐらいなんでもありませんわよ?」
一夏「でも、いきなりそういうこと友達に言われたら嫌だろ? 一生とか」
セシリア「何をおっしゃってますの!
今さっき篠ノ之さんに言いに行こうとしたのにどの口がおっしゃったのですか!?」
一夏「あ、はい」
セシリア「とにかくですわ。一夏さんに普通の人なら心底嫌がるだろうけれど、
わたくしならそうではない。ということを覚えておいてほしいのです」
一夏「わ、わかった。セシリアが誕生日の時は」
セシリア「時は!?」
一夏「えっと……いいものを用意しておくから」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 14:53:40.39 ID:wcgwJPRm0
セシリア「いいもの、とは?」
一夏「それを言ったら楽しみがなくなるだろ?」
セシリア「楽しみなどなくて結構。くれるという事実が欲しいのです」
一夏「事実って……でも、セシリア。
セシリアだってくれたら貰うっていう程度のほしいものなんだろ? だったら誕生日には他の」
セシリア「一夏さん!!」
一夏「は、はい」
セシリア「よくって? わたくしの誕生日には貴方をください」
一夏「わかり、ました」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 14:56:56.24 ID:wcgwJPRm0
セシリア「うふふ。うふふふふふふ」
一夏「セシリア?」
セシリア「あー、楽しみですわー。わたくしのバースデーが。待ちきれませんわね」
一夏「そ、そうか」
セシリア「くれる、ということは……ですわ……それに……必要ですわね……それと」
ブツブツブツ
一夏「おーい、セシリア」
セシリア「ああ、急いで……いえ、いっそのこと明日を誕生日に……そうですわ」
ブツブツブツ
一夏「行っちまった……踊りながら回転して」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 14:57:04.88 ID:AwTyiI1w0
セシリアに押し倒されてるじゃねーかワンサマー 97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 16:22:11.70 ID:UncIRYef0
-──‐ .
/r‐v‐v‐v‐、 ヽ
. , ' / ̄ ̄ ̄ ̄| ',
/ /_____j
. / /Y^Y^Y^Y^Y} i
′ !,メ、_{ l| 厶斗| |
′{ | ◯ \{' ◯′/ 八
i Y “ “イ / 、
| /(\ ー' // ̄) 、 〉
| ``ー――‐''| ヽ、.|
ゝ ノ ヽ ノ |
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しかし最初のプレゼント安価の項目ヒデェ…。w