1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 16:17:47.99 ID:WSkTUFCR0
鈴「そんなんじゃ彼女とかできないんじゃない?」
一夏(不細工「余計なお世話だ」
鈴「ところで今日のお昼とかどうするの?」
一夏(不細工「ん?ああ、学食で食おうかなって」
鈴「やめたほうがいいよ。一夏の顔みたら皆の食欲なくなっちゃうから」
一夏(不細工「鈴……いい加減にしろよ……」
鈴「だからお弁当あげる。誰にも迷惑かからない、誰もいない所で一緒に食べよっ」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 16:18:55.26 ID:WSkTUFCR0
一夏(不細工「ハグッハグッモグモグ…」
ジー
鈴「うわぁ…食べてる姿やば過ぎ…モザイクかけたほうがいいよ」
一夏(不細工「じゃあこっち見なければいいだろ」
鈴「いや、一夏ごときにあたしの作ったお弁当残されたら腹たつじゃん」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 16:23:22.05 ID:WSkTUFCR0
セシリア「あら一夏さん」
一夏(不細工「セシリアか」
セシリア「もう…お昼はどちらにいらしたの?学食で待ってましたのに」
一夏(不細工「鈴と一緒に鈴の作った弁当を食ってた」
セシリア「な…なんですって……」
一夏(不細工「どうかしたのか?」
セシリア「あ、明日は私がお弁当を…」
一夏(不細工「それは遠慮しとくよ…」
セシリア「なんでですの!そんなのズルい!」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 16:26:00.77 ID:WSkTUFCR0
朝
一夏(不細工「おい…ラウラ」
ラウラ「どうかしたか嫁」
一夏(不細工「いい加減俺のベッドに忍び込むのは止めてくれ」
ラウラ「何故だ?夫婦が同じベッドで寝るのは普通のことだろ」
一夏(不細工「あのな……」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 16:28:50.35 ID:WSkTUFCR0
一夏(不細工「ようシャル」
シャル「ひっ……あ、ああ、一夏…どうしたの?」
一夏(不細工「どうかした?」
シャル「な…なんでも…」
一夏(不細工「なんで視線を逸らす」グイッ
シャル「やぁああ!近いよ!近いよ一夏!」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 16:35:06.17 ID:WSkTUFCR0
箒「ふぅ……」
一夏(不細工「一人で稽古か、精がでてるな」
箒「ああ…一夏か……」
一夏(不細工「なんだ?元気がないな」
箒「一夏…その…すまないな…」
一夏(不細工「何がだよ」
箒「一夏の顔が…その…酷い状態なのは…私が昔稽古で顔面を…その…」
一夏(不細工「いや、生まれつきだからな!第一面つけてんだからそんは風になるわけないだろ…」
箒「いや…絶対そうに違いない…私が一夏を貰ってやらないと……」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 16:38:55.16 ID:Psf0lEXz0
不細工でも同じかよ
さすが一夏さんぱねーぱねー 22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 16:43:37.74 ID:WSkTUFCR0
鈴「やっほーブス夏」
一夏(不細工「鈴か…」
鈴「何よー!あたしじゃ駄目だって言うの?」
一夏(不細工「いや、逆だよ逆。お前といると安心するんだよ」
鈴「オエー、一夏にそんな事言われたら気持ち悪い」
一夏(不細工「そう!そうなんだよ!俺不細工だよな!」ガシッ
鈴「あ…いち…か……」
一夏「これまで不細工キャラでいじられ続けてきたから、
この学園での俺の扱いに違和感を感じていたんだよ」
鈴「へ…へぇ…そうなんだ…」
一夏(不細工「なんか皆俺に親しくしてくるしさ、
シャルはなんか不自然な態度だし、箒は負い目を感じてる風だけど……」
鈴「そ…そうだよねぇ…一夏みたいな不細工に不自然だよね」
一夏(不細工「だよな!……って顔赤いぞ?風邪か?」
鈴「そりゃあ…一夏の不細工顔こんな至近距離で見せられたら体調も悪くなるよ」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 16:51:52.81 ID:WSkTUFCR0
セシリア「一夏さん、今日こそは私と食事を…」
一夏(不細工「なぁセシリア」
セシリア「はい、なんでしょう?」
一夏(不細工「俺、不細工だよな」
セシリア「は…はぁ」 キョトン
一夏(不細工「何でそんな俺に近寄ってくるんだ?」
セシリア「あのぉ…一夏さんは私を、
殿方をお顔だけで選ぶような女に見えると言いたいわけですのよね?」
一夏(不細工「え?いや…」
セシリア「それはちょっと傷つきますわ……」
一夏(不細工「そうじゃない!そうじゃなくてだな!」
セシリア「では、今日は私とお昼を一緒してくれますのよね?」
一夏(不細工「え?あ…うん…」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 16:55:20.88 ID:4olU+eWT0
セシリアちゃんマジ天使 31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 16:59:32.86 ID:WSkTUFCR0
一夏(不細工「ラウラは…うん、完全に気にしていないパターンだよな。シャルあたりは無理してる絶対」
シャル「ひっ…い…いちか…」
一夏(不細工「おっ、丁度いい所にいた」
シャル「まさか…用事があるとか…」キョロキョラ
一夏(不細工(明らかに挙動不審だ)
シャル「あ…あの…あのあのあのね…急ぎの用なのかな?」
一夏(不細工「そうだ」
シャル「………」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 17:06:18.15 ID:WSkTUFCR0
シャル「あのね…一夏には本当に…本当の本当に感謝してるんだよ…」ガクガク
一夏(不細工「いや、そんなのどうでもいいんだ」
シャル「……え?」
一夏(不細工「俺って不細工だよな」
シャル「……あ…う…ううん…そんなこと…」
一夏(不細工「シャル頼む、本当のことを言ってくれ」グイ
シャル「ご…ごめんね一夏……」ポロポロ
一夏(不細工「あ、泣かないでくれ…俺が悪かった」
シャル「ううん…一夏が優しいのはわかってるんだ…僕がただ最低なだけで…」
一夏(不細工「いや、最低なのは俺の顔面だから!な?」
シャル「…ありがとう一夏」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 17:15:01.00 ID:WSkTUFCR0
箒「あの…だな……」
一夏(不細工「…いい加減にしろ」
箒「す…すまない…本当にすまないと思ってる…」
一夏(不細工「いい加減にして欲しいのは、その態度だ。俺の不細工はそこまで酷いのか?」
箒「かなりな…」
一夏(不細工「今のはけっこう傷つくな……なれてるはずなのに…真顔で言われるのはキツい」
箒「いや、だがな!私は大丈夫だ!」
一夏(不細工「大丈夫ってなんだよ!」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 17:21:03.09 ID:WSkTUFCR0
箒「まだ剣道というものが出来る前、
竹刀も防具もなかったころ、武士は木刀を生身同士で打ち合っていた」
一夏(不細工「はぁ?」
箒「だから、一夏はその武士のように武骨で男らしいと言っているんだ」
一夏(不細工「いや、だから俺は元から」
箒「コホンッ…その…はっきり言って格好良いと……ゴニョゴニョ」
一夏(不細工「え!カッコイい!!」
箒「な、なんで聞こえているんだ!!わからないように小声でいったのに」
一夏(不細工「う、生まれて初めて言われた…初めて容姿のみを誉められた……」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 17:28:39.17 ID:WSkTUFCR0
一組
鈴「やっほー不細工!遊びに来てあ…げ…」
セシリア「ラウラさん!一夏さんの膝の上からどいてくださいます?」
ラウラ「何故だ?嫁の膝に乗って何が悪い」
箒「一夏が迷惑しているだろ!」
シャル「う…うん!そうだよラウラ!」
一夏(不細工「…………」
鈴「あ…れ?おかしいなぁ……一夏の周りが何で……
あれ?あたしの目がおかしいだけで、実は一夏って格好良かったのかなぁ…」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 17:31:43.07 ID:o4glZheLO
モップ→不細工だと認識してるが個人的にあり
セシリア→内面から好きになった
ラウラ→まったく気にしてない
シャル→生理的に無理
酢豚→不細工だけど大好き
こんな感じかな 62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 18:33:55.31 ID:n7KFuWRt0
よく考えたらシャルが普通 47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 17:52:20.54 ID:WSkTUFCR0
セシリア「で、なんですの。鈴さん」
鈴「一夏のことなんだけどさ…セシリアはどう思ってるの?」
セシリア「素敵な殿方だと思っていますけど…」
鈴「え?」
セシリア「特にISを使う姿、そして私生活での紳士的な態度は」
鈴(…や…やっぱり一夏って格好いいんだ。)
セシリア「それだけではなく、代表候補生の私に一歩も引かない態度そして」
鈴「あ、セシリアありがとう。じゃあね」ダッ
セシリア「私の話をちゃんと聞いてましたの?ちょっと鈴さん!」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 18:04:35.54 ID:WSkTUFCR0
鈴「いちかぁ…ごめんねぇ…」
一夏(不細工「どうしたんだ急に」
鈴「あたし、一夏の事不細工不細工って言って…」
一夏(不細工「今更どうしたんだよ?別に気にした事なんてないぞ」
鈴「一夏って不細工じゃなかったんだよね。イケメンだったんだね」
一夏(不細工「ど、どうしたんだ?頭でも打ったのか?」
鈴「そうかもしれない…頭打って一夏が不細工に見えるようになったのかも……」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 18:10:56.91 ID:WSkTUFCR0
鈴「でもね…でもね…一夏が不細工だろうと格好よくても、変わりなく好きだからね?」
一夏(不細工「お、おい!しっかりしろよ鈴!」
シャル「うわっ、一夏、お、おお驚ろかさないでよ!」
一夏(不細工「いや、驚かしてないが……
それはいい!シャル、鈴に俺が不細工だという事を証明してやってくれ」
シャル「え?証明も何も……」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 18:17:02.40 ID:WSkTUFCR0
鈴「ほら…証明なんてできないでしょ。だって一夏かっこいいんだから」
シャル「え?頭大丈夫?それとも眼かな?」
一夏(不細工「よしっ!いいぞシャル」
鈴「いや、だってあんた、一夏とまともに目もあわせられないじゃない。ようするに好きって…」
シャル「やめてよ気持ち悪い!」
鈴「え?」
シャル「顔を見れないのは生理的に無理だからだよ!ほら、この鳥肌見てよ!」
鈴「あ…ほんとだ…」
一夏(不細工「シャル!すっごい心にきたけどナイスだ!」
シャル「えへへっ、何か口に出すようになってから気持ち的に楽になったんだ」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 18:21:40.70 ID:WSkTUFCR0
シャル「じゃあね。一夏」
一夏(不細工「おう、ありがとうな」
鈴「え?え?」
一夏(不細工「混乱してるみたいだな」
鈴「………一夏って不細工?」
一夏(不細工「当たり前だ」
鈴「でもセシリアが……」
一夏「なんでも、あいつは内面重視らしいぞ」
鈴「え?内面が?え?ちょっと待って……
確かにあのときセシリアが続けて何か言ってたような……」
一夏(不細工「ところで…さっき好きとかなんとか言ってたな……」
鈴「…………あ」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 18:26:03.65 ID:WSkTUFCR0
一夏(不細工「俺不細工だからさ、そういう言葉に敏感なんだよ」
鈴「い、いいいや、あれはその…」
一夏(不細工「自意識過剰気味だし聞き間違いだったらごめん」
鈴「…あ、あたしは!!」
一夏(不細工「………」
鈴「セシリアとは違うのっ!」
一夏(不細工「だよな……」
鈴「不細工な外見の一夏も内面もまとめて好きなのっ!」
一夏(不細工「………は?」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 18:31:39.06 ID:WSkTUFCR0
一夏(不細工「いやいや、不細工なのに好きっておかしいだろ!からかってんのか!」
鈴「からかってないもん!一夏の馬鹿!不細工!キスしてやる!」
一夏(不細工「お、おい、やっぱりおかしいぞ!待て!」
ぶちゅゆゆゆゆ
ラウラ「よめーどこだー」
セシリア「一夏さーん」
箒「一夏ぁああ!」
シャル「あーあ、歯磨きしないと、同じ空気吸ったっていうだけで気持ち悪い」
終わり
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 18:39:37.74 ID:nNcv/wqm0
不細工と書いてイケメンと読む 55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 18:25:17.69 ID:gV3YiLDr0
見た目なんて所詮光の反射で構成された脳内映像だからな
気にすることはあるまい 72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 18:50:04.73 ID:WSkTUFCR0
山田「織斑くん、何故か人気ありますよね」
千冬「そういう冗談はやめてくれ」
山田「本当ですよ。特に各国の候補生達に…」
ガタッ
千冬「急用ができた」
千冬「ボーデヴィッヒ!オルコット!篠ノ之!凰!出てこい!」
終わり
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/16(日) 18:48:09.46 ID:yI77/XeR0
全てひっくるめて愛してくれる千冬ねえ可愛い
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