1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/12(水) 02:14:24.73 ID:8zxqPT0o0
ソーニャ(今度は何に影響されたんだ…)
やすな「仮面ライダーW!二人で一人のヒーローだよ!」
ソーニャ「そうか、よかったな」
やすな「というわけで、ソーニャちゃん!悪魔と相乗りする勇気あるかな!?」
ソーニャ「バカと相乗りする気はない」
やすな「そんな!!せっかくDXドライバーも買ったのに!」
ソーニャ「また無駄遣いを…」
やすな「大丈夫だよ!中古だから!」
ソーニャ「そういう問題じゃない」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/12(水) 02:17:54.13 ID:8zxqPT0o0
やすな「というわけで、はい!」
ソーニャ「何だこりゃ?」
やすな「サイクロンだよ!さぁ押して!サイクロン!サイクロン!仮面ライダーに変身だよー!」
ソーニャ「いらない。こんなもんでどうにかなるのか?第一、仮面ライダーって何だ?」
やすな「あれ?ソーニャちゃん仮面ライダー知らないの?
しょうがないなぁ、私が直々に…」
ソーニャ「いい」
やすな「もー、細かいことはいいから押してよー!サイクロン!サイクロン!」
ソーニャ「…………」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/12(水) 02:21:18.88 ID:8zxqPT0o0
ソーニャ「………」ポイッ
やすな「ああー!!!フィリップくぅぅぅぅぅん!!!」
ソーニャ「付き合ってられん」
やすな「うぅ…いいもん。あたしだけで変身するもん…」
やすな「サイクロン!ジョーカー!じゃじゃじゃじゃじゃらららじゃじゃじゃじゃん!!」
ソーニャ「口で言わなくてもそれが鳴ってるだろ」
やすな「さぁ、お前の罪を数えろ!!」
ソーニャ「さっきから何なんだそれは…何かちょっとムカつくな」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/12(水) 02:27:52.94 ID:8zxqPT0o0
やすな「ソーニャちゃん!あなたは殺し屋メモリに支配されてるの!
今すぐメモリを渡しなさい!」
ソーニャ「何なんだメモリって…」
やすな「えーと、はい!じゃあソーニャちゃんはこのドーパントメモリで変身して!」
ソーニャ「付き合ってられんと言っただろう」ポイッ
やすな「ああー!!中古屋で3000円もしたのにー!!」
ソーニャ「くだらん
第一、仮面ライダーってのは大方ヒーローか何かだろう
そうなると私は敵役をやらされるハメになる」
やすな「やってくれないの?」
ソーニャ「まずお前がやるなら考えてやってもいい」
やすな「え?やだよ、私仮面ライダーだし
ソーニャちゃん怪人でいいじゃん
いつも何の罪もない私をぶってくるし」
ソーニャ「」ピキピキ
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/12(水) 02:31:14.04 ID:8zxqPT0o0
ソーニャ「そうか…ならやってやろう」
やすな「よーし!じゃあサイク…ゲフッ!!!」
ソーニャ「どうした、早く変身しろよ、やられるぞ」
やすな「そ、ソーニャちゃん…変身前に攻撃するのは反則…」
ソーニャ「そんなもん知らん
パワーアップするのを待つ敵なんかいないぞ」
やすな「うぅ…特撮の矛盾点の定番を…」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/12(水) 02:35:29.81 ID:8zxqPT0o0
やすな「………!」
やすな「よっし!じゃあ今度はソーニャちゃんが変身して!仮面ライダーだよ!」
ソーニャ「やらないって、恥ずかしい」
やすな「いいからいいから~」
ソーニャ「わっ!勝手に巻くな!」
やすな「はい、これをドライバーにセットして!」
ソーニャ「何で私が…」カチャカチャ
やすな(下向いた!隙あり!)
ゴス!
ソーニャ「変身前に攻撃するのは反則じゃなかったのか」
やすな「特撮の定番に逆らってみたくなりまして…」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/12(水) 02:40:11.74 ID:8zxqPT0o0
つぎのひ
テーレーテーレテレレー
やすな「とぉーっ!」ゴロゴロゴロ
ソーニャ「わっ!?今度は何だ!?」
やすな「じゃじゃーん!今度は仮面ライダーメテオでーっす!!ホワチャア!」
ソーニャ「………」
やすな「ホワチャア!アチャアチャア!ホワー!!」
ソーニャ(うるせぇ…)ビキビキ
やすな「お前の運命は…俺が決める!」
ソーニャ「面白い、今すぐ決めてもらおうか」ギリギリギリギリ
やすな「やべで…おほしざまになっぢゃう…」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/12(水) 02:48:35.22 ID:8zxqPT0o0
ソーニャ「第一、何で仮面ライダーなんかになりたいんだ
強くなりたきゃ鍛えればいいだろ」
やすな「響鬼!?ソーニャちゃんは響鬼がいいの!?」
ソーニャ「誰がそんなこと言った」
やすな「ソーニャちゃん!もう殺し屋なんてやめて、仮面ライダーとして悪と戦おうよ!」
ソーニャ「やだよ、改造とかされるんだろ
昨日ちょっと調べた」
やすな「大丈夫だよ!最近の仮面ライダーはベルトつけるだけで変身できるから!」
ソーニャ「緩いんだな」
やすな「というわけでー!仮面ライダーソーニャちゃんの誕生だよ!ハピバースディ!!」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/12(水) 02:52:23.18 ID:8zxqPT0o0
ソーニャ「もういい、帰る」
やすな「あ!やめて帰らないで!暇なの!暇なんです!付き合って!」
ソーニャ「私は暇じゃない」
やすな「そこを何とか!そこを何とか~!」
ソーニャ「一人で遊んでろ」
やすな「…………」
やすな「わんわん!わんわん!」
ソーニャ「」ビクゥッ!
やすな「はい、そこ!仮面ライダーになれば、犬なんて怖くなくなるよー!」
ソーニャ「お前…人をコケにして…」
やすな「あ…」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/12(水) 02:56:02.23 ID:8zxqPT0o0
やすな「はぁっ…はぁっ…」
ソーニャ「待てぇぇぇぇぇぇ!!!!」
やすな「ここまでくれば安全かも…」
ソーニャ「ふぅん」
やすな「い、いつのまに!クロックアップか!ならば私も!クロックアァゲブッ!!」
ソーニャ「お前の寿命までの時間をクロックアップさせてやろう」ギリギリギリギリ
やすな「おばあちゃんが言っていた…乱暴な女ほど心は優しいと…ね、ソーニャちゃ」
ソーニャ「ふんっ」ゴキ
やすな「」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/12(水) 03:00:19.84 ID:8zxqPT0o0
ソーニャ「そういや、ここ…何か色々置いてあるな…
全く、こんなものを買うから小遣いが無くなるんだ」
やすな「多々買わなければ生き残れないからね!」
ソーニャ「もう起きたのか」
やすな「よっし、仮面ライダーごっこしよう!」
ソーニャ「私を仮面ライダーにするんじゃなかったのか」
やすな「いっくよー!」
ソーニャ「ふん」ゴス!
やすな「あぁんっ!………そういう淡白な戦い方じゃ無くてさぁ、
もっとこう、ダイナミックかつ繊細に、魅せる動きをだね…」
ソーニャ「繊細に急所を突けばいいのか」
やすな「やっぱりダイナミックのほうで」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/12(水) 03:03:55.85 ID:8zxqPT0o0
やすな「そうだねぇ…ソーニャちゃんにはこれがいいかもね!」
ソーニャ「何だこりゃ…クラブの絵柄が…」
やすな「ちょーっと待ったぁ!それにはちゃーんと変身ポーズがあるのでーす!
ポーズ通りにやらないと爆発するよー!」
ソーニャ「なにっ!!」
やすな「まずぅ、左手を顔半分を隠すようにして…右は左肘を抱える感じ…」
ソーニャ「…………」
やすな「早く!早く!」
ソーニャ「そのカメラは何だ」
やすな「記念撮影!ソーニャちゃんの初変身!」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/12(水) 03:05:10.38 ID:FaCMS0mH0
最強()さんじゃないですか 40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/12(水) 03:14:02.28 ID:alkFaZGF0
そうか睦月と睦心をかけてるのか 38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/12(水) 03:08:40.06 ID:8zxqPT0o0
ソーニャ「…………」
やすな「早く、早く!早くしないと爆発するよー!」
ソーニャ「大方私に恥ずかしいポーズでもさせる気なんだろう」
やすな「そんなことしないよー」
ソーニャ「……ところでこの爆弾、いつ爆発するんだ?」
やすな「も、もうすくだよ!変身したら解除されるから!は、早く!」
ソーニャ「いい」
やすな「え、えっ?ば、爆発したら死んじゃうよ!?」
ソーニャ「この世に未練はない」
やすな「え…えー…」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/12(水) 03:15:55.14 ID:8zxqPT0o0
ソーニャ「………爆発しないな」
やすな「あ、あっれぇ?おかしいなぁ」
ソーニャ「この期に及んで私をハメようとするとは…覚悟はできてるだろうな」
やすな「ああ…あ…」
ドス!ガス!うああーんドカ!バキ!ズド!メキ!
べつのひ
やすな「ソーニャちゃん!はい!」サイクロン!
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/12(水) 03:16:05.18 ID:8zxqPT0o0
ソーニャ「まだ諦めてなかったのか」
やすな「ソーニャちゃんと一つになるまでは諦めないよ!」
ソーニャ「気持ちの悪いこと言うな」
やすな「ソーニャちゃんがやってくれるまで耳元で鳴らしまくるよ!」
ジョーカー!ジョーカー!ジョーカー!ジョーカー!ジョーカー!ジョジョジョジョーカー!
ソーニャ「うるさい!!!」
やすな「ぎゃひっ!!」
あぎり「何かお困りのようですね~」
ソーニャ「お前が出てきても事態が変わらないから帰れよ」
あぎり「何事もやってみなくては~」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/12(水) 03:21:50.77 ID:8zxqPT0o0
やすな「ソーニャちゃんと一つになりたいんです!何かそんな忍術無いですか!」
ソーニャ「誤解されるようなことを言うな」
あぎり「ありますよ~
忍法無限接着の術~」
やすな「さっそくお願いします!」
ソーニャ「待て待て待て!何か嫌な予感がする!」
あぎり「だいじょうぶ、だいじょうぶ~」
ゴソゴソゴソ
やすな「やった!ソーニャちゃんと一つに!」
ソーニャ「これはどういう状況なんだ…」
あぎり「アロンアルファで掌をくっつけてみました~
アニメOPの最初と同じような状態ですね~」
やすな「よっし!私たちは二人で一人の仮面ライ」
ベリベリッ
ソーニャ「汚い…手洗ってくる」
やすな「くそう!くそう!」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/12(水) 03:29:29.32 ID:8zxqPT0o0
ほうかご
やすな「はぁ…」
ソーニャ「何でそんなにこだわるんだ」
やすな「えー…だって、ソーニャちゃんに殺し屋やめてもらいたいのは本当だからさ
仮面ライダーにハマってくれれば更正できるんじゃないかって」
ソーニャ「余計なお世話だ
……というかもっと他の方法を選択しなかったのか」
やすな「せっかくやるんだから楽しい方がいいじゃん」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/12(水) 03:29:39.16 ID:8zxqPT0o0
ソーニャ「勝手にしろ」
やすな「よーっし!じゃあ今度は私がソーニャちゃんに憑依してあげる!」
ソーニャ「……そうか
憑依するには一度死ななきゃな」
やすな「へ?」
ソーニャ「バカは死ななきゃ治らんとも言うし、一石二鳥じゃないか」
やすな「え?い、いや、その~…」
バキバキバキ
あーっ!!!
終わり
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/12(水) 03:37:08.45 ID:aAiwWJZg0
電王落ち? 31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/12(水) 02:57:23.12 ID:AV2r3yXx0
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/:: :. :. .. .. \イrヘィ }
. /:: :: :. :. :.l:. :. /| :. ハ.. ヽノ ) ヽ
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:: :: :: :イ ィ=ミ. 'ィ=ミ、 }:. :_\ /
. ノ :: :「:|: | {.ヒ:ク 、ヒ:ク.}{:. |/ _/_
/ノ ::人_、| ' ' rー―r _ . : <:´:ヽ シ 、 変身するよ、ソーニャちゃん!
∨Vvヽ、, :?<:´ : . : . : }: . :}7爪 Λ
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': : : . : ./ : : <フ ̄.//{: Λ
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