1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)19:53:30.01 ID:VobSaaGf0
森夏「ちょっと!教室には来るなって何回言ったらわかるのよ!」
凸守「逃げる気デースか?無様デスね!」
森夏「…」カチン
森夏「ちょっとこっち来なさい!」ガシッ
森夏「たっぷり可愛がってあげるわ…」ニヤッ
2:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)19:55:07.41 ID:VobSaaGf0
凸守「ひっ…!」
凸守「で、凸守は用事を思い出したのでそろそろ…」
森夏「そう言わないで…勝負するんでしょ?」ニコッ
凸守「ひ、引っ張るなデース!」ジタバタ
勇太「あの2人本当に仲いいな…」
一色「そうか…?」
3:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)19:58:05.85 ID:VobSaaGf0
凸守「勝負デス!ニセモリサマー!」
森夏「えいっ!」モニュ
凸守「お、お前//」アタフタ
凸守「どこ触ってるデスか!?」
森夏「どこって…あんたのまな板に決まってるじゃない!」クスクス
凸守「くぅ…許さないデス…」
凸守「てい!」ボヨン
4:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)19:59:06.18 ID:VobSaaGf0
森夏「きゃっ//」
凸守「なんて触り心地…凸守の完敗デース…」ガク
凸守「今日は撤退デス…」
森夏「ちょっと待ちなさーい!」
森夏「触り逃げなんて許さないわよ!」
一色「なあ勇太…丹生谷って何カップかな?」ワクワク
勇太「知らん。」
8:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)20:04:03.15 ID:VobSaaGf0
凸守「勝負デス!ニセモリサマー!」
森夏「ちょうどよかった。」
森夏「ここの問題教えてくれない?」
凸守「それが人にものを頼む態度デスか?」ニヤッ
森夏「お願いします。教えて下さい。」ペコッ
凸守「んなっ!?」
一色「折れたな。」
勇太「ああ。」
11:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)20:10:26.03 ID:VobSaaGf0
凸守「勝負デス!ニセモリサマー!」
森夏「…アンタって髪長いわよね…」
凸守「髪の長さで勝負デスか?」
凸守「まあこの凸守のミョルニルハンマーに敵うはずないデース!」ブオンブオン
森夏「前々から言おうと思ってたんだけど…」
12:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)20:11:53.24 ID:VobSaaGf0
森夏「その髪グルグル回すのやめたほうがいいわよ。」
森夏「あんたせっかくのキレイな髪の毛が台無しよ。」
森夏「あっ…」
凸守「なっ//」
凸守「そうやって凸守を褒めて誘惑してるデスか!?」
14:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)20:13:10.02 ID:VobSaaGf0
森夏「そ、そんなじゃないわよ!」
森夏「わ、私はただ、もったいないと思っただけであって…//」
一色「素直になればいいのにな。」
勇太「なあ。」
森夏「うるさーい!!」
19:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)20:19:27.91 ID:VobSaaGf0
凸守「勝負デス!ニセモリサマー!」
つツイスターゲーム
凸守(フフフ…このゲームを行った者は羞恥のどん底に突き落とされるとネットで見たデース!)
森夏「はぁ…あんたそれがどんなゲームか知ってんの?」
21:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)20:20:28.97 ID:VobSaaGf0
凸守「ルールはやりながら習得する!それが凸守流デース!」
勇太「まさかやるのか?丹生谷…」ボソ
森夏「バカ!やるわけないでしょ!」
凸守「…?」キョトン
22:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)20:23:13.00 ID:VobSaaGf0
凸守「勝負デス!ニセモリサマー!」
森夏「はぁ…今日は何で勝負するの?」
凸守「情報によればお前は数学が苦手だそうデスね!」
森夏「どこから手に入れたのよ…そんな情報…」
凸守「ここで数学がかなり得意なわたしがお前に数学を…」
凸守「教えてやらないわけでもないわけでもないデース…//」
森夏「どっちなのよ…」
23:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)20:28:40.06 ID:VobSaaGf0
凸守「勝負デス!ニセモリサマー!」
森夏「あらっ?アンタ膝から血でてるわよ。」
凸守「ああ、これはさっき髪の毛…じゃないデス…ミョルニルハンマーにつまずいたのデース!」
森夏「アンタ今髪の毛って言ったわよね…?」
凸守「い、言ってないデス!」
24:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)20:30:48.03 ID:VobSaaGf0
森夏「まあいいわ。ちょっと待ってて。」
森夏「確かこのへんに…」ガサゴソ
森夏「あった!」
凸守「デース?」
森夏「じっとしてて、ばんそうこう貼ってあげるから。」
26:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)20:31:25.24 ID:VobSaaGf0
凸守「お、お前の助けなど無用なのデース!」
森夏「こら!動かない!」
凸守「うっ…」
森夏「はい、これでばっちり!」
凸守「ありがとデス…//」ボソ
一色「姉妹だな…」
勇太「ああ…」
27:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)20:35:31.89 ID:VobSaaGf0
凸守「勝負デス!ニセモリサマー!」
森夏「中坊!これ私のカバンに入れたのアンタでしょ!?」
つ百合同人誌
凸守「ククク…それを読んで発情した猿のようになるがいいデース!」
森夏「わ、私にこんな趣味ないわよ//」
28:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)20:36:46.31 ID:VobSaaGf0
森夏「だ、だいたいこんなの持ってるアンタはどうなのよ!?」
凸守「ど、どういうことデースか!?」
森夏「お、女の子同士でアリかナシかよ…//」
凸守「で、凸守は…//」
一色「なあ、勇太!あれが百合ってやつなのか!?」
勇太「いいな…」ボソ
六花「勇太…!?しっかりして!」
29:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)20:42:34.13 ID:VobSaaGf0
凸守「勝負デス!ニセモリサマー!」
森夏「凸ちゃーん!会いたかったよー!」ギュッ
凸守「くっ!なんのつもりデースか!」
森夏「いやー急に凸ちゃんに抱きつきたくなっちゃって!」
森夏(あはは!こうすれば嫌でも私の前から立ち去るはずよ!)
31:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)20:43:54.46 ID:VobSaaGf0
~数分後
森夏「…」
凸守「…」ギュゥゥ
森夏「あの…そろそろ…//」
凸守「も、もうちょっとこのままがいいデース…//」
一色「大胆だな…」
勇太「ああ。大胆だ。」
森夏「ちょっとアンタたち!何とかしなさいよ!」
六花「凸守は本気…」
32:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)20:52:01.16 ID:VobSaaGf0
凸守「勝負デス!ニセモリサマー!」
森夏「はぁ…アンタも懲りないわね…」
森夏「まさか…私のこと好きなの?」
凸守「そ、そそそそんなわけないデース!」
凸守「凸守はお前のことなんか大嫌いデス!」
33:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)20:52:59.69 ID:VobSaaGf0
森夏「そっ、じゃあ今すぐ帰りなさい。」
凸守「あっ…うぅ…//」
凸守「本当は…//」
森夏「本当は?」ニヤッ
凸守「ミョルニルハンマー!!」ドゴッ
34:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)20:54:13.75 ID:VobSaaGf0
森夏「うっ!」バタン
凸守「フフフ…油断したデスね!」
森夏「やったわねー!中坊!」
森夏(ばか…ちょっと期待しちゃったじゃない…)
35:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)21:00:32.46 ID:VobSaaGf0
凸守「勝負デス!ニセモリサマー!」
森夏「…」
凸守「聞こえなかったデスか!?」
凸守「勝負デース!」
森夏「…」
36:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)21:01:29.61 ID:VobSaaGf0
凸守「ど、どうしたデースか?なんで無視するんデスか?」
森夏「…」
凸守「で、凸守が何か怒らせるようなことしたデスか?」オロオロ
森夏「…」
凸守「な、何か言わないと…わからないデス…」オロオロ
森夏(かわいい…)
38:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)21:10:34.76 ID:VobSaaGf0
凸守「勝負デス!ニセモリサマー!」
森夏「あっ、ちょうどよかったわ。お弁当食べきれなくて…」
森夏「アンタ食べない?」
凸守「まったく仕方のないやつデースね…」
森夏「ふふっ!ありがとね!」
39:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)21:13:37.36 ID:VobSaaGf0
森夏「はい、アーンして…」
凸守「あーんデス…」
凸守「って!何やらせてるデースか!?」
森夏「ちっ!もうちょっとだったのに…」
41:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)21:20:22.01 ID:YzAi1JcI0
凸守「勝負デス!お姉ちゃん!」
森夏「えっ?」
凸守「あっ…//」
凸守「て、撤退デス…//」
森夏「ち、ちょっと待ちなさいよ//」
一色「お姉ちゃん…」ニヤニヤ
勇太「お姉ちゃん…」ニヤニヤ
森夏「アンタたち…呪うわよ…」
42:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)21:27:56.43 ID:WiIXJTeB0
凸守「ニセモリサマー!今日はお前に渡したい物があるデス…」
森夏「な、なによ!?」
凸守「私が丹精こめて作った毒入り三角パンです//」
森夏「ど、毒入り三角パン…?」
43:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)21:28:49.21 ID:WiIXJTeB0
凸守「黙って受け取るデース!」
凸守「それでは凸守はこれで//」タタタッ
森夏「だ、誰がこんなもん…//」
勇太「食べないのか?」
一色「食べてやれよ!」
44:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)21:29:40.33 ID:WiIXJTeB0
森夏「はいはい!わかったわよ!」
森夏「まったく…」カパッ
森夏「何が毒入り三角パンよ…」
森夏「ただのサンドイッチじゃない…」
45:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)21:33:21.25 ID:WiIXJTeB0
勇太「ほぉーよくできてんな!」
六花「さすがはマイサーヴァント!」
森夏「んっ?なにこれ?」
森夏「手紙?」
46:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)21:34:55.79 ID:WiIXJTeB0
ニセモリサマーへ
『これは呪いの手紙デース。
この手紙を読んだ愚かなお前は
この凸守と永遠にライバルとして
戦い続けなければいけない呪いに
かかったのデース!』
森夏「たく…あの中坊…ほんと素直じゃないんだから…//」
47:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)21:35:37.32 ID:WiIXJTeB0
一色「なあ、丹生谷、俺にも一個…」
森夏「だめよ!私がもらったんだから!」
森夏「それじゃ、いただきます。」パク
森夏「…」モググ
48:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)21:36:46.02 ID:WiIXJTeB0
森夏「うっ?」モグモグ
森夏「か、辛っ!!」
勇太「ええ!?」
森夏「だ、誰か水!」
ガラガラ!
凸守「フフフ…引っかかたデスね!ニセモリサマー!」
49:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)21:37:44.52 ID:WiIXJTeB0
凸守「そのサンドイッチはからしとわさびが大量に入ってるのデース!」
森夏「あ、あんた…騙したわね!」
凸守「さきに毒入りと言ったではないデースか。」ニヤニヤ
森夏「ちゅぅぅぼぉぉ!!」メラメラ
凸守「フフ…//」
凸守「勝負デス!ニセモリサマー!」
おしまい
50:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)21:38:49.49 ID:VrwTSw50i
乙52:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/04(火)21:39:13.17 ID:LbJ+R6so0
面白かった乙
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