1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/18(月) 19:04:53.15 ID:ruouJPKj0
――――――――
真姫「がんばらねーばねーばねばぎぶあぷ♪」
凛「ん?」
真姫「なーなななーななーりたいな♪」
凛「マキちゃんだにゃー、かよちんかよちん」
花陽「うん?なぁに?凛ちゃん」
凛「あそこにマキちゃんがいるにゃ」
花陽「そうだね、それがどうかしたの?」
凛「何か唄ってるみたいだにゃ」
真姫「がんばらねーばねーばねばぎぶあぷ」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/18(月) 19:10:25.54 ID:ruouJPKj0
真姫「なーなななーななーりたいなー♪よしっ!!」
凛「おーいマキちゃんマキちゃん!!」
真姫「げっ!?」
凛「マキちゃんマキちゃん!!」
真姫「な、何よ……ていうかいつからいたの……?」
凛「ん~ついさっきだよ、マキちゃん見つけたのは」
真姫「そ、そう」
凛「マキちゃん唄ってたにゃ」
真姫「き、聞いてたの……!?」
凛「やっぱりマキちゃんは歌がすっごく上手だにゃー」
真姫「う、唄ってなんかいないわよ!!////」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/18(月) 19:15:51.68 ID:ruouJPKj0
凛「へ?でも確かに唄ってたにゃ、ね?かよちん」
花陽「う、うん」
真姫「っ////」
凛「あれ聴いたことない歌だったにゃー、にゃーにゃにゃにゃーにゃ♪っての」
花陽「もしかしたら真姫ちゃんが自分で作った歌なんじゃないかな?」
凛「すごーい!!マキちゃんすごいにゃー」
花陽「ホントにすごいですー、真姫ちゃんって可愛い系の曲も作れるんだね」
真姫「あ…うぅ……////」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/18(月) 19:22:03.49 ID:ruouJPKj0
凛「ねぇもう一回唄ってほしーにゃー」
花陽「そうだね、真姫ちゃんが作曲したのならμ'sの新曲になる可能性もあるし」
真姫「うぅ……////」
凛「マキちゃんマキちゃん!!」
真姫「もうなんなのよぉ……」
凛「マキちゃんお願いだにゃー」
花陽「真姫ちゃん!!」
真姫「うぅ……っ、つ…作ってないし唄わないわよ!!!!」
凛「残念ー、マキちゃん行っちゃったにゃ…」
花陽「お、怒らせちゃったのかな……」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/18(月) 19:31:00.43 ID:ruouJPKj0
――――――――
穂乃果「真姫ちゃんが?」
凛「休み時間に屋上で唄ってたにゃー、ね?かよちん」
花陽「は、はい、あれはμ'sの新曲で間違いないかと」
ことり「すご~い、どんな曲なの~?」
凛「にゃーにゃにゃにゃーにゃにゃーにゃにゃにゃにゃにゃ♪」
ことり「猫??」
海未「まだ歌詞はできていないみたいですね」
穂乃果「そこは海未ちゃんの出番だね!!」
海未「またそうやってすぐ穂乃果は……」
にこ「でも変な曲ー」
「「「…………」」」
海未「た、たしかに真姫にしてはフランクな曲ですね」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/18(月) 19:37:53.10 ID:ruouJPKj0
にこ「てか肝心のその子がいないんだけど」
穂乃果「そういえば……」
海未「珍しいですね、真姫が遅刻なんて」
花陽「あのー……多分私たちのせいだと思います……」
ことり「え?」
花陽「実は――」
凛「きっと恥ずかしがってるだけにゃ、凛が呼んでくるー!!」
花陽「あ、凛ちゃん……」
海未「まぁ真姫のことは凛に任せましょう、まず今練習中の曲なんですが……」
にこ「にこにーがセンターのやつだっけ?」
海未「違います」
にこ「チッ」
ことり「みんなセンターだよね~」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/18(月) 19:44:38.28 ID:ruouJPKj0
――――――――
凛「マキちゃんマキちゃんー!!」
凛「むぅ……教室にはいないにゃー」
凛「てことはきっと音楽室だにゃー!!」
真姫「がんばらねーばねーばねばぎぶあぷ♪なーなななーななーりたいなー♪」
凛「マキちゃん見付けたにゃー」
真姫「ひゃっ!?」
真姫「もぅ……いつもいつもいきなり現れないで!!」
凛「声かけてみたけどマキちゃん歌に夢中で気付いてなかったにゃ」
真姫「うっ……////」
凛「それより今の屋上で唄ってた歌だよね?」
真姫「そ、それがどうかした?」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/18(月) 19:50:13.93 ID:ruouJPKj0
凛「凛にも教えてほしいにゃー、マキちゃんと一緒に唄いたいし」
真姫「嫌よ」
凛「即答!?」
真姫「それよりこのこと他の人に言ってないでしょうね?」
凛「このこと?」
真姫「歌のこと!!」
凛「え……?」
真姫「まさか……」
凛「……駄目だったの?」
真姫「当たり前でしょ!!もぉやだぁぁ……」
凛「ち、ちなみに今部室はその話題で持ちきりにゃ……」
真姫「μ's辞める……」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/18(月) 19:58:09.33 ID:ruouJPKj0
凛「そんな恥ずかしがることないにゃー、マキちゃん」
真姫「うぅ……凛のばかぁ……」
凛「こうなったらマキちゃんを元気づける為に凛が唄うにゃ」
凛「にゃーにゃにゃにゃーにゃにゃーにゃにゃにゃにゃー♪」
真姫「それ……私の曲ぅ……、しかも微妙に間違ってるし」
凛「あれ?」
真姫「いい?まず最初は――がんばらねーばねーばねばぎぶあぷ」
凛「がんばらねーばねーばねばねばぎぶあっぷ――」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/18(月) 20:02:13.86 ID:ruouJPKj0
真姫「違う!!」
凛「あぅ……」
真姫「なーなななーななーりたいな♪」
凛「なーなにゃーにゃーにゃー――」
真姫「勝手に歌詞を変えない!!」
凛「うぐぅ……マキちゃん、海未先輩以上のスパルタだにゃー……」
真姫「できるまで続けるわよ!!」
凛「にゃーにゃにゃにゃー」
真姫「全然違うっ!!!!」
凛「あうっ!!」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/18(月) 20:08:05.92 ID:ruouJPKj0
凛「がんばらねーばねーばねばぎぶあぷ♪なーなななーななーりたいなー♪」
凛「出来た!!」
真姫「まぁまぁね」
凛「唄ってみるとなかなか癖になる歌だにゃ、最初聴いた時は変な――」
真姫「変……?」
凛「ち、違う違う間違えました!!すごくいい曲だにゃーって」
真姫「当然でしょ、私が作ったんだから」
凛「みんなにも教えてくるにゃー!!」
真姫「あっ、ま…待ちなさい!!!!」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/18(月) 20:12:57.94 ID:ruouJPKj0
――――――――
ガチャ
凛「ただいま戻りましたー!!」
花陽「凛ちゃん、お帰り」
海未「随分遅かったですね」
穂乃果「真姫ちゃんは?見つからなかったの?」
凛「マキちゃんはそのうち来るかと」
にこ「そのうちって……連れてくるんじゃなかったのー?」
凛「まぁまぁ矢澤先輩」
にこ「矢澤先輩ゆーな!!」
凛「それよりもこの星空凛、なんと新曲の情報をゲットしてきましたー!!」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/18(月) 20:19:11.33 ID:ruouJPKj0
凛「がんばらねーばねーばねばぎぶあぷ♪にゃーにゃにゃにゃーにゃにゃーにゃー猫にゃー♪」
穂乃果「あ、歌詞がついてる」
ことり「猫にゃー?」
にこ「ちょっとそれちゃんと歌詞あってんのー?」
凛「マキちゃん直々にスパルタ組んでもらったんで間違いないっす、矢澤先輩」
矢澤「こらぁー!!にこはにこにーって何回言えば――」
海未「……」
凛「まぁとりあえずみんなで練習してみるにゃー」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/18(月) 20:24:58.18 ID:ruouJPKj0
――――――――
ガチャ
真姫「ちょっと!!凛っっ!!!!」
「「「がんばらねーばねーばねばぎぶあぷ」」」
「「「にゃーにゃにゃにゃーにゃ――」
真姫「はァ……!?」
穂乃果「あれ?真姫ちゃん」
真姫「はぁ……はぁ……」
海未「遅いですよ、真姫」
真姫「それより今唄ってたの……」
穂乃果「うん新曲、真姫ちゃんが作ってくれたんだよね?」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/18(月) 20:49:14.72 ID:ruouJPKj0
真姫「ち、違うわよ!!////」
穂乃果「え?違うの?」
凛「マキちゃん照れてるにゃー」
真姫「照れてない!!!!////」
ことり「えっと……これは新曲ってことでいいのかな?」
真姫「よ、良くないわよ!!」
海未「そうですか、でも私たちの知らない真姫の一面が見えた良い曲でしたよ」
ことり「うんうん」
真姫「まだイントロだけだから……
完成したら新曲にでも何にでもすればいいじゃない!!////」
凛「マキちゃんマキちゃん!!」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/18(月) 21:00:36.43 ID:ruouJPKj0
真姫「あんまりくっついて来ないで!!////」
凛「いーじゃんいーじゃん、マキちゃんのケチー」
真姫「もぅ…ちょっと!!」
凛「あれ?マキちゃん赤くなってるにゃ」
真姫「なってない!!!!////」
凛「マキちゃんかわいい!!」
真姫「り、凛のせいでしょ!!////」
にこ「にっこにっこにー☆」
凛「あ、矢澤先輩は結構っす」
真姫「あっち行って!!矢澤先輩」
にこ「うぅ……、ひぐっ……」
真姫「ハッピーエンドね」
――fin――
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/18(月) 21:14:04.55 ID:GPskK1mh0
乙、また頼むんよぉ~4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/18(月) 19:11:10.63 ID:+bIGv5ow0
文章で見るとやりすぎなくらいツンデレだな
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そしてSSでも安定のにこにーwwwwww