素敵すぎるTOP絵をなななんとまたまたいただきました!2枚をランダム表示です!かわ唯!セシリアまどメガほむやすニャ!あっかりーん

唯「澪ちゃん大好き!」

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/16(金) 16:21:29.23 ID:tM/KVZTdO

「澪ちゃんどうしたの?顔真っ赤だよ?」
「べべっ別になんともないぞ!」

うぅ・・そんな目で私を見ないでくれ唯
意識をしてはいけないと自分に言い聞かせる程顔が熱くなってくる・・・

「ふ~ん・・・えいっ」

「うひぁ!!」

唯が相槌を打ちながら席から立ち上がると急に私の頬に手を伸ばしてした

「ほらっこんなに熱いよ!澪ちゃん風邪引いてるんじゃない?」

「はわっはわはわあぁ・・・」

私はわわわははわはわ・・・




 
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/16(金) 16:49:12.98 ID:tM/KVZTdO

「うわわっ澪ちゃん!?しっかりして!おーい衛生兵ー!」

わたしが澪ちゃんの赤くなっているほっぺに触るとそれは更に色濃く染まり
私に体を預ける様に倒れました

「なんだぁ澪の奴、急に倒れて」

「りっちゃん隊員、澪ちゃんが・・・」

「しゅあない私が保健室に運んでおいてやるよ」

流石我が軽音楽部部長!
いざとなると頼りがいがあるね!


31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/16(金) 17:08:01.96 ID:JEYl5yI4O

続けて……ハァハァ


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/16(金) 17:18:06.93 ID:tM/KVZTdO

「りっちゃんだけで大丈夫?わたしも手伝おうか?」

「一人で大丈夫だよ、澪はかなーり重いから踏ん張らないといけないけどな!」

「・・・」

からかっても起きない
うん 澪の奴完全に気を失ってるな
瞼に目でも書いておこうかな
というかなんて幸せそうな顔してやがる

「・・・じゃあ私は保健室連れてくから、ムギが来たら言っておいてくれ」

「らじゃー!」


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/16(金) 17:46:12.21 ID:tM/KVZTdO

思った通り

やっぱり澪ちゃん風邪だったんだね

だって林檎みたいに顔真っ赤にして頭からぷしゅーって煙出してるんだもん

誰がどう見てもわかっちゃうよね

でも

最近の澪ちゃんなんだか変・・・だなぁ

なんかビクビクしてる?っていうか常に恥ずかしがってる感じ かな

わたしの考え過ぎかなぁ


35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/16(金) 18:14:09.21 ID:tM/KVZTdO

「澪ちゅわ~んそろそろ起きたか~?」

「・・・」

私は澪に声を掛けながら
保健室へと続く廊下を歩いていた

「なぁ澪~・・・一つ聞いていいか?」

「・・・」

相変わらず気を失ったままだった

「いや・・やっぱいいや」

そう言った後、保健室を少しだけ通り過ぎていたのを気付いた


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/16(金) 19:07:59.01 ID:tM/KVZTdO

~♪

「遅くなってごめんなさい掃除が長引いちゃって、もう練習始めてたのね」

「あっムギちゃーん!待ってたよさぁ今日はどんなお菓子なの!」

「うふふ、練習は良いの?」

「もうお菓子がないとちから出ないよぉー」

「あらあら、じゃあお茶にしましょ」

「うぉォン!」

「あら、そういえば他の皆はまだなのかしら?」

「あっ!」


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/16(金) 19:52:22.97 ID:tM/KVZTdO

澪を保健室に預けた後、部室に戻るとムギの姿があった

「おっすムギ来てたのか」

「おかえり、澪ちゃんは大丈夫そう?」

「まぁなんとかな」

「じゃありっちゃん来た事だしそろそろ練習しよっか!」

「おっ唯にしては珍しいじゃん、唯も風邪引いたか?」

「違うよー今度の新歓ライブを成功させて新入部員をゲットする為だよ!」


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/16(金) 20:03:16.24 ID:tM/KVZTdO

そう私たち軽音部員はまだ4人

今度入学してくる新入生を対象とした新入生歓迎会でライブを成功させる事に躍起になっていた

「つかれた・・・」

「唯にしてはよく頑張ったな・・・」

「そろそろ時間も時間だし帰りましょうか」

「あっみんな先行ってて、私保健室行って澪ちゃん連れて来るよ」

「また気絶させないようになー」


43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/16(金) 20:17:26.47 ID:tM/KVZTdO

「はぁ・・・」

最悪だ
いくらなんでも恥ずかしさのあまり唯の前で気絶しちゃうなんて・・
変な奴って思われたかな
もう顔も合わせられそうにないよ・・
でもあの顔を見るだけで私は・・・

「唯・・・」

そんな葛藤していると入口のドアが開き間延びした声が聞こえてきた

「澪ちゃーんいるー?」

(唯の声!?)


45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/16(金) 20:32:36.56 ID:tM/KVZTdO

ななんで唯が来ちゃうんだよ!
その・・・嬉しいけど・・・
でも今は唯にどう接したらいいかわからない
取り敢えず目を瞑って寝てるフリをしよう・・・

「澪ちゃんまだ寝てるのー?もう部活終わっちゃったよ」

落ち着け私・・・
唯はとてつもなく可愛いだろうけど絶対に流されるなよ

「髪サラサラー♪」

おちつつつちつ


46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/16(金) 20:35:29.58 ID:gQD4LLBsO

おちんちん!


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/16(金) 20:46:26.89 ID:tM/KVZTdO

「ぬっふっふちょいと失礼・・・」

おい何してるんだ唯
ベッドに入ってくるなぁ!

「澪ちゃんあったかくて良い匂いだねぇ・・・」

近い!すっごい近いよ!あぁ・・唯の息づかいが肌で感じられる
しあわへ・・・

「あれっ澪ちゃんまたあっつい」

お前のせいだ お前のせい・・・だ

「ハァ・・ハッ・・ハァ・・」

「息も荒い、よっぽど酷い風邪なんだね・・・」


48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/16(金) 21:06:03.26 ID:CM1HlfRV0

唯澪は奇跡


50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/16(金) 21:15:28.65 ID:tM/KVZTdO

なんだよお唯
私を起こしに来た事忘れてるじゃないか

「あっそうだ澪ちゃん起こしに来たんだった・・・むにゃ」

うんそうそう!
私の願いが通じた様だな!
さぁその眠そうな顔を擦って早く私を

「ちゅっ」

What's!?


53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/16(金) 22:45:03.67 ID:tM/KVZTdO

えっ今唇に・・触れ・・ひ・・

「ひああああ!!」

「おぁっほんとに起きた!」

「唯ぃい!お前今何をしたぁ!」

「何って澪ちゃんを起こしただけだよ?」
「何してどうやって!?」

「キスだよ」

私のファーストキス
唯に奪われちゃった
唯に・・・唯にキキ・・

「あれっ澪ちゃんまた寝ちゃった・・・」


55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/16(金) 22:52:14.81 ID:tM/KVZTdO
……

「まぁまぁまぁそれでそれで!?」

「それでちゅーしたら澪ちゃん飛び起きてビックリしたんだよー」

「うぅ唯・・・もうこの話はその辺で・・」

唯の馬鹿ぁそんな恥ずかしい事ベラベラ喋るなぁ・・・それとムギは自重しろよ・・

「澪お前それで顔赤いのな・・」

「大体唯もなんでいきなり私にキスなんてするんだよ!!」


57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/16(金) 23:13:13.88 ID:tM/KVZTdO

「よくお姫様を起こす時は王子様のキスでするものでしょ?」

「えっ?」

私は拍子抜けた声を発してしまった

「だから澪ちゃんを起こす為にキスで起こそうと思ったのです!」

「だからって・・・簡単にキスするなよ!そもそも恋人同士がするものであってだな・・・」

「大丈夫だよ憂とはいつも起こす時ちゅーしてるしね」

「「えっ?」」

今度はムギと声が揃っていた
でもムギの声には溌剌としたものが感じられた
そして憂ちゃん・・・恐ろしい子
ちょっとだけ 嫉妬した


58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/16(金) 23:31:30.65 ID:tM/KVZTdO

その後ムギと唯とも別れ
私は律と二人で帰路を歩いていた

「うわ~んりつう~」

「逆に考えるんだ澪・・・お前は大人になったと考えるんだ」

「だってえ!どぁってえ!」

「第一澪は唯の事好きなのか?」

「え・・・それはその・・・好き・・かも・・?」

「なんで疑問系なんだよっ」

「どぁっ!どぁっ!」

「協力はしてやりたいが相手は唯だ、あの天然娘は何を考えているのか難しいな・・」


60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/16(金) 23:48:22.52 ID:tM/KVZTdO

「あー今日も楽しかったなー」

桜高に入り
軽音部に誘われてから
新しい仲間や自分が真剣に打ち込める事を見つけた
それにより私の日常はとても充実したものに変化した
でもただそれだけじゃない
何か新しいわからない何かを見つけた気がする

「澪ちゃんの寝顔綺麗だったなぁー、あと良い匂いもしたなぁ、何食べたら良い匂いが出せるんだろう・・・」

一体何なのだろう


66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 01:24:08.75 ID:RcOTDgN60

         / /: :/{: :{: : : : : :ヽ: : : :',   
      /: :{=/\{: : |\}X: : : '.: : : :}
─wwv√{: :人{ 、 \| 、 ヽ: j: : : :i─wwv√
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      |: :j: Y xx    xx{:/ : |ノ: :|
       {八: ゝ_  {ヽ  /: : :.:|: ;} }
       \{\{ >ァr‐七{: : /リ:/|/
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               |:人   、  |::::|:::::::::::|
               | ::::::≧ーr</|::/ ヽ::::::|



69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 02:59:01.13 ID:V6xeQsXlO

数日後
なんとか私たちは新歓ライブを無事に終わらせる事が出来て
新入部員が来るのをそわそわティータイムをしながら待っていた

「あんなりビラ配り頑張ったってのに一人も来ないとはなぁ」

「まぁまぁ、さっき終わったばかりだしまだ分からないわよ」

律を宥めつつムギは丁寧にお茶を入れていく

「ねぇねぇ澪ちゃん」

「ん?どうした唯?」

「ちょっとこっちきて」

「うん?」

唯に制服の袖を引っ張られながら二人で廊下へ出た


71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 03:05:25.56 ID:V6xeQsXlO

「えっと今日は、ごめんね」

「なっなんで謝ってるんだよ、唯は何も悪い事してないぞ?」

「だって今日のライブで私歌詞忘れちゃったでしょ?澪ちゃんあんなに歌いたくないって言ってたのに迷惑かけちゃって・・・」

「唯・・・」

普段は天然で笑っている印象が強いからここまで深く考え込んだりはしないと思っていた
そんな唯に私は普段表に出さない一面を見た気がした

「だからそれを謝りたくって・・・」

「良いんだよ唯、元はと言えば私の我が儘で押し付ける形になったようなものだし。それに・・・唯と一緒に歌えて嬉しかった・・・」

そう言いながら私は唯の頭を撫でてあげた
「澪ちゃん・・・ありがとうっ」

「うひゃっよせ抱き付くなぁ!」

あーしあわへ


81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 11:42:25.37 ID:V6xeQsXlO
‥‥

唯とのやり取りを終え
私達は部室に戻ってきた

「おっ唯!澪!みろみろ!」

「えっと・・・その子は?」

すると見慣れない少女がいた
その背が小さく黒髪ツインテールの人物はこちらに向かって礼をした

「はじめまして中野梓と申します」

「もしかして入部希望かな!?」

目を輝かせながら唯は言う

「はいっ」

「やったー!新入部員だー!」

「にゃっ!?」

やったーっておいィ・・誰にでも抱き付くなよ唯ぃ
さっき喜んでた私が馬鹿みたいじゃないかぁ・・・

「あだ名はあずにゃんだね!」

「ぐるしいです・・・」


83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 12:05:30.65 ID:V6xeQsXlO

軽音部に新入部員が入ってきてくれた
一つ下の一年生で名前は中野梓
ギター歴は唯よりも長いようで我が部としては申し分ない逸材だ
そして身なりが小さく可愛いから唯もべったりだ

「あ~ずにゃんっ」

「やめてくださいよ唯先輩ー」

「そう言いつつも満更でもない梓であった」

「変なナレ加えないで下さい律先輩」

そう・・・べったりなのだ・・
なんで梓にだけなんだよぉ・・
私にはあれ以来抱きついて来ないし・・
寂しい・・


86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 12:36:07.71 ID:V6xeQsXlO
~♪

「おい澪、今日は調子悪いのか?」

「いや・・そうじゃないけど」

確かに新入部員が入ってきた事は部全体としてはプラスになり喜ばしい事なのだが

唯が私を見てくれる時間が減ってしまった
「ねぇあずにゃんここはどうやるの?」

「ここはですねー」

唯と梓は本当に仲が良いなぁ
私もあんな風に唯と接する事が自然に出来たらなぁ

「はぁあぁぁあ・・・」

「でっけー溜め息だな」

「あらあら・・・・?」

うらやましい


87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 12:48:29.14 ID:V6xeQsXlO

結局何の進展も無いまま下校時間を迎えてしまった

「はぁあぁぁあ・・・」

「また溜め息かよ、辛気臭いぞー」

今日は全然練習に身が入らなかったなぁ
せっかく梓が入ってきてくれたのに
まともな先輩を見せてやれてないなぁ
私はだめだめだ・・・

「じゃあわたし達はこっちだからまた明日ね!行こっあずにゃん」

「はいっ唯先輩」

そう言って唯は梓の手を握り歩き出す
梓も恥ずかしそうな顔しながら足並みを揃えた


89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 13:04:39.73 ID:V6xeQsXlO

「なぁ澪、そろそろ元気だせよ」

「うじうじうじ」

「唯と梓が仲良いからってただうなだれるだけじゃ駄目だろこのヘタレメルヘン」

「う・・だれがヘタレだ!そしてなんで私の悩み事が分かるんだよ」

「そのくらい見れば分かるさ、お前梓が入ってきてから二人の事ばっか見てたしな」
バレてた・・・

「うぅ・・律ぅ・・私やっぱり唯が好きだ・・最近唯が私から離れて行く気がして・・その距離は縮まることなくただ伸びていくばかりで・・」

「バカやろう、私に話してどうするんだよ、それを直接唯の奴に言ってやれ!」

「りつ・・・」

「あいつもバカだから面と向かって言ってやらないとわからないからな!」

「うん・・・私今度唯に話してみるよ」

もういじけてる私は誰にも見せられない


91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 13:10:36.94 ID:V6xeQsXlO

最近澪ちゃん元気ないなぁ

あずにゃんがせっかく入ってきたのにずっと溜め息ばかり

悩み事であるのかな

話してくれても良いのに

私まで溜め息が出そうになるよ

「どうかしましたか唯先輩?」

「へ?なっなんでもないよあずにゃん!」

澪ちゃん・・・大丈夫かなぁ・・・

はぁあぁぁあ・・・


101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 18:35:51.96 ID:V6xeQsXlO

唯の事が好きだ
でもこの想いを伝えてしまったら
唯はどう受けってくれるのだろうか
一つだけ分かるのは良くも悪くも今までの関係ではいられなくなる事だけだった
私はそれが

ーー♪

その時携帯の着信音が鳴った

もう夜中だというのに一体誰だろう

私はゆっくり携帯取り出し画面を確認するとそこには

平沢唯

と表示されていた


113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 21:35:14.47 ID:V6xeQsXlO

一呼吸置いて電話をとった

「も・・・もしもし」

『あっ澪ちゃん、急にごめんね今大丈夫?』

「うん、大丈夫だよ」

電話の向こうから柔らかい声が聞こえてくる

「それで何か用か?」

『う・・うん わたしの思い過ごしなら良いんだけれど、最近澪ちゃん元気無さそうだからどうしたのかなぁって思って・・・』


114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 21:46:23.88 ID:V6xeQsXlO

唯が・・・気付いてくれた
私の変化を感じ取ってくれた
それだけで私の心は軽くなった気がした

『・・・澪ちゃーん?』

「あっ・・大丈夫だよ、なんでもないからっ」

『ほんとにー?無理してないよね?』

涙が出そうになった目を擦る

「唯・・今度さ どうしても二人だけで話がしたいんだけど良いか?」

『おっけい任されよ!あっでも宿題の事とかだったらちょっと苦手かな・・・』

「ばか、私が唯に宿題教えて貰う訳ないだろ」

『あーひどいよ澪ちゃんー』

「ははっごめんごめん」

電話越しとはいえ、久しぶりの二人きりの時間を過ごした


115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 21:52:24.61 ID:V6xeQsXlO
~♪

「澪・・・いつになく酷い」

「面目ない・・・」

いつもの放課後の部活動
だが私は唯に告白する事を考えると緊張して練習どころではなかった

「大丈夫ですか澪先輩?少し休憩されたらどうですか?」

「ありがと梓、そうするよ」

そういって私はベースを置きソファーの上に座る

「・・・」

その時私の方を見る不安を浮かべた唯の顔が見えた

壁のシミは一つもなかった


117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/17(土) 22:25:35.30 ID:V6xeQsXlO

「ゆゆ唯・・話があるんだけど、少し残って貰って良いか・・・?」

「んー?・・・あっうん良いよ!」

唯は少し考えた後何かを思い出したかの様に返事をした

「じゃあな澪、私らは先帰ってるぞ」

「お疲れ様です先輩方」

「澪ちゃん澪ちゃん」

「んっどうしたムギ?」

「ファイト!!」

「・・・」

鼻からふんすと息をしながらムギは力強く言い放ち
律達と共に部室から出て行く後ろ姿を見送った


139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/18(日) 03:46:51.58 ID:gxQGaHFUO

部屋には臆病な私と夕日を浴びて淡いオレンジ色に染まった唯、それと静けさだけが残った

「それで・・・お話ってなに?」

綺麗だった
普段はあんなにあどけないのに
しんとした部屋と夕日の相乗から
今の唯からはどこか儚げな美しさを感じた
「えと・・その、突然だけど唯って好きな人っている?」

なんという回りくどさ
相変わらずのヘタレ具合
自分でも嫌になる

「・・・どうして?」

「私の悩み事、実は恋愛に関係してたりするんだ・・・」


140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/18(日) 03:49:14.40 ID:gxQGaHFUO

「澪ちゃん・・・好きな人が出来たの?」
「う・・・ぅん・・まぁそんな所・・・」
何言ってるんだ私
その好きな人が目の前にいるんじゃないかちちっちゃんと 言わない・・・と

「ねぇ澪ちゃん 私も聞きたい事があるんだ」

唯が聞きたい事?
何だろう?

「恋って一体なんなのかなって・・・」

「こ・・恋!?」


141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/18(日) 03:50:45.79 ID:UI8g22RL0

ゆいいいいいいいいいいいいいいいい


142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/18(日) 03:53:46.22 ID:gxQGaHFUO

「それは・・・誰かを好きになって一緒にいたいって思う事じゃないかな・・」

「それって友情とは違うの?私は軽音部のみんなが好き、だけどそういうんじゃ・・・ないんだよね」

「ゆ・・・唯」

どうしたんだろう唯
こんなに思い詰めたように話す唯は初めて見る

「私ね最近ずっとある人の事考えてた、その人の事思うといつも上の空なんだ」

唯の顔にはまた不安が張り付いていた

「恋って大変だね、相手が傍にいないと身体の半分が無くなったみたいになって、不安で寂しくてどうしようもなくなるんだもん」

「唯っそれって誰の事なんだ・・・」

「澪ちゃんだよ」


143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/18(日) 03:59:07.64 ID:gxQGaHFUO

えっ
私?
そんな・・唯が私の事
嬉しくて浮きそう・・
こんなドリームタイム・・・
ふわっふわ

「言ったよね?澪ちゃん元気無さそうって、私ずっと心配してたんだよ、だから昨日いてもたっても居られなくなって電話しちゃったの・・・」

「ゆ・・・唯・・・」

「変な話してごめんね、でも私はこう思ってるから・・・澪ちゃんからの恋の相談は聞いてあげられないや、ほんとにごめんね・・・」

違うよ唯
私は伝えに来たんだ
私は・・・唯を、、、

「ゆ・・・唯っ!!」

私は初めて自分から唯を抱き締める事が出来た


147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/18(日) 04:26:18.87 ID:gxQGaHFUO

「みっ澪ちゃん!?」

「違うよ唯、違うんだ」

強く強く抱き締める
もう遠くへ行かないように
この距離を確かめるように

「私が好きなのはゆゆゆ唯なんだ!」

「え・・・」

「私はずっと唯が好きだった・・・だけど唯との距離を感じて不安だったんだ・・・心配かけてごめん・・・」

「澪ちゃん・・・わたし・・わたし」

唯の目から涙がポロポロ落ちている
溢れ出る勢いは止まらない

「うわぁあん澪ちゃあん」

「唯・・・・・」

私は唯の涙が枯れるまで抱いていた


148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/18(日) 04:38:52.74 ID:gxQGaHFUO
ーー

「ねぇ澪ちゃん、もっかいちゃんとプロポーズして?」

「えぇっもう一回?」

唯が落ち着いた後
私達二人は
部室のソファーに
肩を並べて座っていた

「うんっはやくぅー」

あの時は必死だったから自分で何を言ってるか分からなかったのにそれをもう一度とな
どどうしようプロポーズってなんて言えばいいんだよぁ
助けて律
えーっと えと

「けっ結婚・・・しよう!」

「えぇー!?」

声が裏返ってしまった・・・
しかも色々間違った気がする
やっぱり私はダメダメ

「いいよっ」

「えぇー!?」


149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/18(日) 04:41:46.25 ID:gxQGaHFUO

「ごめん今の忘れて・・・」

「だーめっ」

唯はこてんとこちらの肩に頭を預けてくる
「あぅ・・そんなぁ・・・」

「えへへ、でもそれだけ私が好きって事だもんね?」

ふわっと甘い匂いがした
同じ女の子と言うのが信じられないくらいだよ・・

「うぅっじゃあ唯もやってくれよ、プロポーズ」

「んーしょうがないなぁ・・・」

唯は頭を起こし私の肩を掴んだ、そして向きを自分の方に向かわせ・・・ってあれ ちょ 近

「ちゅっ」


151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/18(日) 04:47:30.20 ID:3ULoY+TGO

素晴らしい!!
あああああああああああああああああああ



152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/18(日) 04:57:05.93 ID:gxQGaHFUO

「うぷあぁああっ!!」

「ふぅ・・・しちゃった」

「ふぅ・・・じゃない!!なんで今キキッスを・・」

唯にキスされたああ
でもちょっと舌が入って来そうになったから
ビックリして離しちゃった
かなりもったいなかった・・・

「私恋の事はまだまだ未熟だけど、キスは好きな人とするものだってくらい分かってるつもりだよ」

「えっじゃあもしかして今のが・・・」

「そうっわたしのプロポーズだよっ」

「んなっ・・あ・・・」

ぷしゅー

「あっ澪ちゃんしっかり、ダメだ!ここは王子様のキスで!」

「うわわっ起きてる!起きてるからやめろぉー」

「えへへ・・・」

唯「澪ちゃん大好き!」


155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/18(日) 05:21:24.04 ID:KOMFxFN5O

天然攻め唯にオロオロする澪は良い


171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/18(日) 12:32:42.13 ID:OjCqzfhcO

澪の魅力に唯がたじたじになるのもいい


172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/18(日) 12:43:05.50 ID:3ULoY+TGO

要するに唯澪でも澪唯でも素晴らしいという事だ



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[ 2010/12/12 00:00 ] けいおん!SS | TB(0) | CM(2)
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[ 2010/12/12 15:40 ] [ 編集 ]
最後の三文は真理。
[ 2013/09/07 15:42 ] [ 編集 ]
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