1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 04:51:04.82 ID:bcrq9PBR0
~ 第一話 汽車 ~
唯 「あっ、あずにゃんだ!」 ギュッ
梓 「きゃっ、お、おはようございます」
唯 「あずにゃん、あったかい」
梓 「息が白いですね」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 04:55:33.58 ID:bcrq9PBR0
唯 「そうだ! 機関車ごっこしようよ」
梓 「なんですか、それ?」
唯 「ほら、肩に両手乗せて」
梓 「こうですか」
唯 「二両編成で出発だよ!」
梓 (みんな、見てて恥ずかしい……)
唯 「しゅっぽっぽ、しゅぽっぽ」
梓 「ぶーん!」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 04:58:33.98 ID:bcrq9PBR0
~ 第二話 逆上がり ~
梓 「唯先輩、おはようございます」
唯 「……」
梓 「唯先輩?」
唯 「……」
梓 「早く行かないと、1時間目に間に合いませんよ」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 05:02:39.79 ID:bcrq9PBR0
唯 「学校行きたくないよ」
梓 「逆上がりまだできないんですか」
唯 「……うん」
梓 「体育、5時間目ですよね」
唯 「そうだよ」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 05:05:17.63 ID:bcrq9PBR0
梓 「じゃあ、昼休み一緒に練習しましょう」
唯 「え~、どうせできないよ」
梓 「だいじょうぶです」
唯 「う~ん」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 05:11:44.07 ID:bcrq9PBR0
梓 「明日は晴れですね」
唯 「なんで」
梓 「夕日がきれいだと晴れるんです」
唯 「ありがとう、あずにゃん」
梓 「唯先輩、顔に泥ついたままですよ」
唯 「えへへへ」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 05:34:52.79 ID:bcrq9PBR0
~ 第三話 拾いもの ~
梓 (木陰にいるのは唯先輩?)
梓 「また、学校に遅れますよ」
唯 「あずにゃん、おはよ」
梓 「なにしてるんですか」
唯 「へ! なにもしてないよっ」
梓 (絶対嘘だ)
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 05:38:34.14 ID:bcrq9PBR0
梓 「なんかスカートのなかもこもこしてますね」
唯 「ぎくっ」
梓 「なに隠してるんですか」
唯 「えっ、きっ、気のせいだよ」
梓 「憂に言いつけますよ」
唯 「子猫、拾いましたっ!」
梓 (カミングアウト早っ!)
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 05:42:25.99 ID:bcrq9PBR0
みゃ~ みゃ~
梓 「どうするんですか、その子」
唯 「……」
梓 「やっぱり、考えてなかったんですね」
唯 「あずにゃん、飼えない?」
梓 「そんな急に無理ですよ」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 05:45:01.56 ID:bcrq9PBR0
唯 「どうしよう」
梓 「私にきかないでください」
みゃ~ん
唯 「あずにゃん……」
梓 「仕方ないですね。体育館の裏で飼いましょう」
唯 「あずにゃん!」
梓 「みんなには内緒ですよ」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 05:50:08.24 ID:bcrq9PBR0
唯 「給食のパン、あんまり食べなかったね」
梓 「ミルクは飲みましたけどね」
唯 「明日はみ~助にハムもってこよっと!」
梓 「もう名前つけたんですか」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 05:54:27.17 ID:bcrq9PBR0
唯 「ぐっ、ぐっ、……」
梓 「泣いちゃだめです。泣いたら……み~助も悲しみます」
唯 「うあああああああああああん」
梓 「明日、一緒にお墓作りましょうね」
唯 「ああああああああああああああん」
梓 「うっ……うっ……うっ」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 05:59:20.02 ID:bcrq9PBR0
~ 第四話 競争 ~
唯 「ねぇ、あずにゃん」
梓 「何ですか?」
唯 「帰りに駄菓子屋寄って帰ろっ」
梓 「いいですよ」
唯 「明日の遠足のお菓子買うんだ!」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 06:03:16.55 ID:bcrq9PBR0
梓 「何円までですか?」
唯 「三年だから200円だよ!」
梓 「いいな、いいな。二年は150円でした。ずるいです」
唯 「かけっこしようよ。勝った方が優勝だからね」
梓 「唯先輩!」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 06:05:20.14 ID:bcrq9PBR0
唯 「どうしたの?」
梓 「上履きのままですよ」
唯 「あっ、履きかえるのわすれてたー」
梓 「じゃあ、さきに駄菓子屋いってますね」
唯 「ずるなしだよ、そんなの反則だよ」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 06:10:19.24 ID:bcrq9PBR0
~ 第五話 火事 ~
唯 「夕日はまっかっかだねぇ」
梓 「火事みたいですね」
ウーカンカンカン
唯 「あっ、ほんとの火事だ!」
梓 「見に行きましょう!」
唯 「東町の方だよね」
梓 「煙見えますよ、あそこ!」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 06:14:16.28 ID:bcrq9PBR0
~ 第六話 スカートめくり ~
唯 「あ~ずにゃん!」
梓 「にゃんっ! やめてください!」
唯 「白パンずにゃんだ!」
梓 「ひっ、ひどい……」
唯 「怒ったあずにゃん、おもろい」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 06:18:02.62 ID:bcrq9PBR0
梓 「唯先輩だって、どうせブリーフでしょっ」
唯 「私は毛糸のパンツだよ!」
梓 「ぷっ、ださい」
唯 「ひどいよ、白パンのくせに」
梓 「うるさい、もう絶交です」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 06:24:37.30 ID:bcrq9PBR0
~ 第七話 ゼッコウ ~
梓 「もう口きいてあげません」
唯 「いっ、いいもん。澪ちゃんと一緒に帰るし」
梓 「残念でした。澪先輩は私と帰りますよ~だ」
唯 「白パンと帰る人なんていないし」
梓 「のろまと帰ってくれる人なんていませんよっ」
唯 「ううう」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 06:27:47.44 ID:bcrq9PBR0
梓 「給食も食べるの一番遅いくせに」
唯 「うううううう」
梓 「毎日、給食袋にこっぺパンの食べ残し入れてますよね」
唯 「なっ、なぜそれを……」
梓 「毎日、ぱんぱんの給食袋見れば誰だって分かりますよ」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 06:30:38.29 ID:bcrq9PBR0
唯 「うああああああああん」
唯 「あずにゃん、だいっきらい」
梓 (へん、唯先輩がスカートめくるのが悪いんです)
梓 (……私は、悪くないもん)
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 07:01:39.43 ID:98RRmc4d0
なんだ小学生設定かこれはかわいいな 28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 07:58:42.14 ID:bcrq9PBR0
~ 第八話 まる虫 ~
唯 「ねえ、あ~ずにゃん!」
梓 「絶交してるんだから話かけないでください」
唯 「いいもの見せてあげよっか」
梓 「いりませんよ」
唯 「ほらっ、まる虫!」
梓 「あっ、いっぱいだ。すごい」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 08:03:10.62 ID:bcrq9PBR0
唯 「どこにいたか教えてあげるね」
梓 「いっ、いりません。まる虫なんて幼稚くさいです」
唯 「じゃあ、教えてあげないからっ」
梓 「ふんだ。どうせ石の裏でしょ」
唯 「うううう……」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 08:09:22.23 ID:bcrq9PBR0
澪 「梓、一緒に帰ろう」
梓 「あっ、はい!」
紬 「唯ちゃんも来ない? 新しいゲーム買ってもらったの」
梓 「唯先輩はまる虫百匹つかまえるから帰りませんよ」
律 「すげえええ」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 08:13:13.51 ID:bcrq9PBR0
澪 「じゃあな、唯」
紬 「また明日ね」
律 「ばいば~い」
…………
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 08:23:38.69 ID:n2M1e0FJ0
何これかわいい 34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 09:32:29.24 ID:bcrq9PBR0
~ 第九話 しってるよ ~
梓 (ひとり、つまんないな)
唯 「あ~ずにゃん!」
梓 「またですか、またですか」
唯 「あ~そぼ」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 09:35:55.85 ID:bcrq9PBR0
梓 「今日は無理です」
唯 「えっ、なんで?」
梓 「今日は日能研にいく日です」
唯 「あー、にちのうけんね」
梓 「知ってるんですか?」
唯 「お父さんもよく行くよ!」
梓 (絶対知らないな)
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 09:37:04.15 ID:rJVkKb6H0
絶交してたのはどうなったんだ 37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 09:38:20.70 ID:bcrq9PBR0
~ 第十話 そんなことより ~
梓 「唯先輩、またパン残してますね」
唯 「うん」
梓 「家に帰ってから食べるんですか?」
唯 「食べないよ」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 09:40:34.92 ID:bcrq9PBR0
梓 「じゃあ、捨てるんですか」
唯 「神社へ持っていくんだよ!」
梓 「はあ、お供えですか」
唯 「ちがうよ」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 09:43:23.17 ID:bcrq9PBR0
唯 「神社のハトとかカメにあげるんだよ!」
梓 「でも、神主さん怖くないですか」
唯 「大丈夫♪ 大丈夫♪ アメくれるよ」
梓 「で、でも塾が」
唯 「大丈夫♪ 大丈夫♪ アメおいしいよ」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 09:49:28.63 ID:bcrq9PBR0
~ 第十一話 たて笛 ~
梓 「唯先輩、朝のテレビ見ました?」
唯 「第七サティアンでしょ!」
梓 「かみくいしきむらです」
唯 「そうだ、たて笛貸して!」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 09:51:42.04 ID:bcrq9PBR0
梓 「いいですけど」
唯 「いくよっ!」
ソ~ミ~ ソ~ミ~ ソミソミ ソ~ミ~
梓 「あははは、すごいです!」
唯 「でしょ! でしょ! でしょ!」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 09:53:46.23 ID:wBcFB6eS0
wwwwwwww話題が懐かしい 43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 09:54:41.56 ID:bcrq9PBR0
~ 第十一話 いつのまに ~
律 「おまえら、いつ仲直りしたの?」
梓 「あっ、しまった!」
唯 「忘れてたあー」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 10:04:42.49 ID:bcrq9PBR0
~ 第十二話 たいへん ~
梓 「唯先輩」
唯 「あずにゃん なに?」
梓 「大変って十回言ってください」
唯 「たいへんたいへんたいへんたい……へんたい……」
梓 「えっ、唯先輩変態だったんですかぁ」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 10:14:41.36 ID:bcrq9PBR0
~ 第十三話 ほくろ ~
梓 「唯先輩、勝負です」
唯 「いいよ」
梓 「ほくろの数で勝負ですよ」
唯 「勝ったら大統領だよ!」
梓 「いいですよ、唯先輩のほくろ数えますね」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 10:18:57.95 ID:bcrq9PBR0
梓 「あっ、おへそにでかいほくろがありますね」
唯 「すごいでしょ!」
梓 「へんなの!」
唯 「ぐっ」
梓 「へんなほくろですね」
唯 「むう
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 10:21:24.16 ID:bcrq9PBR0
唯 「ほくろタッチ!」
梓 「なっ、なんですか急に」
唯 「タッチされたから、あずにゃんがほくろだよ」
梓 「じゃあ、わたしもタッチです」
唯 「せーふ、せーふ」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 10:23:52.15 ID:bcrq9PBR0
梓 「なんで、セーフなんですか」
唯 「ぎっちょバリアだよ」
梓 「ああああ、しまったあああああああ」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 11:10:45.90 ID:wBcFB6eS0
バリアーwwwwwwww 53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 11:21:16.55 ID:VV/Fe1yI0
この子たち連れて帰ってもよかですか? 55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 11:23:17.12 ID:bcrq9PBR0
~ 第十四話 ずっとずっと ~
唯 「あずにゃん、大人になったらなにになるの?」
梓 「電車の運転手になります」
唯 「そっか、じゃあわたし、電車になるよ!」
梓 「唯先輩は大人になれませんよ」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 11:33:58.03 ID:bcrq9PBR0
唯 「うそ! どうして」
梓 「大人になるには、たくさん勉強しないとだめなんですよ」
唯 「えっ、みんな大人になるんでしょ」
梓 「でもパパがそう言ってました」
唯 「そっか、どうしよ」
梓 「はたちになるしかありませんね」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 11:36:19.16 ID:bcrq9PBR0
唯 「はたちってなに?」
梓 「はたちになったら大人だってママが言ってました」
唯 「じゃあ、がんばってはたちになるよ!」
梓 「そうです。はたちになったらなんでもできるらしいです」
唯 「すごいね、はたち!」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 12:07:55.69 ID:bcrq9PBR0
~ 第十五話 いらし ~
梓 「唯先輩、見てください」
唯 「すごい、鬼のお面だ!」
梓 「節分だから授業で作ったんですよ」
唯 「ねぇ、貸して貸して」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 12:09:44.25 ID:bcrq9PBR0
唯 「あっ、あとマイネームも貸してっ」
梓 「はい、どうぞ」
唯 「きゅっきゅっ、きゅっと……ほら! 鼻毛かいたよ!」
梓 「そんなぁ」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 12:12:01.52 ID:bcrq9PBR0
梓 「唯先輩はいらしです」
唯 「なにそれ?」
梓 「いらんことしいだから、いらしです!」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 12:22:51.47 ID:wBcFB6eS0
鼻毛wwwwwwww必ず描くやついるよな 63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 12:29:12.89 ID:bcrq9PBR0
~ 第十六話 なかよしこよし ~
澪 「あっ、唯と梓だ」
律 「あいつら、また手つないで登校してるぞ」
紬 「らぶらぶね~」
律 「なあ、からかってやろうぜっ」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 12:32:06.59 ID:bcrq9PBR0
律 「や~い」
唯 「あっ、律ちゃんだ!」
律 「おまえら、結婚すんの?」
梓 「そ、そんな、わけないです!」
唯 「ええ、結婚しようよ♪ あずにゃん」
梓 「なっ!」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 12:35:47.18 ID:EmCuC5Kw0
まあまあまあまあまあまあまあまあ 66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 12:41:03.51 ID:bcrq9PBR0
~ 第十七話 悩み ~
梓 「唯先輩、帰りましょう」
唯 「う~ん、う~ん」
梓 「律先輩の言うことなんて気にしなくて大丈夫ですよ」
唯 「う~ん、う~ん」
梓 「唯先輩……」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 12:42:28.28 ID:bcrq9PBR0
唯 「ねぇ、あずにゃん」
梓 「はっ、はい。なんでしょうか」
唯 「いんぽってなに?」
梓 「へ?」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 12:44:57.08 ID:bcrq9PBR0
~ 第十八話 ED ~
梓 「さぁ、聞いたことないです」
唯 「今朝、机に彫刻刀で『横森いんぽ』って掘られてあったんだ」
梓 「へえ」
唯 「う~ん、う~ん」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 12:48:08.15 ID:bcrq9PBR0
唯 「明日、先生にきいてみようかな」
梓 「やめたほうがいいと思います」
唯 「え、なんで」
梓 「なんだか、やらしい言葉な気がします。うんちとかちんぽとか」
唯 「なるほど」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 12:50:06.90 ID:bcrq9PBR0
律 「や~い」
唯 「あっ、律ちゃんだ」
梓 「また来た」
律 「や~い、や~い」
唯 「や~い、律ちゃんのいんぽ」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 12:51:25.83 ID:bcrq9PBR0
唯 「律ちゃん、いんぽ!」
梓 「律先輩、いんぽです」
律 「いっ、いんぽってなんだよ!」
唯 「いんぽ」
梓 「いんぽ」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 12:52:17.29 ID:wBcFB6eS0
wwwwwwwwひでぇ 74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 13:05:07.27 ID:bcrq9PBR0
~ 第十九話 学校坂道 ~
唯 「あずにゃん、おはよう」
梓 「唯先輩、おはようございます」
唯 「校門までかっけこしようよ!」
梓 「いいですよ」
唯 「じゃあ、よ~い」
梓 「どんです!」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 13:20:46.45 ID:bcrq9PBR0
梓 「あいてっ」
唯 「あずにゃんが木にぶつかった!」
梓 「たんこぶだ」
唯 「あずにゃんはなんで走るとき、目つむるの?」
梓 「わかりません……」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 13:32:27.46 ID:CodLx+h00
なにこれ最高なんですけどデュッフフフwwwwwwwwwwww 81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 13:55:09.95 ID:bcrq9PBR0
~ 第二十話 ベルマーク ~
唯 「あずにゃん、何点集めた?」
梓 「0,5点が3つです」
唯 「私はね、20点だよ!」
梓 「ウソつきは泥棒のはじまりですよ」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 13:59:17.99 ID:bcrq9PBR0
唯 「ほんと、ほんとだよ!」
梓 「じゃあ、見せてください」
唯 「給食袋に入れたんだ」
梓 「なんて、いい加減な。ちゃんと封筒とか使ってください」
唯 「あれ!? ……ない」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 14:04:56.40 ID:wBcFB6eS0
あぁベルマークなぁ集めたなぁ 85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 14:05:39.35 ID:bcrq9PBR0
梓 「穴あいてますね」
唯 「でも、ちゃんとあったんだよ」
梓 「唯先輩……」
唯 「ほんとだよ……」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 14:08:23.65 ID:bcrq9PBR0
梓 「……はい、私の一枚あげます」
唯 「いいの?」
梓 「だから学校いきましょう」
唯 「うん。ありがとう、あずにゃん」
~ おやすみ ~
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 14:31:00.98 ID:wBcFB6eS0
おーおやすみ楽しかったよ懐かしい気持ちになった 16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 05:51:53.47 ID:ChDv408t0
~ 第二十一話 パンドラ ~
梓 「この前かしたロケットえんぴつ返してください」
唯 「ちょっと待ってて」
ゴソゴソ ゴソゴソ
梓 「まだ、見つからないんですか」
唯 「ランドセルの中のどこかにあるはずなんだけど」
梓 「ちゃんと筆箱に入れましょうよ」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 05:54:03.67 ID:ChDv408t0
梓 「私が探します。ランドセルみせてください」
唯 「はい」
梓 「ぐちゃぐちゃだ……」
唯 「えへへ」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 05:55:58.11 ID:ChDv408t0
梓 「奥のほうかな」
ゴソゴソ ゴソゴソ
梓 「なんか紙くずがいっぱい」
唯 「あっ、それは!」
梓 「ぜんぶテストですね」
唯 「……はい」
梓 「しかも、ひどい点数」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 06:01:45.15 ID:ChDv408t0
~ 第二十二話 好きの反対 ~
梓 「算数10点、国語0点」
唯 「持って帰ったら叱られるんだもん」
梓 「しかたないですね。私が先生になってあげます」
唯 「あずにゃん、2年なのに解けるの?」
梓 「塾に通ってるから任せてください」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 06:03:56.23 ID:ChDv408t0
唯 「すごいよ! あずにゃん」
梓 「はい、すごいです」
唯 「長いの反対って何?」
梓 「いながですね」
唯 「おう、そっか!」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 06:06:17.31 ID:ChDv408t0
唯 「じゃあ、好きの反対は?」
梓 「キスです」
唯 ちゅっ
梓 「なっ! //」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 06:15:26.49 ID:ChDv408t0
~ 第二十三話 ベテルギウス ~
唯 「あずにゃん、次は理科教えて」
梓 「いいですよ」
唯 「メダカって何食べるの?」
梓 「三択ですね」
唯 「一番 水草 二番 イトミミズ 三番 ベテルギウス」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 06:20:38.36 ID:ChDv408t0
梓 「むずかしいですが、名前からして三番です」
唯 「私もそう思ったんだけど、バツだったよ」
梓 「じゃあ、本物見にいきましょう」
唯 「あっ、うちの教室で飼ってるよ!」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 06:24:49.48 ID:ChDv408t0
~ 第二十四話 メダカ ~
唯 「ほら! メダカの水槽だよ」
梓 「見えません、見えませんっ」
唯 「あずにゃん背が低いもんね」
梓 「見えません」
唯 「はい、抱っこしてあげるね」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 06:28:44.16 ID:ChDv408t0
梓 「うわあ、メダカいっぱいいますね」
唯 「でしょ!」
梓 「あっ、一匹水面で寝てるのがいます」
唯 「どれどれ」
梓 「ほら、お寝坊です」
唯 「……死んでるね」
梓 「……」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 06:30:28.97 ID:riDcjrRY0
wwwwwwワロタ 29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 06:31:37.69 ID:ChDv408t0
~ 第二十五話 虫塚 ~
唯 「虫塚に埋めてあげよ」
梓 「虫塚ですか」
唯 「学校で飼ってた生き物を虫塚に埋めると天国に行くんだよ!」
梓 「埋めてあげましょう」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 06:34:30.05 ID:ChDv408t0
唯 「これでメダカも天国いけたね」
梓 「なんまんだぁ なんまんだぁ」
唯 「じゃあ、教室戻ろっか」
梓 「あっ、あそこでセミも死んでます」
唯 「ほんとだ」
梓 「セミも埋めましょう」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 06:37:18.35 ID:ChDv408t0
唯 「でもセミは学校で飼ってないよ」
梓 「飼ってないと虫塚に埋めちゃだめなんですか」
唯 「あれ、どうだっけ?」
梓 「虫塚に埋めないと天国行けませんよ」
唯 「じゃあ埋めてあげよっか」
梓 「はい」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 06:47:57.90 ID:ChDv408t0
~ 第二十六話 うさぎ ~
唯 「ほいっ ほいっ」
梓 「なにやってるんですか」
唯 「うさぎに餌あげてるんだよ」
梓 「私もあげたいです」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 06:50:16.72 ID:ChDv408t0
梓 「うさぎの餌って臭いですね」
唯 「そうかな」
梓 「色も鼻くそみたいだし」
唯 「……」
梓 「うさぎはこんなのおいしいんですかね」
唯 ぱくっ
梓 「あっ、食べた!」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 12:46:08.61 ID:rOyc8soM0
小学生あずにゃんを頬ずりしたい
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