1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 16:45:55.01 ID:9u2SOT+k0
唯「あーずにゃん♪」
梓「唯先輩♪」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 16:57:16.35 ID:9u2SOT+k0
・律「髪伸びた?」
唯「あーやっぱり伸びてるのわかる?」
律「前髪も目に掛かってるし、切った方がよくね?」
唯「そうなんだけど……事情があって。聞いてくれる?」
律「よーし、りっちゃんがなんでも聞いてやろう!」
唯「実はね、前に……」モヤモヤ
~~回想~~
唯「僕の髪が~肩まで伸びて~君と同じに~なったら~♪」
唯「ふふふふふふふ~~ん♪結婚しようよ~♪」
梓「ハイ!」
唯「!?」
~~回想終わり~~
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 16:59:04.73 ID:9u2SOT+k0
唯「ってことになっちゃってあずにゃんが髪を切らせてくれないんだよぉ~!!」ワーン
律「さすがに歌ってただけで結婚させられるのはちょっとなぁ……」
唯「いやぁ~結婚はいいんだけどまだちょっ~と心の準備が必要っていうかぁ~~///」
律「(のろけかようぜぇ…)じゃあ別に切らなきゃいいじゃん」イライラ
唯「でもぉ~、髪の長さはわたしのこだわりだしぃ~こればかりは譲りたくない?って感じでぇ~」クネクネ
律「」ブチッ
律「あーっ!こんなところにハサミがあるぞー!」
唯「!?」
律「そして手が勝手に唯を押さえ付けて髪を切ってしまうーっ!!」ジョキジョキ
唯「わぁぁぁんやめてーっ!!あずにゃん助けてー!あずにゃーん!!」
梓「唯先輩っ!」バターン!
律「早っ!?」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 17:02:43.15 ID:9u2SOT+k0
梓「唯先輩…その適度にカットされた髪…!?」
唯「ぐすっ、あずにゃん……わたし汚されちゃった……」
梓「そんな、唯先輩……」
唯「もうわたし、あずにゃんのお嫁さんになれないね。えへへ…へへっ、ひぐっ、うっ…うぅっ!」
梓「唯先輩…っ!」ギュッ
唯「ぅぅうぅっ!ごめんねぇ…ごめんねぇ……っ」ポロポロ
梓「大丈夫です…何があっても、唯先輩は私がもらってあげます……」
唯「結婚したいよ…!わたし、あずにゃんと結婚したいよぉっ!」ギュ
梓「また、髪伸ばしましょう、私待ってます!いつまでも待ってますから!!」ヒシッ
唯梓「おーいおいおい」
律「何この茶番」
ガチャッ ジャララララララララーン♪
ゆいあず!
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 17:05:23.78 ID:9u2SOT+k0
・澪「部室はイチャイチャするところじゃないぞ…」
唯「あーずにゃん♪」
梓「唯先輩♪」
唯「あーーずにゃんっ」アーン
梓「ゆいせんぱーいっ♪」ヒョイッ
唯「んふぬーんっ♪」モグモグ
律「……なにこれ」
紬「なんかね、二人の絆を試してるんだって」
澪「もう一時間はお互いの名前しか呼んでないよ」
唯「あずにゃーん」ギュー
梓「唯せんぱーい!」ギュー
律「へー……そりゃウザいな」
澪「いや、これはまだいいよ」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 17:10:18.41 ID:9u2SOT+k0
唯「りっちゃん!」
律「ん?なんか用か唯ー?」
唯「りっちゃーん」
律「……はい?」
唯「りっちゃーん……」ヤレヤレ
律「だからなんなんだよ!?」
唯「あーずにゃんっ♪」ニコッ
梓「唯先輩!」ギュー
唯「……りっちゃん?」ドヤ
律「こっち見んな」
紬「でもツーカーの仲ってステキ~」
「あずにゃーん♪」「唯せんぱーい」
律「それは否定しないけどさ…」
「あずにゃん?」「……唯先輩っ!」
澪(……)
「ゆーいせーんぱーーーい」「あずにゃん///」
律「ここまでやられ 「あずにゃん!!」「唯先輩……」 」
律「」イラッ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 17:14:53.89 ID:9u2SOT+k0
澪「(…よし!)じ、実は私と律もツーカーの仲なんだー!」
律「へ?」
「あーずにゃん♪」
紬「わあ!」
「唯せんぱいっ♪」
澪「ほら、私の携帯はツー〇ーホン、そして律も」
律「a〇だし」
澪「こ、これがほんとのツーカーの仲ー……」
律「〇uだし」
紬「……」
唯「……」
梓「……」
ガチャッ ジャララララララララーン♪
ゆいあず!
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 17:22:09.76 ID:9u2SOT+k0
・梓「唯先輩の子供が欲しい…」
梓「はあ…唯先輩と結婚したい」
唯「わたしもあずにゃんと結婚したいよお」
梓「唯先輩と結婚したら、女の子を三人は生みたいです」
唯「わたしも二人は女の子生みたいな。五人姉妹だね!」
梓「それに子供がいたら結婚出来るのに……」
唯「さずかり婚なら誰も反対できないもんね!あずにゃん頭いい!」ナデナデ
梓「照れます///」
唯「でもどうやって子供って作るの?」
梓「おしべとめしべがどうとか学校で言ってました!」
唯「花と関係あるのかな?よくわかんないね」
梓「私もです。はあ…唯先輩の子供欲しいなあ…」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 17:28:07.33 ID:9u2SOT+k0
~~後日~~
梓「唯先輩!2ちゃんねるで聞いてきました!」
唯「2ちゃんねる!そんな怖いところであずにゃん大丈夫だった!?」
梓「唯先輩のためならそこのけそこのけです!」
唯「あずにゃん……///」
梓「それにVIPとかいうところだったからみんなVIP級の親切さでした!」
唯「そうなんだ~。とにかくあずにゃんが無事でよかったよお」
梓「それでですね、妊娠するには女の子のお大事に『おちんぽミルク』が必要らしいです」
唯「『おちんぽミルク』!!なんだか仰々しい響きだねえ」
梓「ですね~」
唯「でも、わたしたちにおちんぽはないよ。これじゃあ子供はできないの……?」ウルッ
梓「そ、そんな………………あっ!」
梓「おっぱいです!おっぱいならミルクが出ます!!」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 17:33:25.69 ID:9u2SOT+k0
唯「そっか~!それにおちんぽとおっぱいってなんか似てるよね!文字が!」
梓「だからお大事におっぱいのミルクを入れたら子供ができるはずです!」
唯「あ、でもわたしおっぱいからミルク出ないよ?」
梓「子供ができたら出るようになるらしいですから大丈夫じゃないですか?」
唯「そっか。じゃあ大丈夫だね♪」
梓「ハイ!」
唯「それじゃあまずは子供の名前を考えようよ!」
梓「そうですね!私たちの名前を取って、『ゆずにゃん』とかどうですか?」
唯「すっごく可愛い!あずにゃんはセンスある!」ナデナデ
梓「照れます///」
ガチャッ ジャララララララララーン♪
ゆいあず!
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 17:41:03.09 ID:9u2SOT+k0
・純「え…なんかすっごい葬式ムードなんだけど」
憂「お姉ちゃんが修学旅行に行った」グスン
梓「唯先輩が修学旅行に行った」グスン
純「ほら、二人とも元気だして!なんなら私がお姉ちゃんになってあげようかー?」
梓憂「……」グスン
純(なんか反応してよ)
ヴィーム ヴィーム
憂「あ、お姉ちゃんからのメールだ!」
梓「見せて!見せて!!見せてっ!!!」ハッハッ
憂「お弁当箱忘れたんだって。お姉ちゃんったら…」クスッ
梓「しょうがない人ですね」クスッ
純「……」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 17:47:18.27 ID:9u2SOT+k0
~~教室~~
憂「お姉ちゃんの机だ……」
梓「唯先輩のお弁当箱だ……」
純「二人ともほんとに好きなんだねー。そんなんであと二日持つの?帰ってこないんだよ?」
梓憂「…」
純「あっ」
憂「お姉ちゃん……お姉ちゃぁぁぁん」ポロポロ
梓「うわーん!唯先輩に会いたいよーーっ!!」ジタバタ
純「うん。そうなるよね」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 17:52:20.84 ID:9u2SOT+k0
~~平沢家~~
憂「グスッ、ヒック」
梓「唯せんぱいー、ゆいせんぱいーっ」ポロポロ
純「ほら、二人とも着いたよ」
梓「唯先輩の家だ……」
憂「お姉ちゃんの家だ……」
純「いや、あんたの家でもあるからね?」
梓「えっ///」
純「えっ」
憂「えっ///」
純「えっ…………えっ?」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 17:56:45.50 ID:9u2SOT+k0
~~晩ごはん~~
純「ごはんごはーん♪……あれ?お茶碗多くない?」
憂「え、だってお姉ちゃん……あっ……」ジワッ
憂「お姉ちゃん…うええええん」
純「」
~~お風呂~~
憂「鏡の前にお姉ちゃんが…」ジワッ
純「アンタだ」
~~テレビ~~
テレビ『京都で注目のお店――』
梓「京都!?……唯先輩映ってない」
純「録画だし」
~~部屋~~
梓「ギー太…」ジワッ
純「もうヤダ……」グスッ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 18:02:41.25 ID:9u2SOT+k0
ピピピピピ
憂「ん……」
純「う~ん…もう朝ー…?」
憂「間違えていつもの時間に目覚ましかけちゃったみたい」エヘヘ
梓「zzz...」
純「普段はこんなに早く起きてるの?」
憂「うん、お姉ちゃんをいつも……お姉ちゃん……」
梓「唯先輩っ?!」ガバッ
梓「いない……ううっ」
純「わーわー!!なんだか急に何かしたくなってきたなー!!」
純「そうだ今日は買い物行こう!みんなで行こう!」
純(この家は危険すぎる!!)
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 18:07:32.64 ID:9u2SOT+k0
~~商店街~~
純「あっ、この服とか良くない?」
憂「えー?高いよー!」
純「わかってないなぁ~、こういうのは見ることがメインでしょうが!」
梓「私、今月厳しいから…小物でも見とく」
憂「私もそうしよっかな」
純「ふふふ、素人どもめ。……うん、うん。なんていうか」
純(平和サイコーー!!)
憂「……あ」
梓「ヘアピン……」
「お姉ちゃぁあぁぁん!!」
「唯せんぱいぃぃ!!」
純「誰か助けて……」
ガチャッ ジャララララララララーン♪
ゆいあず!
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 18:14:21.28 ID:9u2SOT+k0
・昼ドラ『猫と少女と六弦と』
梓「もう許さないです!唯先輩のおバカっ!」プンプン
唯「あずにゃん許してよぉ~」メソメソ
律「お、なんだなんだケンカかー?」
澪「珍しいな。どうして梓はそんなに怒ってるんだ?」
梓「澪先輩聞いてくださいよ!唯先輩ったら浮気したんです!!」
澪「う、浮気!?」
紬「昼ドラみたいね!相手は?」キラキラ
梓「話せば長くなりますが……」モヤモヤ
~~回想~~
梓「ゆーいせーんぱーい♪」ガチャ
唯「ギー太~むちゅちゅ~!」
梓「う…そ……」ドサッ
唯「あ、あずにゃん!?ち、ちがうの…」
~~回想終わり~~
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 18:17:41.77 ID:9u2SOT+k0
梓「ほんと信じられない!私にだってキスしたこと無いのに!!」
律「そうか。解散!」
紬「おつかれさまー」
梓「なーんーでーでーすーかー!!」グイグイ
律(ちっ)
唯「あずにゃんが一番だから!信じてよぉ~~!!」
澪「ほら梓。唯もこう言ってるんだし許してやったらどうだ?」
梓「ダメです、信用できないです!」
唯「そんなあ~~!!」
梓「でも、どーしてもって言うなら、条件があります」
ギー太「」ゴトン
梓「ギー太にちゃんと、『お前とは遊びだった』って言ってください!」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 18:21:07.89 ID:9u2SOT+k0
唯「そ、そんな…でも、ギー太だってあずにゃんと憂の次ぐらいに大事だし、その」チラッ
ギー太「」
唯「そんなひどいこと、言えないよぉ…!」
梓「……唯先輩、ケーキ食べたくないですか?」カチャ
紬(あ、私のケーキ…)
梓「と~っても甘そうですよ。ちゃんと言えたらご褒美をあげましょうか?」
唯「う、うぅ……はっ、はぁっ」ダラー
梓「あはは。だらしなくよだれなんか垂らしちゃって。欲しいでしょ?コ、レ♪」
唯(欲しい…ほしいよお……!)
梓「ほら、早く楽になりましょう?」ボソッ
唯「…………」
唯「……わ、わたしが愛しているのはあずにゃんだけ……です」
唯「ぎ、ギー太のことは……ただの……っく、遊び、です……」ポロポロ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 18:24:33.81 ID:9u2SOT+k0
梓「はい、よくできました。ご褒美ですよ唯先輩」
唯「はぐっ、はむはぐはぐ」
梓「フフ…ギー太、聞いた?ねえ」
ギー太「」
梓「……あはっ♪」
梓「唯先輩ねえ、あなたのこと、遊びだったんだって!私のほうが大事なんだって!」
梓「ケーキ以下だよギー太ぁ!!あっはははははははは……!!」
ギー太「」
紬「…昼ドラ?」
律「相手がギターじゃなけりゃな」
唯「ううっ、ギー太、ごめんねギー太ー…!ケーキおいひいよぉ……」ポロポロ ガツガツ
澪「食べるか泣くかのどっちかにしろ」
ガチャッ ジャララララララララーン♪
ゆいあず!
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 18:33:32.98 ID:1vmA5FUp0
梓きめぇw 48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 19:04:27.64 ID:9u2SOT+k0
・唯「二人合わせて!」
唯「ゆい!」
梓「あず!」
唯「でぇ~~~すっ!!」ジャカジャカジャカジャカジャカ
唯「最初は演歌やろうと思って、コブシを回す練習してたんですよ~」ブンブン
梓「そのコブシじゃ、コブシじゃ……」
唯「……?」ブンブン
梓「できない……私には唯先輩を叩くなんてできないっ!」ドサッ
唯「あずにゃんっ!?」ブンブン
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 19:07:04.32 ID:9u2SOT+k0
梓「だって……だって、唯先輩が痛がる姿なんて私見たくないです!」
唯「そんな、わたしなら大丈夫だから……優勝するためならあずにゃんに叩かれたっていいよ!」
梓「大好きな唯先輩を傷つけるくらいなら優勝なんていらないっ!!」
唯「!!」
梓「それに、温泉旅行なんかより唯先輩の方がずっとあったかいんですから」
唯「あずにゃん……そこまでわたしのことを……嬉しい」
梓「唯先輩……」
唯「あずにゃん……結婚しよう」キリッ
梓「……ハイ///」コクリ
カーーン
ガチャッ ジャララララララララーン♪
ゆいあず!
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 19:13:37.07 ID:9u2SOT+k0
・憂「お姉ちゃんと絶縁したい!」
唯「えっ」ガーン
唯「ど、どうしてそんなこと言うの?」オロオロ
憂「妹という立場に疲れたの。だから家族やめようかと思って」
唯「そんなのやだよ……わたしがお姉ちゃんらしくなかったから?」ウルウル
憂「そんな!お姉ちゃんは最高のお姉ちゃんだし、お姉ちゃんに不満なんて無いよ!!」
唯「……じゃあどうして?」
憂「血縁はね、お姉ちゃん。いろいろとしがらみがあるの」
憂「だけど、絶縁することで一旦それを断ち切ることができる!」
憂「つまり合法的にお姉ちゃんと結婚できる!お姉ちゃん大好き!」
唯「よくわかんないけど嫌われたわけじゃないんだね?良かったー」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 19:21:11.52 ID:9u2SOT+k0
唯「って、だ、だめだよ憂…わたしにはあずにゃんという心に決めた人が///」
憂「そうだった!梓ちゃんにならお姉ちゃんを任せていいって言ったのは私だった!」
憂「でも、いまだに私のなりたい職業ランキング一位はお姉ちゃんのお嫁さん」
憂「だけど梓ちゃんのことも大好きだから悲しませるようなことはしたくない……」
憂「どうしてこの国は一夫(?)多妻が認められてないのーっ!?理不尽すぎるよ……」グスッ
唯「日本は法治国家だから法律は守らないとだもんね……」シュン
憂「そうだ、髪をほどいて私がお姉ちゃんっぽくなって梓ちゃんと結婚すればお姉ちゃんに空きが」
唯「それじゃあわたしがあずにゃんと結婚できないよ~!」
憂「じゃあじゃあ、私が私と?結婚すれば……お姉ちゃんと?えっと、えっと………」
憂「お姉ちゃん、私どうしたらいいかわからないよー!!」ウワーン
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 19:26:40.51 ID:9u2SOT+k0
唯「うい……」ギュッ
憂「お姉ちゃん……」
唯「お嫁さんにならなくたって、憂はわたしの家族だよ」
憂「お姉ちゃん……!」ウルッ
唯「だから、わたしたちの子供になったらいいんじゃないかな?」
憂「そっか!そうしたらお嫁さんじゃなくても法的に家族だもんね!お姉ちゃん頭いい!」
唯「えへへ~」
ガチャッ ジャララララララララーン♪
ゆいあず!
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 19:36:08.06 ID:9u2SOT+k0
・梓「ゆずにゃん」
~~平沢家お風呂~~
シャワーーーーー
梓「唯先輩と結婚して、一年も経てばきっとゆずにゃんが生まれる」
梓「きっと唯先輩みたいに可愛い天使なんだろうなあ」
梓「……ゆずにゃんは」
梓「唯先輩に似てゴロゴロするのが好きで、それでいてヤンチャで」
梓「唯先輩と公園でボール遊びなんかしちゃったりして」
梓「唯先輩に似て、ちょっと不器用だからボールを取り損ねちゃって…」
梓「『あ~っ、ボールまってぇ~~』ってパタパタ走って追いかけて」
梓「ほらゆずにゃん。そっちは危ないから、あずにゃんママが取ってあげるからね!」
梓「うへへ」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 19:39:44.42 ID:9u2SOT+k0
梓「……それで、ゆずにゃんと」
梓「たくさん遊んだら唯先輩と私と一緒にお風呂に入ろう」
梓「猫の絵の描かれたシャンプーハットをかぶせてあげよう」
梓「優しく頭を洗ってあげると、すごくうれしそうにするんだ」
梓「『ありがとうあずにゃんママー!』って!『あずにゃんママと結婚したいな』って!」
梓「ゆずにゃんダメ、私はあなたのママなんだよ?それに私には唯先輩がっ……」
梓「うへへ」
梓「……でも。ゆずにゃんは」
梓「ゆずにゃんは注意力が足りないから。フラフラしてるから」
梓「うっかり道路に飛び出て、トラックにひかれちゃうかも!」
梓「そしたら、ゆずにゃんは死んでしまう……可哀相なゆずにゃん…こんなに可愛いのに!」ジワッ
梓「ゆずにゃぁぁぁん!!わぁーーーん!!」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 19:45:06.77 ID:9u2SOT+k0
梓「あーんあーん!」
ガラッ
唯「ああっ、わたしのあずにゃん!どうして泣いてるの?」
梓「ぐすっ。私と唯先輩に子供ができたらゆずにゃんって名前をつけようと思ってたんです」
唯「きっと可愛い子だね!」
梓「そうなんです。ゆずにゃんはすっごく可愛いんです!」
梓「だけど、そのゆずにゃんがトラックにひかれて死んでしまうと思うと……わぁーん!!」
唯「ゆずにゃん死んじゃヤダよーっ!!うえぇぇん!!」ポロポロ
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 19:50:22.83 ID:9u2SOT+k0
ガラッ
憂「お姉ちゃん!梓ちゃん!」
唯梓「びええええええ」
憂「そんなに泣かれると私も悲しくなっちゃう…どうしてそんなに泣いてるの?」
唯「これから生まれてくるわたしたちの子供のゆずにゃんが、すっごくすっごく可愛いの…」
梓「それで、大きくなったら汗びっしょりになるまでたくさんお外で遊んで」
唯「三人で仲良くお風呂に入るの」
梓「だけど……ゆずにゃんがトラックにひかれて死んでしまったら…ううっ」
唯「ゆずにゃん、まだ子供なのに…」グスグス
憂「そ、そんなのひど過ぎるよ……!」ジワッ
唯梓憂「うわああぁぁぁぁぁん!!!」
ガチャッ ジャララララララララーン♪
ゆいあず!
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 19:58:56.33 ID:9u2SOT+k0
・律「まーた変なことやってんのか?」
唯「よーしよしよしよし……」ナデナデ
梓「ごろごろ♪」
律「おまえら毎日ベタベタベタベタ、よく飽きないな…」
唯「いつだって新しい刺激があるからね!今日のあずにゃんはあずにゃんなんだよ!」
律「ちょーっと何言ってるかわからないですねー」
唯「りっちゃんも撫でてみなよ!可愛いよ?わたしのあずにゃん!」
梓「にゃー」
律「マジで!?って別にいつもと変わんねー…」スッ
梓「」ガブリ
律「いってぇえぇぇ!!?」
唯「も~。ダメだよりっちゃん、あずにゃんはわたしにしか懐かないんだから!」ナデナデ
梓「にゃん!」
ガチャッ ジャララララララララーン♪
ゆいあず!
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 20:09:52.63 ID:9u2SOT+k0
・ さわ子
唯 [箱庭] 梓
さわ子「……」
唯「これはここで……」ゴソゴソ
梓「それじゃあ私は……」トンッ
ガチャリ
律「おーっす。ん?」
唯梓「…………」モクモク
律「おいおい、高校生にもなってお人形遊びかよー!」ケラケラ
さわ子「違うわよ。これはサンドプレイセラピーって言って、立派な心理療法よ」
律(部活の友人と後輩が精神治療されてた)
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 20:32:59.45 ID:9u2SOT+k0
律「でもさわちゃん、なんで急にこんなことを?」
さわ子「やっぱりこの子たちも大人になっていくじゃない?だから現実見てもらおうと思って」
律(なんだか今日のさわちゃんはシリアスだ!)
さわ子「せっかくだから見てみたら?面白いわよー?」
律「こういうのって他の人に見せないもんじゃないの?……と言いながら見る私」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 20:37:28.58 ID:9u2SOT+k0
唯「……だから、この部分を入口にすると、ほら、ここに行きやすいよ!」カキカキ
梓「なるほど、じゃあここを私たちの部屋にしてみましょうか?」トンッ
唯「やっぱり寝室は2階だよー」
梓「そうですかね?じゃあここを、こうして…あ!子供部屋どうします?」
唯「そうだね~。子供はいっぱい欲しいから、2階をどどーん!と使っちゃおうよ!」サラサラ
梓「わあ♪ゆずにゃんが10号ぐらいまで住めますね!ステキです唯先輩!」コトッコトッ
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 20:45:29.03 ID:9u2SOT+k0
さわ子「こらこら、現実見なさい。この面積をこの辺で実現しようとすると……これぐらいかかるわね」
唯梓「ええーっ!?」
唯「マイホームの夢は遠いね、あずにゃん……」
梓「トホホです……」
さわ子「現実見て、堅実にいきなさい」
律「……」
律「中年交えたただの人形遊びだった」
さわ子「今なんつったコラ」
唯「あっ!でも狭い家の大家族もいいかも!?」
梓「きっとみんな私たちみたいにぴったりです!」ギューッ
ガチャッ ジャララララララララーン♪
ゆいあず!
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 20:57:02.21 ID:9u2SOT+k0
・梓「この日が来るのを待っていました」
~~教会~~
リンゴーン リンゴーン
みんな「おめでとー」ワーワー
憂「お姉ちゃん、梓ちゃん……お幸せに!」ホロリ
唯「あずにゃん……とうとうわたしたち、結婚だね」
梓「ハイ……嬉しいです///」
唯「わたしも///」
『それでは誓いのキスを……』
唯「これが、二人の初めてのキスだね……」スッ
梓「唯先輩……」ンムゥ~~~
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 21:03:34.64 ID:9u2SOT+k0
~~~~~~~~
梓「んむぅ~~~……」
梓「はっ!!」ガバッ
梓「…………あ、あれ?」キョロキョロ
ワオーン
梓「……夢?…………は、はは。」
梓「…………」
梓「…………したいよお」ジワッ
梓「唯先輩と結婚したいよー!うわーーーーん!!!」ジタバタドスンバタン!
梓母『うるさい!今何時だと思ってるの!?』
梓「」ビクッ
ぷりーどんせいゆーあーれいじー ジャジャン♪
ねたぎれ!
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 21:32:35.38 ID:+I4TBAvs0
おっつー
おもしろかったぜ 84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 23:56:48.92 ID:6PsI5OpY0
俺の心は潤された
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