※後編です
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 17:52:49.87 ID:igVeJX6o0
さやか宅
さやか「えーっと、マジックマジック……」
さやか「あった」
QB「さやか、入っていいかい?」
さやか「あっ、QB。どうしたの?」
QB「ちょっと様子を見にね。調子はどうだい?」
さやか「体はもう大丈夫」
QB「そうか…それで、今後のことなんだけど」
さやか「……」キュッキュッ
QB「何をしているんだい?」
さやか「なにが?」
QB「いや、何でマジックで腕を塗って…」
さやか「……」キュッキュッ
QB「……」
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 17:56:19.31 ID:addP9j0T0
さやかちゃんの毒されっぷりがヤバい 582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 17:59:06.79 ID:igVeJX6o0
翌日
仁美「ふわぁ~……」
仁美「あらごめんなさい、はしたない」
さやか「どうしたのよ仁美、寝不足?」
まどか「大丈夫?」
仁美「ええ、夕べは病院やら検査やらで夜遅くまで…」
さやか「なにかあったの?」
仁美「何だか私、夢遊病かなにかで…」
まどか(そっか、昨日の魔女のせいで…)
さやか「へぇー……くっ!?」
まどか「さやかちゃん?」
仁美「あら?どうしたんですか、さやかさん」
仁美「腕なんかおさえて……」
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 18:00:33.50 ID:NRk8mft90
>>582
やめろおおおおおおおおおおおおおお 587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 18:01:50.44 ID:SUP78wYa0
マミさんは笑って見ていられたけどさやかちゃんはなんか痛々しいぞ 588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 18:02:16.15 ID:igVeJX6o0
さやか「な、なんでもないの……あはは」
仁美「怪我してるんですか?」
さやか「うん…まぁちょっと包帯巻いてるんだけどね」
仁美「まぁ!?大変ですわ!!」
仁美「一体なにがあったんですの!?」
さやか「大丈夫大丈夫、大したことないからさ」
まどか(さやかちゃん、まさか昨日の怪我が……)
さやか(まどかには後で教えてあげるわよ……)
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 18:03:58.84 ID:S/EPO8Yu0
冗談だろ… 594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 18:09:43.63 ID:igVeJX6o0
放課後
まどか「さやかちゃん…大丈夫?」
さやか「うん……」
マミ「その腕、まさか…!!」
さやか「こ、これは…」
QB「……」
マミ「包帯を取って」
さやか「……」シュルリ
マミ「っ……」
まどか「な、なにこれ…なんでさやかちゃんの腕に黒い模様が……?」
さやか「魔痕……これが奇跡を叶えた代償よ」
QB(えっ)
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 18:12:45.85 ID:AzHCntCJ0
魔痕www 599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 18:15:39.50 ID:hBHIPepe0
数年後思い出して魔女化するレベル 601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 18:16:52.31 ID:igVeJX6o0
さやか「私は恭介の腕を治すことを願いに魔法少女になった」
さやか「その分、負担が私のほうに回ってきたの……」
まどか「そんな…どういうことなのQB!?」
QB「いや、願い事にそんな代償は……」
さやか「QBは悪くないの!この運命を受け入れたのは…私の意志なんだから」
まどか「さやかちゃん……」
QB「…いや、だからね」
マミ「美樹さん、貴女の覚悟は理解したわ」
さやか「……」
まどか「びょ、病院に行こうよさやかちゃん!そんな腕じゃ……」
さやか「無理よまどか。現代の医学では治療不可能なの…」
640 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 18:45:47.55 ID:8SFWbfAw0
確かに中二病は現代医学じゃ治らないな 602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 18:16:57.94 ID:yWAEGp4TO
最初に出会った魔法少女がマミさんだったばっかりに…… 612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 18:25:43.77 ID:igVeJX6o0
さやか「……でもいいんだ、これで」
まどか「さやかちゃんは…そんな腕になって怖くないの?」
さやか「そりゃちょっとは怖いけど……」
さやか「でも、私が魔法少女になってなかったらあの時仁美が死んでいたのかもしれないし」
さやか「そっちのほうがよっぽど怖いよね」
マミ「……」
まどか「さやかちゃん…」
さやか「だーかーらー、なんつうかな…自信?安心感」
さやか「ちょっと自分をほめてあげたい気分つうかね……」
さやか「まぁ…舞い上がっちゃってますね、私!」
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 18:33:18.33 ID:igVeJX6o0
まどか「でも…私は怖いよ」
まどか「もしさやかちゃんが…闇から生まれし者に身体を支配されちゃったら……」
さやか「まどか……心配しないで!」
さやか「私には、私の〝コネクト〟があるから」
まどか「さやかちゃんの、コネクト…?」
さやか「恭介…恭介がいるから、私は闘えるの」
まどか「上條君が…?」
さやか「うん…あはは、なんか恥ずかしいね」
マミ「そう…美樹さんも見つけたのね」
マミ「自分のコネクトを」
627 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 18:38:12.97 ID:lOgW53h30
コネクト……OPの曲名にまで伏線が……ゴクリ 629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 18:39:24.82 ID:igVeJX6o0
さやか「うん…だからマミさん、これからは」
マミ「えぇ、一緒に闘いましょう。さやかさん」
さやか「え?」
マミ「うふふ」
さやか「マミさん……はい!私がんばります!」
まどか「なんか…私だけ戦えないのが悔しいなぁ」
さやか「まどかはそんな事しなくていいんだって」
マミ「そうよ、まどかさんは私の心の支えなんだから」
まどか「はい……」
まどか「そうだ、あのねさやかちゃん」
さやか「なに?」
まどか「闘えない私だけど…何かできないかなって思って」
まどか「さやかちゃんの必殺技を考えてきたんだよ!」
630 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 18:40:10.19 ID:9BQ+fuLR0
いらんことするなwwwwwww 631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 18:40:21.24 ID:lOgW53h30
まどかwwwwwww 632 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 18:40:21.48 ID:4O6pMcPHO
まどかのセンスの必殺技・・・・・ゴクリ 641 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 18:49:06.39 ID:igVeJX6o0
さやか「私の必殺技…?」
まどか「うん、例えばこれとかどう?」
まどか「〝レインボーゴージャスハリケーンストーム〟」
まどか「この技が当たった魔女はね、死ぬんだよ!」
さやか「まどか、気持ちはありがたいけどさ…」
さやか「魔法少女の必殺技を考えられるのは魔法少女だけなの」
さやか「だから…その技は私には使えない」
まどか「そうなんだ…ごめん」
さやか「でも、嬉しいよ。ありがとね、まどか」
QB「……」
さやか「さて、じゃあ私はちょっと病院寄っていくね」
643 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 18:50:19.28 ID:8SFWbfAw0
相手は死ぬ 644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 18:51:12.40 ID:U8vFhizE0
エターナルフォースブリザードwwwwwwwwwwwwwww 648 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 18:54:10.81 ID:WhG1YaqqO
> まどか「この技が当たった魔女はね、死ぬんだよ!」
笑顔で語ってそうだなまどっち 654 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 19:03:35.99 ID:igVeJX6o0
まどか「さやかちゃん、無事でよかったですね」
マミ「そうね…」
まどか「でもさやかちゃん、明るく振舞っていても内心怖いはずなんです」
まどか「優しい子だから……」
マミ「分かってるわ、まどかさん」
マミ「私もこの右目に魔眼が備わったと知った時、恐怖で眠れなかった……」
マミ「結局私たちは…人ならざる者。この混沌とした世界にとっては異端者…」
まどか「マミさん……」
マミ「大丈夫よまどかさん。私は平気だから」
マミ「それと、さやかさんにはあまり無茶させないようにしないとね」
659 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 19:10:09.66 ID:igVeJX6o0
病院
上條「昨日はごめんねさやか。気がめいってたとはいえ…あんな酷いことを…」
さやか「いいのいいの、腕が治ってよかったじゃん」
さやか「退院はいつなの?」
上條「ちゃんと歩けるようになってからかな」
さやか「そうなんだ…」
上條「なんか不思議だよね…絶対に治らないと思ってたのに」
上條「奇跡って…あるんだね」
さやか「恭介……くぅっ!?」
上條「ど、どうしたの?」
さやか「…ううん、何でもないの。恭介は気にしないで」
さやか「またアレが……」
上條「え?」
さやか「あはは、何でもない何でもない」
663 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 19:13:07.57 ID:UHyGr+r7O
コネクトを失う可能性の高いさやか 666 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 19:16:59.41 ID:igVeJX6o0
杏子「ふーん、あれがルーキーの……」
QB「……」
杏子「ま、とりあえずあの子にちょっかい出してみようかな」
QB「……」
杏子「どうしたのさ、黙っちゃって。元気ないじゃん」
QB「いや……それより杏子」
杏子「分かってるって、あんなの楽勝楽勝」
杏子「瞬殺っしょ」
QB「ほどほどにね。マミたちには現実さえ理解してもらえればいいんだ」
杏子「はっ…どうかな、うっかり殺しちゃったりして」
QB「まぁ…君の好きにしていいよ」
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 19:24:16.77 ID:igVeJX6o0
さやか宅
さやか「ふぅ……」
QB「準備はいいかい?さやか」
さやか「うん、魔痕の疼きもようやくおさまってきたところだし」
QB「君たちは時々本気なのか演技なのか分からなくなるよ…」
さやか「なにが?」
QB「いや…」
さやか「それより行こっか、デスゲームに」
677 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 19:31:53.27 ID:igVeJX6o0
まどか「あっ、さやかちゃん」
さやか「まどか、どうしたの?」
まどか「さやかちゃんについて行ってもいいかな…?」
さやか「本当?うれしいよまどか」
さやか「でも、ここから先はノーマル(魔法少女ではない者)には危険だから……」
まどか「うん、分かってる。でもついて行きたいの」
さやか「まどか……。そういえばマミさんは?」
まどか「マミさんは用事があるから、後で来るって」
さやか「そっか…ちょっと不安だけどしょうがないね」
さやか「でも、いつまでも先輩に頼っていられないし、頑張らないと」
679 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 19:35:40.53 ID:ivsTnXOq0
暗黒のデスゲーム
開 催 だ
n: ,r:::::ヾWゾ::::ヽ. .n:
|| !::::::r──、::::::) ||
|| Y:::::{(゚)(゚)(゚)}:::ノ .||
f「||^ト ヽ:::ヾIIIIツ::ノ .「||^|`|
|::: !} □ ̄ |! :::}
ヽ ,イ / ̄ ̄ハ ̄ ̄\ ヽ ,イ 681 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 19:38:44.49 ID:igVeJX6o0
さやか「うーんっと……ここら辺かな」
さやか「いた!」
QB「ここは…使い魔の結界だね」
さやか「なんだ、まぁこっちは初心だから別にいいけど」
使い魔「きー」
まどか「あっ、あそこだよっさやかちゃん!!」
さやか「任せて!」
さやか「ライフ・オブ・エナジー、セット!」
さやか「ミラクルマジカル!メタモルフォーゼ!!」
685 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 19:45:14.79 ID:igVeJX6o0
さやか「颯爽登場!愛の魔法戦士、さやか!!」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「しっかり私の後ろに隠れてるんだよ…なに、すぐ終わらせるよ」
チャキィンッ
さやか「でやっ!!」
バシュッ!!
使い魔「きー!!」
さやか「すばしっこいね…はあっ!!」
ガキィン!!
さやか「っ!?」
杏子「ちょっとちょっと、なにやってんのさ、アンタ達」
687 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 19:48:56.29 ID:TRhgyqEi0
運命の出会い 689 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 19:49:59.23 ID:LH14q6Vn0
颯爽…登場だと…? 693 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 19:55:32.05 ID:igVeJX6o0
まどか「だ、誰!?」
さやか「まさか…新しい魔法少女?」
杏子「見てわかんないの?あれグリーフシード持ってない使い魔じゃん」
さやか「でも、放っておいたら人を襲うんだよ!?」
杏子「だからさ…四、五人食って魔女になるまで待てって言ってんだよ」
さやか「っ!?」
まどか「そんな…魔法少女なのになんでそんなこと……」
さやか「ライフエナジーの乱れを感じる……」
まどか「まさかあの子…!」
さやか「うん、間違いない。闇から生まれし者に身体を支配されているね」
杏子「は?」
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 19:59:49.85 ID:h13dQqbi0
キバかよwwwwwww 703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 20:00:12.79 ID:2g+81EaT0
抗えば抗うだけ飲み込まれるのよ 707 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 20:03:39.54 ID:igVeJX6o0
さやか「自分に負けちゃダメ!正気を取り戻して!!」
まどか「そうだよ、自分のコネクトを思い出して!!」
杏子「……」
杏子(なるほどね…マミが変なことを吹き込んだのか)
杏子「はぁ…良い機会だから教えてあげるよ」
さやか「え?」
杏子「アンタ達なんか勘違いしてるみたいだけどさ…」
杏子「弱い人間を魔女が喰う、その魔女をあたし達魔法少女が喰う…」
杏子「この世界はそうやってできているの」
杏子「正義だとか愛だとか、そんなおちゃらけた…」
さやか「ぐああああああっ!!」
まどか「さやかちゃん!?」
杏子「な、なんだよ」
まどか「どうしたのさやかちゃん!!」
さやか「感じる…あの子の闇と、私の魔痕が共鳴している……!!」
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 20:10:11.30 ID:igVeJX6o0
杏子「おい…」
さやか「くっ…なんて深い闇なの……」
さやか「それでいて、どこか悲しい……」
まどか「さやかちゃん、大丈夫!?」
さやか「ハァハァ……」
杏子「……」
さやか「ぐっ…ああああああああああああああああああっ!!!」
まどか「さやかちゃん!?」
杏子「お、おい…体調悪いんだったら今度でも……」
さやか「だ、大丈夫よまどか…あの子は私が救ってみせる!!」
さやか「うっ…くぅっ……!!」
さやか「待ってて!必ず助けるから!!」
杏子「えぇと……」
717 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 20:12:26.86 ID:OF0aWdre0
これはやりづらいwwww 720 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 20:17:46.00 ID:igVeJX6o0
杏子「まぁいいや…闘うってんなら相手してやるよ、ひよッ子」
杏子「一発かまして目ぇ覚まさせてやる」
さやか「はァッ!!」
バキィン!!
さやか「っ!?」
杏子「……」
さやか(くっ…強い)
杏子「遊び半分で首を突っ込まれるのってさ、ほんとムカつくんだ」
シュババババ!!ガキィンッ!!
さやか「きゃあっ!?」
まどか「さ、さやかちゃん!!」
731 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 20:28:32.12 ID:igVeJX6o0
さやか「がはっ…かっ……」
杏子「ふん、ちっとは頭を冷やせっての」
さやか「…………くっ」ザッ
杏子「…おっかしーな。全治三ヶ月ってぐらいにはかましてやったんだけど」
まどか「さやかちゃん…平気なの?」
QB「彼女は癒しの祈りを契約に…」
さやか「大丈夫よまどか…こんなの平気。今はちょっと魔力を防御に回しているから」
さやか「それに私は、彼女を倒すんじゃなくて…助けなきゃいけないんだしね」
さやか「何度だってあの子の悲しみを受け止めてあげないと…」
まどか「さやかちゃん……」
QB「……」
738 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 20:35:49.66 ID:igVeJX6o0
杏子「……」
杏子(なにコイツ…完璧にマミ2号じゃんか……)
さやか「さぁ、かかってこい!!」
杏子「ちっ…そんなに死にたかったらお望みどおりにしてやるよ!!」
バキンッ!!ズバババッ!!バシュンッ!!
さやか「かはっ…!?」
まどか「さやかちゃん!?ど、どうしよう…さやかちゃんが死んじゃうよ!!」
QB「…救う方法が一つだけある」
まどか「え?」
QB「まどか、君が僕と契約してさやかを助けるんだ」
まどか「私が…?」
QB「そうだ、君なら杏子にだって」
ほむら「それには及… マミ「それには及ばないわ」
まどか「あっ、マミさん!!」
ほむら「……」
740 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 20:36:43.99 ID:addP9j0T0
マミさんきたああああああああああ!!!! 741 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 20:36:56.61 ID:QNZqBj4h0
ほむほむ残念! 745 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 20:41:57.89 ID:igVeJX6o0
さやか「マ、マミさん…」
杏子(げっ)
マミ「遅くなってごめんなさい」
さやか「マミさん…私……」
マミ「分かっているわ…いいのよ、気にしないで」
さやか「……」
杏子(あーあ…めんどくさいのが来た……)
デス・クリムゾン
マミ「久しぶりね、〝真紅の死神〟」
マミ「相変わらずやんちゃしているのね」
746 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 20:42:33.21 ID:LH14q6Vn0
めんどくさいのwwwww 762 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 20:57:14.90 ID:igVeJX6o0
杏子「デ、デス…?」キョロキョロ
マミ「……」
杏子「え?私のこと?」
マミ「一体なんの用かしら、まどかさんの友達にこんな事をして」
杏子「いや、お前こそ何だよ急に…」
マミ「貴女たちのやり取りは一部始終監視していたわ」
さやか「えっ…」
マミ「ごめんなさい、さやかさん…貴女を試したかったの」
デス・クリムゾン
マミ「貴女は…〝真紅の死神〟をその身をもって救おうとする気持ちは分かるわ」
マミ「けど…もう少し自分の命を大切にしなさい。貴女が死んで悲しむ人だっているのよ」
さやか「……はい」
杏子「あ、うん……」
ほむら(……出づらい)
まどか「あれ、ほむらちゃん」
ほむら「あっ……」
767 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 20:58:42.49 ID:h13dQqbi0
>>762
>マミ「けど…もう少し自分の命を大切にしなさい。貴女が死んで悲しむ人だっているのよ」
さやかちゃんBADEND回避か 780 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 21:09:52.96 ID:igVeJX6o0
マミ「あら、奇遇ね」
ほむら「……」
杏子(なんだ…また新手の魔法少女か?)
杏子「何なんだ、お前。お前もマミの味方か?」
ほむら「…私は冷静な人の味方で、無駄な争いをするバカの敵」
ほむら「あなたはどっち?佐倉杏子」
杏子「なっ…なんで私の名前を!?」
マミ(冷静な人の味方で、無駄な争いをするバカの敵……)
マミ(使えそうね…機会があったら私もそう名乗り上げてみよう)
782 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 21:11:40.92 ID:C3CxwhqQ0
マミさんパクるの大好きだなwwwwww 785 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 21:13:04.05 ID:h2fOxl480
マミさんにパクられるって事はほむほむにも素質が…おっと 794 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 21:17:29.31 ID:igVeJX6o0
杏子「……」
ほむら「……」
杏子「…こうもゴチャゴチャしていたらどうしようもねえ」
杏子「今日のところは帰らせてもらうぜ」
ほむら「……」
デス・クリムゾン
マミ「〝真紅の死神〟…あなたがこの町に来たということは、いよいよアレ始まるのね」
まどか「あれって…何ですか?」
マミ「……そのうち分かるわ」
ほむら「……」
まどか「あっ、ほむらちゃんも助けに来てくれたんだよね。ありがとう」
802 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 21:24:55.96 ID:igVeJX6o0
ほむら「鹿目まどか…あなた、さっき契約しようとしていたわね」
まどか「えっ…」
ほむら「契約はするなと忠告したはずよ。あなたは一体どこまで愚かなの」
まどか「……」
マミ「暁美さん、貴女に少し話があるわ」
ほむら「私にはないわ、巴マミ」
まどか「あっ、待ってほむらちゃん」
さやか「行っちゃった……」
マミ「……」
さやか(くっ…私はまたダメだった…)
さやか(こんなんじゃ…魔法戦士なんて……)
マミ「……哀しみが広がっていく」
マミ「なのに…なんて綺麗な夕日なんでしょう」
814 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 21:36:59.47 ID:igVeJX6o0
さやか宅
さやか「……」
QB「さやか、ソウルジェムは浄化しなくてもいいのかい?」
さやか「あぁ…うん」
QB「また浄化する時のために、早く新しいグリーフシードを手に入れないとね」
さやか「……」
QB「杏子は強かっただろ?余分なグリーフシードがあれば魔法を出し惜しみせずに使える」
QB「それが杏子の強みさ」
さやか「……」
QB「さやか、聞いているかい?」
さやか「私は…」
QB「え?」
さやか「私は…弱いッッ!!」
821 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 21:43:51.81 ID:igVeJX6o0
QB「…どうしたんだい急に?」
さやか「うっ…うぅ……」
さやか「力…力が欲しい……」
さやか「誰にも負けない…絶対的な力が……!!」
QB「だから魔女を倒してグリーフシードを…」
さやか「はっ!?」
QB「今度はなんだい」
さやか「今、変なこと言わなかった…?」
QB「いや、力が欲しいとか言ってたけど…」
さやか「……大変だよQB」
QB「え?」
さやか「私の中で生まれそうになっている…」
さやか「もう一人の私……〝SAYAKA〟が」
823 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 21:44:54.25 ID:+XyxrRIu0
MAMIと同じ流れかよwwwwww 831 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 21:48:50.42 ID:/JMP4hOP0
>さやか「私の中で生まれそうになっている…」
>さやか「もう一人の私……〝SAYAKA〟が」
あながち間違ってないから困る 832 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 21:49:14.54 ID:igVeJX6o0
QB「……」
さやか「ぐっ…魔l痕が疼きだした……!!」
さやか「なんて事なの…まさかっ……」
さやか「恭介…恭介ー!!」
さやか「ハァハァ……」
さやか「ねえQB…もしもう一人の私が現れたときは……」
さやか「その時は…あなたが私を……」
さやか「…あれ?QB?」
さやか「QBいないの?」
さやか「……その方が懸命かもね」
さやか「今の私に近づくのは…危険よ」
837 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 21:50:29.02 ID:ljAg6Mso0
QB「やれやれ、付き合いきれないよ」 847 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 21:55:59.05 ID:igVeJX6o0
マミ宅
マミ「……」ピコピコ
QB「マミ、入ってもいいかい?」
マミ「あらQB、どうしたの?」
QB「……なにをしているんだい?」
マミ「ゲームよ。息抜きでもしようかと思って」
マミ「今日こそオメガウェポンを倒さないと」
QB「……やっぱりまどかのところに行くよ」
マミ「そう?見ていかないの?」
QB「うん…あまり夜更かしはしない方がいいよ、マミ」
856 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 22:00:38.68 ID:igVeJX6o0
まどか宅
QB「まどか……」
まどか「食らえ、必殺!〝レインボーゴージャスハリケーンストーム〟!!」
まどか「シュー……バリバリー!!ドカーン!!」
まどか「バシューーッッ!!バーーーンっ!!」
まどか「あっ、さやかちゃん危ない!!」
まどか「ズサーっ!!」
まどか「さやかちゃん、さやかちゃんしっかり!!」
まどか「さやかちゃーーーん!!!」
QB「……」
858 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 22:01:05.62 ID:U8vFhizE0
まどかwwwwwwwwwwwwwwww 860 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 22:01:57.89 ID:KRCiWgumO
やべ可愛い//// 877 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 22:09:21.46 ID:9BQ+fuLR0
こんなのぜったいおかしいよ 884 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 22:13:09.98 ID:igVeJX6o0
ゲームセンター
デデンデンデー♪
杏子「よっ、ほっ」
ほむら「……佐倉杏子」
杏子「…今度は何さ?」
ほむら「この町を、あなたに預けたい」
杏子「はぁ?どういう風の吹き回しよ?」
ほむら「魔法少女には、あなたみたいな子がふさわしいわ」
杏子「もとよりそのつもりだけどさ、マミとさやかってやつはどうする?」
杏子「ほっとけば、また突っかかってくるよ?」
ほむら「なるべく穏便に済ませたい」
ほむら「あなたは手を出さないで。私が対処する」
902 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 22:24:39.07 ID:YBzOqvgk0
>ほむら「魔法少女には、あなたみたいな子がふさわしいわ」
意味が全く違く聞こえてくるな 893 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 22:19:46.36 ID:igVeJX6o0
杏子「ふーん…ところでもう一つ聞きたいんだけどさ」
杏子「あんた何者?」
ほむら「……」
杏子「一体、何が狙いなのさ」
ほむら「二週間後…この町に〝ワルプルギスの夜〟が来る」
杏子「っ…なぜ分かる」
ほむら「それは言えない、とにかく私はそいつを倒せればこの町から離れるわ」
ほむら「あとはあなたの自由にして」
杏子「共同戦線ってことか、なるほどね……」
杏子「ま、確かに一人なら手こずっても、二人ならなんとかなりそうだね」
ほむら「……」
940 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 23:16:37.76 ID:igVeJX6o0
なんか中途半端になりそうだから続きはまた今度 948 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 23:22:51.37 ID:t9KvuuDx0
>>1 ti amo(ティ アーモ) 653 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 18:58:23.53 ID:Wm/MYeL/0
OVAはこれだな 892 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 22:18:10.27 ID:ljAg6Mso0
※平行世界を描く第2期はこうなります 1000 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 00:52:33.17 ID:vLK5NqmT0
>>1000なら10話でマミさん復活 ※マミ「絶望ティロ・フィナーレ」に続く
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