1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:03:46.18 ID:5zNVgZg50
さやか「うん、温泉温泉。行きたいなーって」
まどか「いいよー、この辺だと……どこにあったっけ?」
さやか「んー確か、駅前とかにあったような」
まどか「あ、そうだね あったかも。じゃあ今日行く?」
さやか「そうだね、善は急げ、だ!」
仁美「温泉ですの?」
まどか「あ、仁美ちゃんも行く?」
さやか「お背中流しますよ、お嬢様!」
仁美「ふふ、いいですね。私も行きますわ」
ほむら「……」耳ピクピクッ
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:03:55.90 ID:5zNVgZg50
さやか「って事なんだけどさ」
杏子「なんでそれで私のところに来るのさ」
さやか「いやー、一戦を交えた仲だし」
杏子「意味わかんねぇよ!!みんなと温泉だなんて、なんか恥ずかしいじゃないか」
さやか「えー?もしかして自信がなかったり?」
杏子「そんなんじゃねぇよ!!」
さやか「ほらほら、行こう行こう」
杏子「ちょ、オイ!さやか!離せ!!」
さやか「本気を出せば杏子から離せるくせに」
杏子「う、うるせぇ!!」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:04:15.54 ID:5zNVgZg50
まどか「温泉、行ってくるね」
詢子「温泉かぁ、いいね」
まどか「うん、久しぶりで楽しみなんだ」
詢子「若いうちから、渋いねぇ 私も行こうかな」
まどか「うんうん、行こうよ。背中流すよ?いつも疲れてるでしょ?」
詢子「娘に流してもらえるなんて、これ以上の天国は無いね。私は最高の娘を育てたね」
まどか「ほ、ほめすぎだよ」
詢子「事実だよ、ちょっと用意するから待ってな」
まどか「うん」
ほむら「……な、なにを持っていけばいいのかしら」
ほむら「そもそも温泉って……こう、たまたま偶然居合わせたって設定でいいわよね」
ほむら「ソウルジェムとタオルと……あ、懐かしいな このメガネ」
ほむら「いつから付けてないんだっけなぁ」
ほむら「……ダメダメ、付けたらきっと昔の自分に戻ってしまうわ」
ほむら「ふふ、楽しみ」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:04:32.22 ID:5zNVgZg50
まどか「もしもし?」
マミ「鹿目さん?どうしたのかしら、こんな時間に」
まどか「えーと、もしよかったら一緒に温泉に……」
マミ「行くわ、場所はどこ?すぐ用意して行くわね」
まどか「あ、えっと!待ってください、場所は駅前ので……時間は19時からです」
マミ「……そ、そうわかったわ。それじゃあ現地でね」
まどか「はーい」
マミ「か、鹿目さんから温泉を誘われるなんて、何か相談事かしら?魔法少女の……うーん」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:04:50.84 ID:5zNVgZg50
温泉。
マミ「……まだ誰もきてないわね」
マミ「30分前行動、ばっちしね」
マミ「それにしても、早く来すぎたかしら……タオルOK、くしOK……」
マミ「髪の毛セットするの大変だから、帰りはおろしちゃおう……」
マミ「………」
マミ「まだかなぁ」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:04:59.84 ID:5zNVgZg50
まどか「ついたー」
詢子「案外近かったね、こんな所に温泉があるなんてねぇ」
まどか「知らなかったの?」
詢子「裏道はあんまり歩いたりしないからね」
まどか「ふふ、よかった」
マミ「鹿目さーん」
まどか「マミさん!早いですね!」
マミ「ええ、時間は守らないとね」(ジュース買いに行ってる間に来るなんて……)
まどか「やっぱりマミさんはすごいなー」
詢子「時間を守るのは良いことよね」
マミ「そちらのきれいな人は、お姉さん?」
まどか「あはは……」
詢子「こりゃ嬉しいね、ありがとう」
マミ「?」
まどか「お母さんだよ……」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:05:13.40 ID:5zNVgZg50
マミ「わ、わかーい……」
仁美「まどかさーん」
まどか「あ、仁美ちゃん!仁美ちゃんも集合時間前だね」
仁美「もちろんですわ」
まどか「ふふ、あとはさやかちゃんと杏子ちゃん?」
マミ「佐倉杏子?も誘ったのね」
まどか「仲間、だから」
詢子「……良い響きだね」
杏子「おーい、遅れてごめん」
まどか「杏子ちゃん!大丈夫だよ、時間ぴったり!」
杏子「お?そうなのか?なんか、みんな揃ってるみたいだから遅刻したのかと思ったぜ」
マミ「……」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:05:24.82 ID:5zNVgZg50
杏子「なんだ、巴マミも居るのか。今日は休戦だ、しっかり休んで、魔女対策しておけ」
マミ「え、ええ(あ、あれ?優しいのね)」
まどか「みんな揃ってるって、言いだしっぺのさやかちゃんがきてないよ」
詢子「遅刻はダメだね」
仁美「さやかさんったら」
杏子「どうしようもねぇな、あいつ」
マミ「でも、きっとすぐ来るわ。もうちょっと待ってましょう」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:05:38.97 ID:5zNVgZg50
──数分後。
さやか「お、おーい!!みんなー!!」
まどか「あ、さやかちゃん!」
杏子「おせぇぞ!!なにしてんだよ!!」
さやか「いやー、ごめんごめん信号に引っかかっちゃって」
詢子「会社じゃそれは通用しないよん?」
さやか「わ、まどかのママ!!なんかお久しぶりです!!あとすみません!!」
杏子「お、オイ まどかのお母さんかよ」
マミ「見えないわよね」
杏子「本気でお姉さんかなんかかと思ったぞ」
詢子「ありがとよ、さ 行くか」
まどか「うん!!」
ほむら「……」コソコソ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:06:39.89 ID:5zNVgZg50
まどか「みんなスタイル良いなぁ……」
詢子「まどかも、よくなるさ パパの料理を毎日欠かさず食べたらね」
まどか「そうかなぁ」
さやか「ふふ、まどかはデリケートなお年頃?」
マミ「でも、大変よ?肩こりが激しくて」
詢子「良い乳してるね」
マミ「ど、どうも……」
杏子「肩こりだぁ?ふざけんじゃねぇ!!」
マミ「怒らない怒らない」
杏子「ぐっ……」
仁美「よいしょっと……」
さやか「う、うわ!?仁美って脱ぐとすごい」
仁美「え?」
まどか「すごーい……」
仁美「え?え?」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:06:53.30 ID:5zNVgZg50
杏子「私は何も言わねぇぞ!!」
詢子「若いな君たち」
ほむら「よいしょっと……」
まどか「? あれ?」
ほむら「メガネを外してっと……」
まどか「ほむらちゃん?」
さやか「え?」
マミ「な?」
杏子「はぁ!?」
ほむら「あ、あら偶然ね」
まどか「メガネしてたっけ?わからなかったよ」
ほむら「そう」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:07:14.85 ID:5zNVgZg50
さやか「偶然だ……よね?」
ほむら「それ以外に考えられる?」
さやか「あはは、だよねー……」
まどか「ごめんね、ほむらちゃんも誘えばよかったね」
ほむら「その必要は無いわ、大丈夫よ」
まどか「でも」
杏子「そいつが大丈夫って言ってんだ、大丈夫なんだろ」
マミ「そうよ、まどかさん 気にしないで?」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:07:21.48 ID:5zNVgZg50
まどか「うう……」
詢子「まぁなんだ、まどかがやりたいようにすればいい。間違えても良いんだよ」
まどか「お母さん……」
さやか「さ、寒!そろそろ入らないと風邪ひいちゃう!!」
杏子「風呂はいる前にギスギスしててもしょうがねぇからな、入るか」
マミ「いざ、極楽へ」
まどか「え?極楽?」
マミ「な、なんでもないわ!」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:18:04.73 ID:5zNVgZg50
カポーン
マミ「はぁ……気持ちがいいわね」
杏子「日々の疲れが癒されるぜ」
さやか「極楽極楽」
まどか「気持ち良いー」
ほむら「……ふぅ」
詢子「仕事の疲れが一気に飛ぶねぇ」
仁美「習い事とかでのストレスが一気に飛ぶようですわ……」
QB「営業の疲れが一気に飛ぶね」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:18:20.47 ID:5zNVgZg50
まどか「え」
ほむら「は?」
さやか「え」
マミ「え……?」
杏子「はぁ!?」
仁美「どうしましたの?」
まどか「な、なんでもないよ!!」
さやか「きっとみんな唐突に同じことを考えたんだよ!!」
仁美「? そうですの?」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:18:33.15 ID:5zNVgZg50
杏子「くっそ、なんなんだこいつ」
マミ「まぁいいじゃないの」
まどか「ちょっとびっくりしたけど……」
QB「大丈夫だよ、ぼくは邪魔しないから」
さやか「はいはい」
詢子「あーごくらくー」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:18:42.04 ID:5zNVgZg50
さやか「泳ぐかー」
まどか「案外広いんだね、ここ 泳げるなんて」
杏子「泳ぐぞー」
マミ「私はもうちょっと浸かってたいかな」
仁美「ふふ、私もですわ」
杏子「よし、じゃあ勝負すっか さやか」
さやか「ほほう、水泳で私に勝負を挑むなんて 数億光年早いわ!!」
ほむら「それは距離よ」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「細かい事はいいんだよ!!杏子が私に負けたら、何をしてもらおうかなぁ」
杏子「もうこいつ勝った時の事考えてやがる。負けフラグだな」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:18:52.60 ID:5zNVgZg50
さやか「何を!!やってみなければ分からない!!」
杏子「あ、それは嫌いじゃない!」
さやか「まどか、スタートお願いね!」
まどか「はーい」
まどか「よーい、どん!!」
バシャバシャ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:19:12.94 ID:5zNVgZg50
さやか(最初はあまりスピードを出さないほうが良い、最後に一気に飛ばす!!)
杏子(いつもと環境が違う、ここは温泉だ!!つまり、お湯!体力はいつも以上に奪われる!一定の速度を保ったほうがいいな!)
マミ「元気ね、ふたりとも」
まどか「あはは……ですね」
ほむら「ほむぅ……」
詢子「元気なのは良い事だよ」
仁美「元気すぎるのもどうかと思いますが」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:23:25.26 ID:5zNVgZg50
さやか(ここでスパートをかける!!)
杏子(スピードを上げたみたいだな、だがここは温泉!戦場が違うんだよ!!)
まどか「さやかちゃん早い」
ほむら「あれではダメね」
まどか「え?」
ほむら「体力がもたないわ。いくら回復の早いさやかでも、体力がある訳ではないから」
まどか「な、なるほど……」
マミ「どうやらこの勝負、佐倉さんの勝利ね」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:23:37.67 ID:5zNVgZg50
さやか(た、体力が!!)
杏子(しめた!!さやかがスピードを下げてる!!今がチャンスだな!!)
さやか(い、息継ぎがしづらい!!しまった!お湯だからだ!!)
パシッ
まどか「ゴール!」
ほむら「やっぱりね」
マミ「思った通り」
さやか「くそー!!」
杏子「さて、さやかに何をしてもらおうかなぁ?」
さやか「それは私の台詞!!」
杏子「生憎、私の台詞になってしまった」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:23:48.73 ID:5zNVgZg50
詢子「さーてと、洗うかな」
仁美「私も」
まどか「私もー!お母さん背中流すよ!」
杏子「! それだな、それじゃあ さやかには背中を流してもらおうかな?」
さやか「え、そんな事でいいの?」
杏子「私がそう言ってるんだから、それでいいんだよ」
マミ「仲が良いのね」
杏子「うるせぇ!そういうのじゃねぇよ!!」
さやか「いくらでも流すわ!!」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:30:16.64 ID:5zNVgZg50
詢子「はー まどかありがとうね」
まどか「ううん、いつもお母さん大変そうだし、私何も出来ないし……」
詢子「バカ、私はまどかが元気に学校へ行ってるだけで幸せなんだよ?」
まどか「えへへ……ありがとう」
ほむら(ま、まどかの背中を流したいわ)ウジウジ
マミ「何をしているの?」
ほむら「ほむ!」
マミ「? 身体洗わないの?」
ほむら「あ、いや その」
マミ「んー……ああ、なるほど」
ほむら「あ、違」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:30:24.49 ID:5zNVgZg50
マミ「鹿目さん?」
詢子・まどか「はい?」
マミ「じゃ、なかった……まどかさん」
まどか「え?」
マミ「暁美さんが背中流したいって」
ほむら「ま、どか そうじゃなくて、あの……その」
まどか「いいの?ほむらちゃん」
ほむら「え、ええ……」
まどか「嬉しい!ほむらちゃんを誘ってなかったから、ほむらちゃん怒ってたかなって思ってたから」
ほむら「ほ、ほむぅ……」
マミ「ふふ」
詢子「やるじゃないか」
マミ「なんとなく、そう思ったんです……私もそうだから」
詢子「いんや、世話好きな所があの子とは違うかもね」
マミ「そ、そうですか?」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:39:58.42 ID:5zNVgZg50
詢子「そうさ、私は間違えた事言ったかな?」
マミ「い、いえ……」
詢子「もっと自分に自信を持ちな、貴女はそういうオーラ出てる。良い胸を持ってるんだから」
マミ「そ、それは」
詢子「そういう意味じゃなくて、良い心って意味だよ」
マミ「……は、はい」
詢子「面倒見が良さそうだからね、うちのまどかを頼むよ」
マミ「はい!」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:40:08.96 ID:5zNVgZg50
まどか「えへへ、ほむらちゃんに背中流してもらうなんて」
ほむら「………」ゴシゴシ
まどか「私もほむらちゃんの背中流すね」
ほむら「ありがとう」
まどか「お互い様だよ?」
ほむら「……ふふ」
まどか「ほむらちゃんが笑った!やっぱり、可愛いよ 笑うと」
ほむら「そ、そう?」
まどか「うん ほむらちゃんは笑うと可愛い」
ほむら「ありがとう」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:40:24.81 ID:5zNVgZg50
杏子「あーさやか気持ちいいわ」
さやか「へいへい、かゆい所はございませんかー?」
杏子「ああ、もう全部かゆい かなりかゆい」
さやか「汚い子みたいに言わない!」
杏子「あっはっは、勝者の命令は絶対なんだろう?」
さやか「うぐぐ……絶対勝てると思ったのに」
杏子「それがダメなのさ、ある程度『負けるかもしれない』と思ったほうが、勝利をつかむことが出来るんだよ」
さやか「……魔女とも?」
杏子「ああ、そうさ」
さやか「ふーん」ゴシゴシ
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:42:24.36 ID:5zNVgZg50
さやか「背中だけじゃなく、前も洗ってやる!!」
杏子「わ、やめろ!!オイ!どこ触ってるんだ!!」
さやか「うへへ、杏子と私同じくらいかな?」
杏子「おいおい、やめろ!!」
仁美「うるさいですわ……」
まどか「もう一回はいろうっと」
さやか「再入浴!!」
マミ「今度はゆっくり入りたいわ」
まどか「えへへ、ほむらちゃんお話しよう?」
ほむら「え、ええ……(こんなに積極的なまどか初めてね)」
さやか「私は再入浴しようと思ったけど、杏子にリベンジを求める!!」
杏子「おう!いくらでも受け入れる!!」
マミ「あんまり、暴れないようにね」
さやか「えへへ、分かってますって」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:49:46.48 ID:5zNVgZg50
まどか「ほむらちゃん、ごめんね?」
ほむら「何故まど……鹿目さんが謝るの?」
まどか「まどかでいいよ? えっと、誘わなかったから」
ほむら「……大丈夫よ、まどかには友達が沢山居るから仕方ないわ」
まどか「ほむらちゃんが一番の友だちだよ!」
ほむら「美樹さやかでしょ?」
まどか「……一番長いお友達はそうかな?」
ほむら「な、なんで私なの?」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:49:56.09 ID:5zNVgZg50
まどか「なんか放っておけないからかな?あと夢で遭ったから」
ほむら「夢?」
まどか「なんかね、ほむらちゃんがでっかい魔女と戦ってる夢。正夢じゃないと良いんだけどな、あの時ほむらちゃん負けちゃってたから」
ほむら「夢……ま、まどか……」
まどか「え?どうしたの?ほむらちゃん」
ほむら「……なんでもないわ」
まどか「?」
ほむら「ごめんなさい、ちょっと熱くて」
まどか「大丈夫?」
ほむら「平気よ」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:50:05.45 ID:5zNVgZg50
詢子「まぁ人生いろいろさ、辛い事もあれば楽しい事もある。今は楽しい事だろ?」
マミ「はい……」
詢子「貴女に何があったのかは知らないけど、本当自分を大切にしないと壊れる時が必ずくるからさ」
マミ「……」
詢子「頼っても良いんだよ、友達に。甘えるのもそれは一つの勇気さ」
マミ「そうですね……」
詢子「私の言ってることわかるかい?」
マミ「凄い、ためになります!!」
詢子「あっはっは、そうかい」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:50:13.80 ID:5zNVgZg50
仁美「それにしても、巴さんの胸は大きいですのね」
マミ「と、唐突に!?」
仁美「失礼しました、形もなかなか……」
マミ「う、うぐ……肩がこるのは事実なのよ?」
仁美「私も胸には実は自信あったのですが、流石に年上には叶いませんの」
マミ「あなたも素質はあるんじゃないかしら?」
仁美「そうでしょうか」
マミ「ええ、絶対そうよ」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:53:20.55 ID:5zNVgZg50
杏子「はぁはぁ………」
さやか「つ、疲れたぁ」
杏子「くっそ、3戦は私が圧倒的に不利だ。さやかの再生が早過ぎる」
さやか「へっへーん……でも引き分け。私ももうバタンキュー」
杏子「だな、まぁ楽しかったぜ」
さやか「私も」
杏子「悪くはなかった」
さやか「うんうん」
杏子「思えば私たち勝負ばっかだったな」
さやか「そういえば最初に会った時も、勝負してたような」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:53:27.66 ID:5zNVgZg50
杏子「そうそう、あの頃は二人ともバカだったよ」
さやか「確かに、今ほど冷静な物は無いわね」
杏子「あの頃から冷静だったのは、ほむらだけだったな」
さやか「そういえば」
杏子「まったく、あいつにはよく頭冷やせ言われるからな」
さやか「でもその結果が?」
杏子「今ってな」
さやか「なるほど」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:58:38.43 ID:5zNVgZg50
まどか「あのあのどんな色が今ですか?」
ほむら「笑顔のホワイト」
さやか「涙のブルー」
マミ「重ねてみたとき」
杏子「本日晴天なりっ キャンバスに」
仁美「ミルクのアイスっ」
ほむら「ラムネごくんっ」
詢子「元気にカラートッピング」
まどか「おーい!」」
さやか「ラフ描き・ぷりーず」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:58:52.03 ID:5zNVgZg50
マミ「みんなの似顔絵コンテスト」
杏子「よーし!後で」
仁美「ぷんっ 怒らないでね」
まどか「スイッチ押されたらー」
さやか「わっはっは~」
全員「なーんか良いキモチ なーればいいカンジー」
さやか「競争だ!!」
杏子「いち早く!りんご食べよ!」
マミ「そうじゃ無いんだよ」
詢子「そうでいいんだよ」
まどか「さあデッサン しましょうか」
QB「宿題だよーん」
だっだっだららら!!
終わり
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 22:59:23.85 ID:RIstEya/0
ええええええええええええええええええええええええ
なんだこの落ちは
どんなはんだんだ 91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 23:00:38.18 ID:5zNVgZg50
/\ /\
//\\ .'::/\ヽ
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i::λ:::::| ΤΤ \|ΤΤ l::::::|:::::::::::::::i
|::ハ:::::| | | | | |::::|::::::::::::::::l ぶっちゃけると、もっと綺麗な終わり方もあったかもしれない
l! |`::| ‐' ‐' |::::::|:::::::::::::::::!
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|!∨ |ハ/ヽ::,へ::::::|
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/ i 十7 ', | \|\| | i
"7| l ハ/ }/ | | ト、| しかしながら、モンハンやろうぜってメールが来たから
.' ∨ トト、 |≡≡ " ≡≡ | 从 | 行かなければならないのだ
; | | N | /入 __ |
i{∧ | リ 「 ̄) | / | 八| ̄
| ヽ ハ `ー┬―┬―┬ヒ'/ / `
}/ |/\.| r‐+ ―┴i¬、
ノ ′ ` 入 `>、 / ヽ
く |/ ∨ 〉 92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 23:01:55.21 ID:M5oaqfJyO
>>91
そんなのってないよ・・・あんまりだよ・・・ 94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/15(火) 23:02:25.33 ID:ZWbojH7Z0
乙
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