20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 14:54:57.35 ID:5fT6kSMn0
杏子「ん?いらないのかい?」
ほむら「……」スッ
杏子「ちょ、無視して帰ること無いだろ!」
ほむら(ポッキーは趣味じゃない…私はプリッツ派)
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 15:57:13.74 ID:b2H4Gxqx0
あんこ「くうかい?」プリッツ 21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 15:04:03.32 ID:5fT6kSMn0
ほむら「私は冷静な人の見方で、無駄な争いをするバカの敵」
ほむら「あなたはどっちなの、佐倉杏子」
杏子「ちっ……これ、くうかい」
ほむら「……」スッ
杏子「あっ、お前またかよ!」
ほむら(鯛焼きはあんこよりも、クリームの方がいい)
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 15:17:46.91 ID:5fT6kSMn0
杏子「じゃあこいつを食い終わるまで待ってやる」ちまっ
ほむら「!」ホムホムホム
杏子「…てめぇ!人のチュロス食いやがったな!」
ほむら(ほむほむほむほむ……やっとまともなお菓子を寄越したわね、佐倉杏子)
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 15:23:21.35 ID:5fT6kSMn0
――二週間後、「ワルプルギスの夜」戦――
ほむら「っ、きゃあああ!!」
まどか「ほむらちゃん!」
QB「どうする、まどか。
君ならこの絶望に満ちた状況を覆す事が出来る。そのための力が、君にはあるんだ!」
まどか「わた、私は……!」
ほむら「ダメ、まどか!それは、それだけは…!」
――――――――
まどか「んむにゅ、ゆめぇ?」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 15:29:08.84 ID:5fT6kSMn0
ほむら「……またやり直し、か」
ほむら(前回は結局、ハニーチュロしか目ぼしい物が無かった)
ほむら(何度もループしている内に気付いたけど、
佐倉杏子が食べているモノだけは私が関与しなくても毎回違うものを食べている)
ほむら(つまり、この世界においては鹿目まどかと暁見ほむらの他にも、
佐倉杏子が一つのイレギュラーであると言える)
ほむら「人の食欲が起こすランダム…これを利用して何か状況を好転できないかしら」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 15:33:54.21 ID:5fT6kSMn0
ほむら「まぁ、そんな事を利用できるわけ無いわね」
ほむら(でも、かれこれ××回も繰り返してるうちに気付いた事だし、試してみる価値はあるかしら)
ほむら(そのためにはまず、早期に佐倉杏子をまどかに接触させる必要があるか…)
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 15:42:32.37 ID:5fT6kSMn0
――杏子のシマ――
杏子「あんた、何者だい?あたしのナワバリでこれ以上かってするつもりなら、
こっちも黙ってらんないんだけど」チャキ ムグムグ
ほむら(あ、あんまん!やはり今回も違う…!)
杏子「名乗らないのかい?だったらっ!」ヒュッ
ほむら「ごめんなさい。少し考え事してたの」ホムホム
杏子「な、避けた!?今の間合いで、私の攻撃を!」
ほむら「私の名前は暁見ほむら。あなたにお願いがあって来たのよ」ホムホムゴックン
杏子「どんなトリックを使ったのか知らないが、
得体が知れない相手は気に食わないな。…てか、あたしのあんまん返せ!」
ほむら「あなたのあんまん美味しかったわ。ご馳走様。」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 15:55:53.07 ID:5fT6kSMn0
ほむら(佐倉杏子には転校初日の放課後に巴マミと接触する内容で約束を取り付けた)
ほむら(巴マミが結界に入り込んだまどかと美樹さやかを助けるタイミングで、佐倉杏子が乱入する)
ほむら(そこからはプラン通りに事を進めて、上手くいけば今度こそ未来をつかめる)
ほむら(残る準備は定番通り。装備を揃えつつ転校初日を、運命の日を待つのみ…か)
――一方、某所にて――
マミ「これでおしまいよ!ティロ・フィ「杏子様、スーパー音速斬!!!」
魔女ワルフルキス「みぎゃああああ!!!!」
マミ「……あなた、確か杏子さんだったわね」
杏子「あの時以来だな、巴マミ」
杏子「今日はいつぞやの決着を付けに来たわけじゃない。ちょいと面貸しな、話がある」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 16:02:01.19 ID:5fT6kSMn0
先生「暁見さん、入ってきてー」
ほむら「暁見ほむらです、よろしくお願いします」
さやか「うわー、すっげー美人だね」
まどか(あの子…もしかして)
ほむら(ついにこの日が来た。放課後にキュゥべえを攻撃し、
まどかに助けを求めさせる。そこから、一気に勝負をかける…!)
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 16:08:26.73 ID:5fT6kSMn0
――放課後。
ほむら「追い詰めたわよ、インキュベーター」
QB「くっ…そんなに自分以外の魔法少女が気に食わないのかい、暁見ほむら」
ほむら「あなたには、関係ない」
QB『助けてまどか! お願い助けて… 僕を… 僕を助けて…』
まどか「えっ?」
さやか「?」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 16:13:49.01 ID:5fT6kSMn0
「これ…ほむらちゃんがやったの?」
「鹿目まどか、あなたには関係ないわ」
「どいて あなたに危害を加えるつもりは無いわ」
「ほむらちゃん…!」
「まどかっ!逃げるよ!!」シロイノブシャアアアアアアア!!
「さやかちゃん!」タッタッ
ほむら「……ここまで予定通りね」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 16:33:59.66 ID:5fT6kSMn0
さやか「あれ、非常口は?ここどこ??」
まどか「変だよここ…どんどん道が変わっていく…」
さやか「うわぁ、なんかいる!なんかいるぅぅぅ!!」
まどか「冗談だよね…私、悪い夢でも見てるんだよね…?」
??『危なかったわね、でももう大丈夫。』
まどか「え?」
??『あんた達、運が良かったな!あたしらのコンビ、初めての仕事に立ち会えるとはな!』
さやか「なになに、どうなってるの?」
??『ゆっくりと自己紹介の一つもしたいのだけれどね。その前に……行くわよ、杏子』
??『行くよ、マミ!!』
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 16:38:44.96 ID:5fT6kSMn0
さやか「か、変わった!変身した!」
??『私はこの子達を守りながら使い魔を抑えるから、あなたは魔女をお願い!』
??『オッケー、任された!』
まどか「す、すごい…格好良い……!!」
??『マミ!あとは止めでお仕舞いだ、一緒に決めるぞ!!』
??『ええ、行くわ。そっちこそ、ちゃんとあわせてよ?』
??『『ティロ・フィナーレ!!』』
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 16:44:23.19 ID:5fT6kSMn0
ほむら(最初こそ揉めてるかも知れないけど、そのくらいは上手くまとめてみせる)
ほむら(佐倉杏子が手にしている食べ物がその場にいた誰かの好物であった場合、
そこを切欠に打ち解ける要素になるかもしれない)
ほむら(その相手が巴マミであれ、美樹さやかであれ、
まどかであれ、少しでも人間関係が良くなれば事を進めやすくなるはず)
ほむら(……あまり期待できる可能性では無いけど、ね)
ほむら(おそらく、このあたりで…)
マミ・杏子『『ティロ・フィナーレ!!』』
ほむら(……どういう事?)
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 16:51:17.91 ID:5fT6kSMn0
QB「……ん、ありがとう。マミ」
杏子「礼ならそっちの二人に言った方がいいんじゃないか?なあ、マミ」
マミ「そうね。弱ったあなたを連れてきてくれてのは彼女達だし」
QB「そうだったのか。ありがとう!鹿目まどか、美樹さやか」
さやか「な、なんで私達の名前を…」
まどか(この子も…夢の中で…)
マミ「少し落ち着いたところで聞きたいのだけれど…
そこのアナタは何が目的なのかしら?魔女はもう倒したわよ?」
杏子「お前なんだろ、ほむら。とっとと出てきな」
まどか「え…ほむらちゃん!?」
スッ
ほむら「……」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 17:12:36.66 ID:5fT6kSMn0
マミ「あなた達とは面識があるのね。説明してもらってもいいのかしら?」
まどか「えっと、この子は私のクラスのクラスメイトで……」
さやか「マミさんこいつです!こいつがこの子を、キュゥべえを襲ってたんです!」
杏子「まあ待て。マミ、こいつが私の言ってた奴だ。敵では無いだろう事は保障してもいい」
ほむら「……佐倉杏子、巴マミ。
私としてはいつの間にあなた方が協定を結んだのかも説明して欲しい所だけど、
お互い聞きたい事も多くなりそうだから場所を変えましょう。長話になる事は確かだわ」
マミ(!ここで家に招いて良い対応をして見せれば一歩優位に立てるはず…)
マミ「だったら、私の家に来ない?
一人暮らしだし、ちょうど昨日ケーキを焼いたばかりだから、皆に食べてもらいたいなあ」
杏子「へー、いいじゃん。私は乗ったよ。あんた達はどうする?」
QB「僕は彼女達に魔法少女についてしっかり説明しておきたいかな。
彼女達は二人とも資格があるみたいだし」
さやか「わ、私も!私もちゃんと色々聞いておきたいです!ね、まどか」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 17:13:41.38 ID:5fT6kSMn0
まどか「う、うん…さっきの怖い奴とか、
ほむらちゃんがなんでこの子を襲ったのかとか聞きたいかな」
ほむら「……お邪魔させてもらうわ、巴マミ」
さやか「ちょ!何で明らか悪者っぽいあんたまで来るつもりなのよ!」
マミ「まあまあ、そこら辺もまとめて話し合うとしましょう。ね、杏子」
杏子「ああ。なんでキュゥべえに攻撃してたのかは私も聞きたいところだしな」
ほむら「…………」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 17:29:32.95 ID:5fT6kSMn0
まどか「そっか、マミさんと杏子ちゃんはそんな危険な事……」
さやか「命の危険と引き換えにしてどんな願いもかなえられるんだ、私達」
QBとマミによる魔法少女についての説明が行われている間、
杏子はケーキを頬張りつつ、ほむらと話をつけていた。
杏子「んまー。マミと仲良くしといて正解だったな」ハムハム
ほむら「巴マミとは私が間を取り持つから、
今日のあのタイミングで接触するように指示したはずだけど」
杏子「別にいいだろー?結果としてはお前のしたかった通りに進んでるみたいだし」
ほむら「それはその通り。だけど私の知らないところで勝手な事をされて失敗されては困るのよ」
杏子「ちっ、細かい奴だなあ。まあ、説明してやるよ」ホムホム
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 17:39:16.93 ID:5fT6kSMn0
「みぎゃああああ!!!!」
マミ「……あなた、確か杏子さんだったわね」
杏子「あの時以来だな、巴マミ」
杏子「今日はいつぞやの決着を付けに来たわけじゃない。ちょいと面貸しな、話がある」 ムグムグ
マミ「!あなた、それ…今食べてるのは!」
杏子「あん?欲しいのか。しょうがないな…たぶん話も長くなるし、くうかい?」
マミ「是非!!……じゃなくて、話ってななな何かしら?」ジュルリ
杏子「……おい、よだれよだれ。そんなにコレが欲しいのかよ」
マミ「べ、別にそんな事無いわよ!
雑誌でも何度も紹介記事書かれてる人気スイーツ店の一日5個限定の超レア物だからって、
この私が物で釣られるはずなんて」
杏子「ほれ」ポイッ
マミ「わん!」カプッ
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 17:44:38.19 ID:5fT6kSMn0
ほむら「シュークリーム……一個で?」
杏子「ん、その日の昼間にちょいと人助けしてね。
その時助けたおっさんが『命の恩人に出来る精一杯だ!』
って店の人気商品をくれたみたいでさ」
マミ「ちょ、ちょっと杏子!」
さやか「あー、いくら格好良いとはいえやっぱりマミさんも女の子なんだな~。にゅふふ」
まどか「さやかちゃん、そんな事言ったら失礼だよ!」
マミ「も、もう。せっかくお姉さん振ろうと思って皆を家に招待したのに…//////」
ほむら(目論み通りではあったけど、まさかここまで上手くいくなんて……)
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 17:45:00.39 ID:c6ELVmTl0
あんこちゃんはいつもながら良い子だな 53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 18:05:21.53 ID:5fT6kSMn0
マミ「そ、それはそうと、あなたの事を少し聞かせてもらおうかしら。暁美ほむらさん」
杏子「そのことは私も聞いて無いな。なんでキュゥべえを攻撃したんだよ」
ほむら「……私の大切な人、鹿目まどかに魔法少女になって欲しくなかったから」
まどか「え、私の…ために?」
ほむら「ずっと前のことよ。鈍臭くて、何も出来なくて、
駄目な自分に嫌気がさすぐらいだった私に、一人の女の子が優しくしてくれた」
まどか「……」
ほむら「きっと、まどかはそのことを憶えて無いとわかってた。
それでも、私はあなたをこの世界に引き込みたくなかった」
マミ「それでキュゥべえを狙ったのね。筋は通ってるようだけど、たぶんそのやり方は」
まどか「ほむらちゃん。私のためにしてくれたのは嬉しいよ。
嬉しいけど…そのために誰かを傷つけるんだったら、私、素直に喜べないよ……」
ほむら「まどか…」
さやか(……)
杏子(……)
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 20:18:49.80 ID:5fT6kSMn0
母「なあまどか、昨日は帰りが遅かったんだって?」
まどか「うん…先輩の家にお呼ばれしちゃって」
詢子「門限とか言わないけどさ、せめて晩飯前には連絡しなよ?」
まどか「うん。次から気をつけるね」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 20:38:51.34 ID:5fT6kSMn0
まどか「ママはさ。自分の命と天秤にかけてまで叶えたい願いとか、ある?」
詢子「うーん、自分の命と引き換えにか…」
まどか「もしも…もしもだよ?魔法でどんな願いでも叶えてもらえるって言われたら…」
詢子「奇跡として相手の命を取ろうって神様が目の前にいるんなら、一発ブン殴ってやるかな」
QB(うっ…)
詢子「そりゃあ実際にその立場になってみないと見えないものもあるんだろうけどさあ、
なんかニタニタ笑いながら条件を提示してる神様の姿が見えるね。私には」
まどか「えーと…」チラッ
QB(大丈夫。僕はなんとも思ってないよ)ズキズキ
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 20:41:04.57 ID:5fT6kSMn0
詢子「それでも、まどかやたっくん、パパのためなら差し出しちゃうかな。自分の命くらい」
まどか「!…そんなの」
詢子「そんなのってないよねぇ。きっと、残された人たちもそれで心から幸せにはなれないかも。
でもね。人間、そこまでして尽くしたい誰かがいるものなのさ」
――――――
ほむら「……私の大切な人、鹿目まどかに魔法少女になって欲しくなかったから」
――――――
まどか「……うん」
詢子「まどかも、いつかはそんな事を思える相手が出来るって」ニタニタ
まどか「えっ、それどういう意味~!」
詢子「まどかのイメチェンで隠れファンもそろそろ告ってくる頃合かな~」ニタニタ
まどか「もー」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 20:58:39.39 ID:5fT6kSMn0
ほむら(昨晩の時点で佐倉杏子と巴マミの両者と仲間にできる事が出来た)
ほむら(仲間が二人も増えた事で
巴マミはまどかと美樹さやかを無理にこっち側に引き込もうとはしなくなったはず)
ほむら(あとはどのタイミングで情報を皆に伝えていくか、ね)
杏子「なーに朝っぱらからしけた面してんのさ」ムグムグ
ほむら「朝から人を付回してる誰かに言われたくないわね」テクテクテク
杏子「これから学校かよ。成績良いんだって?
うらやましいねー、あたしは中学入ってからの勉強はさっぱりさ」ムグムグ
ほむら「あなたの学校と私の学校は道が違うはず。早く自分の学校に向かいなさい」テクテク
杏子「そうでもないさ。
ちょいと魔力を使えばまだまだ間に合う時間だし、
グリーフシードもストックがあるしな」ジャラ
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 21:01:08.64 ID:5fT6kSMn0
ほむら「……それでも、あなたが私に時間と魔力を割くなんて意外ね」テクテク
杏子「ん、お前の企みで私まで『正義の魔法少女☆』になっちまった…
というか、戻っちまったしな」モグモグ
ほむら「あなたが馴れ合い好きにされてしまうなんて、
巴マミの演説はそんなに説得力あったかしら」テクテク
杏子「んー、まあな」ピタッ
ほむら「?」
杏子「約束、したんだ。あいつと」ガサガサ
ほむら「そう」
杏子「くうかい?」
ほむら「巴マミの作ったクッキー…ね。いただくわ」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 21:07:38.11 ID:5fT6kSMn0
杏子「じゃあ、あたし行くから」
ほむら「ええ」
ほむら(仲間を求めてた巴マミと、誰かの温もりを求めてた佐倉杏子)
ほむら(もっと早くくっつけてあげるべきだったわね……)
まどか「あっ、ほむらちゃーん!」
仁美「おはようございます。暁美さん」
さやか「奇遇だね。しゃあない、あんたも仲間に入れてやるよ」ニカッ
ほむら「(たしかに、仲間は暖かいものね)うん、おはようみんな」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 21:23:07.08 ID:5fT6kSMn0
マミ「ティロ・フィナーレ!」
ドワォォォォ!!
シャルロッテ「むきゅー、あーん!」
さやか「マミさん、危ない!」
杏子「さァせ、るかぁぁ!!」ヒュッ ズシャァァ!!
シャルロッテ「きゅっぷい」
ズワォォォォ!!
まどか「大丈夫ですか!?マミさん!!」
杏子「怪我は無いか!マミ!」
マミ「うぅん、大丈夫だけど、ちょっと立てなくなっちゃったみたい。
こんなんじゃ正義の味方失格だね」ポロポロ
まどか「そんなこと 杏子「そんな事あるかよ!
マミさんは私に誰かのため戦う事を思い出させてくれた、最高の正義の味方だよ!」
さやか「そうですよ、希望を振りまくのが魔法少女なら、マミさんこそが真の魔法少女ですよ!
私達皆に、たくさんの希望を与えてくれたんだから…」ウルウル
マミ「みんな…ありがとう」ホロリ
ほむら「………」ウルッ ズビッ
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 21:37:44.46 ID:5fT6kSMn0
恭介「諦めろって言われたのさ」
さやか「え……」
恭介「今の医学ではどうしようもないって、バイオリンは諦めろって言われたのさ」
恭介「動かないんだ、もう。……奇跡か魔法でも、無い限りね……」
さやか「……るよ」
恭介「え?」
さやか「奇跡も…魔法も……あるんだよ!」
QB(決めたんだね、さやか)
ガチャッ!
まどか「遅くなってごめん!」
QB「」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 21:40:55.47 ID:5fT6kSMn0
ほむら「彼を元気付けるために、
世界各国の同じような症状から立ち直った人たちの記事を集めてみたの」
マミ「一生懸命努力して、それでも報われないなんて事…あるはずないものね?」キラッ☆
さやか「ありがとう…まどか、ほむら、マミさん、杏子……」ウルウル ジワァ
杏子(ライバルを増やさないために手伝っただけだからな!
友達のためとかそんなん…うわあぁぁ///)
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 22:40:48.20 ID:5fT6kSMn0
恭介「先生、これを見てもらえますか?」バサバサバサッ
医師「きょ、恭介君、こんなにたくさんの資料一体どこから持ってきたんだい?」アセアセ
恭介「一番大事な友達が、僕のために探してくれたんです。諦めるな、頑張れって…」
医師「……ふぅ、やっぱり若い子達にはかなわないね。
この前私は奇跡か魔法でも無い限りといっただろう?」
恭介「そうですけど…でも!
奇跡みたいな可能性でもゼロじゃないなら、僕はもう一度バイオリンを弾きたいんです!」
医師「そうだろうと思ってね。君には諦めろと言ったけど、実は私はまだ諦めてなかったんだ」
恭介「え?それって…」
医師「死にかけの患者を救う事も出来る僕の手は、まるで魔法の手みたいだろう?
この手があれば、奇跡も起こせるんじゃないかなって、ね」
恭介「それじゃあ…!」
医師「でも、現代医学では到底無理なのは変わらないからね。
3年間…いや、1年でいいから私に時間をくれないかな?上条 恭介君」
恭介「はい…!」(ありがとう、さやか……)
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 22:42:38.76 ID:c6ELVmTl0
綺麗な恭介は違和感があるな… 106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 22:47:45.48 ID:5fT6kSMn0
まどか「上条君、なんとかなりそうで良かったね」
さやか「うん、本当に……ごめんね、みんな。私のためにここまでしてもらって」ジワッ
マミ「大事な仲間のためだもの、このぐらいお安い御用よ?」
ほむら「一番頑張ったのは杏子だったけどね」
杏子「な、なんだよ!グリーフシードの取り分減らしたくなかっただけだっての!
そ、その…変な目で見るなぁぁ!」
さやか「きょうこ~、ありがとー」ウルウル ガシッ
杏子「うわぁ抱きつくな、泣くな泣くなー!」アタフタ
仁美「あらあら、さやかさんてばまどかさんに飽き足らず杏子さんにも!?それはいけない恋ですのに……」
まどか「仁美ちゃん、それ多分違う…」
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 22:53:40.63 ID:5fT6kSMn0
――ある夜――
杏子「仁美とも仲良くなれたけど、流石にこっちの話まではするわけにはいかないよなぁ」
マミ「その仁美さんの前でうっかり『グリーフシード』って単語を出した人の台詞じゃないわね」クスクス
杏子「う、うるせぇ!あの時は状況が状況だったと言うか、その……(ゴニョゴニョ」カアァ
ほむら「照れ隠しは良くないと思うわ、杏子」キリッ
杏子「う、うるさいうるさい!それより、もうすぐ着くぞ」
マミ「ええ、今晩もさっさと片付けちゃいましょうか!」
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 22:59:09.10 ID:5fT6kSMn0
「駄目っ!それは駄目!!みんな死んじゃう!!」
「邪魔してはいけません!!」
ほむら「あの声…まどか!?」
マミ「それに仁美さん…大変!もしかしたら魔女のせいで何か!?」
ヒュッ
杏子「私の友達に、何すんだよぉぉ!!」ズッシャアアァァッ!!
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 23:04:51.78 ID:5fT6kSMn0
杏子「はぁっ、はぁっ、みんな、無事か?」
ほむら「ええ、あなたがあっという間に魔女を片付けてくれたおかげでね」シュンッ
マミ「全く、杏子はこういう時の手の速さは一番なんだから。私達二人とも出番が無かったわ」シュンッ
まどか「杏子ちゃん、お疲れ様」
さやか「私達二人じゃこんなに大勢の人どうにもできなくてさぁ、まったく、ヒヤヒヤしたよ」
ファンファンファンファン――
マミ「さて、陰に隠れて悪を討つ私達はおいとましましょうか」
ほむら「そうね、じゃあみんな、明日学校で」
杏子「それは私への嫌味かぁ~?」
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 23:17:02.59 ID:5fT6kSMn0
恭介「さやかの言ったとおり、本当に奇跡だよね、これ」パラパラ
さやか「うん。それも、こんなにたくさん…」
恭介「……この前はさ、さやかに酷い事言っちゃったよね。
こんなにも世界には奇跡が溢れているのに、自分から知ろうともせずにさ」
さやか「気にしなくていーの!ちっちゃいけど希望が見えたんだから、また一緒にガンバローよ!」
恭介「その事だけどさ…さやか」がしっ
さやか「えっ、ちょ、手なんか握って…どうしたのさ恭介//////」
恭介「僕が思ってたよりも、君は僕を思っていてくれた。
気付くのが遅くなっちゃったけどさ、良かったら…」
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 23:19:07.50 ID:5fT6kSMn0
――――――――
仁美「まぁ、二人はやっぱりラブラブですのね。私が焚きつける必要もありませんでしたわ」ニコニコ
まどか「仁美ちゃん良くないよー、こんなの覗きだよ。ばれたら怒られちゃうよー…」
通りすがりの看護婦さん「あら、あなた達も恭介君のお見舞い?いいわねー、彼モテモテで!」
さやか「こらそこー、何見てんのよー!////」
まどか・仁美「わー、逃げろー!」
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 23:24:24.14 ID:8kT777/nO
てーてーてーてて てーてーてーてて てーてーてー
あんこちゃーんあんこちゃーん すきすきー 119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 23:27:29.31 ID:5fT6kSMn0
杏子「あのさー、マミ」
マミ「?なにかしら」
杏子「私も遠い親戚からそこそこの援助してもらって一人暮らししてるって言ったじゃん」
マミ「それで足りない分を魔法を使ったインチキ賭博で稼いでるんだったわね、
まさかまだやってるの?やめろって言ったわよね?」
杏子「そ、そんなんじゃないよ……
たださ、私の場合は同じ一人暮らしでもあんまり自炊とかして無くてさ…」チラーリウワメヅカイ
マミ「…もしかして、私に教えて欲しいって言うのかしら」
杏子「イエス。教えてください!マミさま女神さま~」ドゲーザ
マミ「もう、しょうがないわね。そのかわり厳しく行くわよ?良いお嫁さんになれるぐらいね」
杏子「(お、お嫁さん!?)……が、頑張ります」
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 23:44:23.44 ID:5fT6kSMn0
下校ちう。
仁美「さやかさんはもう上条さんの事で頭が一杯みたいですわね」
まどか「うん、隙あらば『恭介はさあ…』って感じだよねえ」
ほむら「でも、さやかが幸せならそれでよかったよね。
上条君も自分に出来る範囲で頑張ってるみたいだし」
仁美「こないだも病室で二人っきりのお勉強会…はぁぁ、うらやましいですわー」ヒラヒラ
まどか「そういえば、そのせいか前はさやかちゃんがいたポジションに
ほむらちゃんがすっぽり入った感じだよね~」
仁美「まぁ、暁美さんたらこれを狙って調べ物に精をだしてましたの?腹黒いんですのね~」
ほむら「ち、違うよ。元々それを提案したのは杏子とマミさんだったし…」
まどか「えっ、杏子ちゃんが?マミさんはわかるけど」
仁美「まどかさん、その言い方はちょっと…」
スッ クルクル シュタ
杏子「なんだ~まどか、私がさやかのために何かしようと思っちゃ悪いのかよ」ギリギリ
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 23:46:13.38 ID:5fT6kSMn0
まどか「きょ、杏子ちゃん!?なんで…」
マミ「今日は私の家に来る予定だったから、わざわざ私を迎えに来てくれたのね」
まどか「あっ、マミさん。そっかーそーだったんですねー」タラリ
杏子「まどかー!覚悟しろー!」
まどか「きゃー!」
ほむら(こんな風になったのは今回が初めてだなぁ)
ほむら(私も、こんなに普通の女の子みたいにできるなんて…夢みたい)
ほむら(絶対……ワルプルギスの夜にも、キュゥべえにも負けたりしない。
私は、今度こそまどかとの約束を……)
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 23:55:30.40 ID:5fT6kSMn0
――――――――
ドカッ バキッ
杏子「おい、ほむら!あんまし笑えない冗談言うもんじゃねえぞ!」
マミ「そうね、さやかさんが魔女になる可能性があるっていうのは…にわかには信じがたいわ」
ほむら「……もちろん、それなりの根拠はあるの。
これから話す事の前提として、私の能力は知っての通り時間の操作」
杏子「それとこの話に、何の関係があるんだよ!」
ほむら「この力は、その気になれば過去の自分に遡る事が出来る…
つまり、失敗した何かをやり直せるの」
マミ「…ごめんなさい。まだ話が見えないのだけれど、まさかあなたの根拠っていうのは」
ほむら「ご明察、タイムスリップよ」
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 00:04:45.20 ID:reYaimwp0
杏子「嘘だろ…魔法少女の本体がソウルジェムで、
そのソウルジェムが穢れきったら…私も、あんな魔女みたいになるのかよ……!」
マミ「私が今までしてきた事って、
願い事を叶えたかっただけの女の子の成れの果てを殺して回る事だったの…?」
ほむら「うん…わたしもそれを知った時は、毎回ダメになっちゃいそうだった…
でも、それがわたし達の戦わなきゃいけない運命なのよ」
杏子「そんなの…絶対おかしいよ……」
マミ「何か、何か方法は無いの!?蔓延る魔女の振りまく呪いを止めさせたり、
私たちが普通の女の子に戻るための方法は??
ねえ、あなた色々知ってるんでしょう…教えてよ……」
ほむら「…………」
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 00:11:44.26 ID:reYaimwp0
ほむら「…一度魔女になった魔法少女は元に戻る事は無いし、
かといって魔女退治を戸惑えば、足踏みした時間の分だけ誰かが不幸になる」
マミ「イヤよ……」
杏子「さやかも、何度も魔女になった事あるんだろ……わたしも他人事じゃないんだ…あはは」
ヒョコッ
QB「やれやれ、そういうカラクリだったんだね?暁美ほむら」
杏子「テメェ!どの面下げて来やがった!」ガシッ
QB「やれやれ、君達はそれだけの運命を背負う事になっても叶えたい願いがあったんだろう?
そしてそれは叶ったんだろう?何で僕が責められるのさ。全く、訳がわからないよ」
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 00:16:06.01 ID:reYaimwp0
ほむら「そいつをいくら脅しても、元には戻れないわ」
マミ「それは…もう試した事があるって顔ね…」
ほむら「肯定よ…」
杏子「……ちっ、くしょぉぉっ!!!」
QB「君達のおかげでまどかもさやかもなかなか契約してくれないし、本当困ってるんだよねー。そこで」
杏子「黙れ」
QB「良い提案があるんだけど」
杏子「黙れ」
QB「彼女達に」
杏子「黙れって言ってんだろぉぉ!!」ザシュッ
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 00:19:47.41 ID:reYaimwp0
QB「体はいくら壊されても替えがあるんだけどさ、
やめてくれないかなぁ。もったいないじゃないか」ハグハグ
杏子「もう、いやぁ……」
マミ「これは夢よ…悪い夢を見てるんだわ…」
杏子「そうだ、夢だよ…そうでなきゃこんな理不尽な事、あってたまるか……」
ほむら「たしかに悪夢ね…それも私なんてとびきり長い悪夢を見てるようだわ…でも!」
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 00:25:00.45 ID:reYaimwp0
ほむら「わたしは魔法少女になった事で掴んだ幸せもあると思ってる。
まどかとさやかと仁美と……あなた達と友達になれた事とか!」
ほむら「だから、掴んだ幸せのブンだけの不幸な運命と戦う。戦える、勝ってみせる!」
マミ「……幸せの分だけ」
杏子「不幸と戦う……?」
QB「やれやれ、やっと落ち着いたようだね。そこで改めて提案なんだけど、
まどかとさやかに『私を普通の女の子に戻して』とお願いするように頼めばいい。
僕のほうはいつでも契約の準備は出来ているからね」
マミ・杏子「「それには及ばないわ(ないよ)!!」」
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 00:32:16.35 ID:reYaimwp0
杏子「私も、親父が笑顔だったあの時間はとっても幸せだった!」
マミ「私も、最初はなんで『家族みんなを助けて』と願わなかったのか自分を呪ったけど、
自分だけでも生きてる喜びは十分かみ締めた…!」
QB「それでもいずれは君達も魔女になってしまうんだよ?それでもいいのかい?」
マミ「私は構わない。そのときが来る直前に、自分の手でソウルジェムを砕いてみせる!」
杏子「万一自分で出来なくたって、代わりにそれをしてくれる仲間もいるしな!」
ほむら「そうよ、私達は一人じゃない。
一人じゃないから、喜びも悲しみも分け合えるから背負って行ける!」
マミ「私は!」
杏子「私達は!」
ほむら・マミ・杏子「「「魔法少女だから!!」」」
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 00:37:25.79 ID:reYaimwp0
――――――――
ほむら「…………」ニヨニヨ
仁美「あら?どうかしましたの?暁美さん」
ほむら「いえ、別に。ちょっと思い出し笑い…かな」
――今回は、本当にどんな奇跡でも起こせそうだよ、まどか。
――絶対、絶対、幸せな未来を掴んで見せるよ。
――だって、『希望』の対価は『絶望』じゃなくて、『努力』や『協力』でまかなえるはずだから。
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 00:51:17.29 ID:reYaimwp0
――VSワルプルギスの夜、2時間前――
ほむら「みんな、もう一回確認するね。今までのパターンから推測すると、出現ポイントと攻撃方法は…」
マミ「もういいわ、ほむら」ポン
杏子「そんなに硬くなってちゃ、勝てるもんも勝てなくなるぞ?
それよりさ、マミに習って私もクッキー焼いてみたんだよ。ほれ」ガサガサ
ほむら「もう、真面目にやってよ!もうすぐ世界の危機が訪れるんだから…」
マミ「大丈夫よ、ほむら。まどかさんもさやかさんも、
絶対キュゥべえの誘いに乗らないように、全てを話した上でお願いしておいたでしょう?」
ほむら「そっちは大丈夫かもしれないけど、でも……」
杏子「今頃三人は恭介とお勉強会。心配事は何も無い。
あとはあたし達が気張りすぎずにやるだけ、さ」
ほむら「ううぅ…でも、ここで上手くやらないと」
マミ「大丈夫ったら大丈夫。お互いを信じましょう」
杏子「マミの言うとおりさ。それから…ほら、私の処女作だぜ。味は試食したまどかのお墨付きだ」
杏子「くうかい?」
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 00:56:48.44 ID:j9d80HBd0
乙っちまどまど!
おもしろかた!よ! 142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 01:00:56.62 ID:kr/Y5EpF0
乙
締めがあんこちゃんとはいいね 109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 22:54:57.46 ID:BP9vKZOY0
( ( ) ( ) ) \////:/: : : : :/: \: : ノ: : : ヽ: : :ヽ//////: : :ヽ
( ) ( ) ( ノ ,.r: : : : :/ : : :: : : : : :l: : : : : : : : :ヽ: : : ヽ//: : : : : :ヽ
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/ :`y'、ソ、)、ソ、y、)',,::彡",ヽ, :/: :/: i: : : : :| ヽ ヽ: : : : : |、:i、: : : : : : i: :|: i:ヽ: : :ヽ: : |
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r'=、 , ::i )/i y )、) 'y k彡,,"」.l: : :|: :|ヽ: : | l ヽ >:'´: | l| l: : : : : l:|: :,__: l: : : :|: :|
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`ー-'=ー"ニ=ー~"`^ .|:l |: : : : : |:l ゝ_i_ヽ rイ-,//} |: : : :イ:|/`ヽ l: : : : |:|
/ l ト、 \ l:| ヽ: : : : i r―r- 、 Γゝ' }.|: : :/ リ ヽ , /: : i: :|V 食うかい?
〃ミ ,r''f! l! ヽ. l ヽ: : : : l r'//} ゝ‐'゙ ,.l: / / r‐'´/: : :/: /
ノ , ,イ,: l! , ,j! , ト、 ! \: :ヽ ゝ ' /// /'´ r--:'/: : :/:/
/ ィ,/ :' ':. l ヽ. .|:.\lヽ/// ' /: : :/: : :/:/
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/' ヽ. リ l:/ __ ー ヽ 、 __ ,イ | ヽ: : : : : :/
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